C2形容詞ラテン系

innocuousの語源と意味

/ɪˈnɑːkjuəs/イナキュアス

無害な、当たり障りのない

パーツに分けると

in接頭辞〜でないラテン語 in-
nocu語根害するラテン語 nocere
ous接尾辞〜の性質の

〜でない+害する → 害のない → 当たり障りのない

コアイメージ
害を与えない

innocuous の語源ストーリー

innocuous と innocent は、同じラテン語 nocere「害する」から生まれた兄弟です。どちらも頭に否定の in- が付き、「害を与えない」が元の意味です。innocent は人について「罪のない」へ進みました。innocuous は物事について「無害な」の意味を守っています。今は a seemingly innocuous remark(一見なんでもない発言)のように、「当たり障りのない」の意味でよく使われます。nocere をさらにさかのぼると、印欧祖語の「死」を表す語に行き着きます。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *nek-
    死
  2. 2
    ラテン語
    nocere
    害する
  3. 3
    ラテン語
    innocuus
    害のない
  4. 4
    英語16世紀末
    innocuous

例文

What began as an innocuous software update ended up crippling airport systems worldwide.
無害に見えたソフトウェア更新が、結果として世界中の空港システムを麻痺させることになった。

よく使う形:a seemingly innocuous remark(一見当たり障りのない発言)

暗記フック

nocere=害する。innocent(無罪の)と同じ「害なし」構造

入試・使い方のポイント

innocuous は「物事が無害で目立たない」。harmless とほぼ同じ。人の「無罪」は innocent を使う。

受験ミニ情報 seemingly innocuous(一見無害な)は難関私大の長文で頻出。アクセントは第2音節 in-NOC。

派生語・言い換え受験で問われる形

innocuously副詞 当たり障りなく

言い換え(同じような意味)

harmless無害な
inoffensive不快感を与えない

同じ語源の仲間(5語)

語根 noc(害する)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

スペイン語inocuo無害な
イタリア語innocuo無害な

語源で推理!ミニクイズ

innocuous と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

innocuousの語源は?

ラテン語 in-(否定)+ nocere(害する)。「害を与えない」が原義 innocuous と innocent は、同じラテン語 nocere「害する」から生まれた兄弟です。どちらも頭に否定の in- が付き、「害を与えない」が元の意味です。

innocuousの意味は?

無害な、当たり障りのない(形容詞)。コアイメージは「害を与えない」です。

innocuousの覚え方は?

nocere=害する。innocent(無罪の)と同じ「害なし」構造 同じ語源の innocent・noxious・obnoxious とまとめて覚えると効率的です。

innocuousの発音は?

/ɪˈnɑːkjuəs/(イナキュアス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。