C2名詞ラテン系

dissonanceの語源と意味

/ˈdɪsənəns/ディソナンス

不協和、不一致

パーツに分けると

dis接頭辞離れてラテン語 dis-
son語根音ラテン語 sonare
ance接尾辞状態

離れて+鳴る+状態 → 音がかみ合わない → 不協和・不一致

コアイメージ
音どうしがぶつかる

dissonance の語源ストーリー

dissonance は、もとは音楽の言葉です。同時に鳴らした音が、きれいに溶け合わずぶつかる状態を指します。反対の consonance は「共に鳴る」で、よく響き合う和音のことです。文法の consonant(子音)も、母音と「共に鳴る」音という意味から来ています。1950年代、アメリカの心理学者が cognitive dissonance(認知的不協和)という考えを示しました。自分の信念と行動が食い違うときの、落ち着かない気持ちのことです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    sonare
    鳴る
  2. 2
    ラテン語
    dissonare
    調子はずれに鳴る
  3. 3
    後期ラテン語
    dissonantia
    不協和
  4. 4
    英語15世紀前半
    dissonance

例文

There is a growing cognitive dissonance between what leaders say and do.
指導者たちの言動の間には、認知的不協和が拡大しつつある。

よく使う形:cognitive dissonance(認知的不協和)

暗記フック

sonic(音の)と同根son=音。disで「音が食い違う」不協和

入試・使い方のポイント

音楽では「不協和音」、比喩では「(考え・感情の)不一致」。cognitive dissonance は心理の定番用語。

受験ミニ情報 アクセントは第1音節 DIS-so-nance。cognitive dissonance は国公立二次・早慶の心理学長文で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

dissonant形容詞 不協和の・調和しない

言い換え(同じような意味)

discord不一致・不協和
disharmony不調和
conflict衝突

同じ語源の仲間(6語)

consonant子音(共に鳴る)
sonic音の
resonance共鳴(鳴り返す)
unison斉唱(1つの音)
sonnet14行詩(小さな歌)
sound音

語根 son(音)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語dissonance不協和音

よくある質問

dissonanceの語源は?

dis(離れて)+son(音 ← sonare)+ance(名詞)→ 音がかみ合わないこと dissonance は、もとは音楽の言葉です。同時に鳴らした音が、きれいに溶け合わずぶつかる状態を指します。

dissonanceの意味は?

不協和、不一致(名詞)。コアイメージは「音どうしがぶつかる」です。

dissonanceの覚え方は?

sonic(音の)と同根son=音。disで「音が食い違う」不協和 同じ語源の consonant・sonic・resonance とまとめて覚えると効率的です。

dissonanceの発音は?

/ˈdɪsənəns/(ディソナンス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。