C2形容詞ラテン系

ineptの語源と意味

/ɪˈnɛpt/イネプト

無能な、不器用な

パーツに分けると

in接頭辞〜でないラテン語 in-
ept語根合った・適したラテン語 aptus

〜でない+適した → 場に合わない → 不器用な・無能な

コアイメージ
ぴったり合わない

inept の語源ストーリー

inept の ept は、ラテン語 aptus「ぴったり合った」が形を変えたものです。ラテン語では前に in- が付くと、a が e に変わることがありました。英語には apt(適切な)もあり、inept と inapt という似た2語が並んでいます。inapt は「場にそぐわない」という元の意味に近く、inept は「下手な・へまな」の意味で使われます。英語に入ったのは16世紀です。今は inept handling(まずい対応)のように、能力不足を責めるときに使います。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    aptus
    合った、適した
  2. 2
    ラテン語
    ineptus
    不適当な、ばかげた
  3. 3
    フランス語
    inepte
    不適当な
  4. 4
    英語16世紀
    inept

例文

The government's inept handling of the evacuation drew fierce criticism from all parties.
政府の避難対応のまずさは、あらゆる政党から激しい批判を浴びた。

よく使う形:an inept response(不手際な対応)

暗記フック

apt(適切な)+否定in。「アプト(適性)なし」→不器用・無能

入試・使い方のポイント

be inept at A(Aが下手だ)。inept は能力そのもの、clumsy は動作の不器用さに使うことが多い。

受験ミニ情報 反意語に adept(熟達した)がある。inept と adept の対比、ineptitude(不手際)の名詞形が難関大で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

ineptitude名詞 無能・不手際
ineptly副詞 へたに

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

apt適切な・〜しがちなaptitude適性adapt適応させる
inapt不適切な
ineptitude無能・不手際

語根 apt(ぴったり合わせる、適した)の単語をすべて見る →

語源で推理!ミニクイズ

inept と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

ineptの語源は?

ラテン語 in-(否定)+ aptus(適した)。「適していない」が原義 inept の ept は、ラテン語 aptus「ぴったり合った」が形を変えたものです。ラテン語では前に in- が付くと、a が e に変わることがありました。

ineptの意味は?

無能な、不器用な(形容詞)。コアイメージは「ぴったり合わない」です。

ineptの覚え方は?

apt(適切な)+否定in。「アプト(適性)なし」→不器用・無能 同じ語源の apt・aptitude・adapt とまとめて覚えると効率的です。

ineptの発音は?

/ɪˈnɛpt/(イネプト)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。