C2形容詞ラテン系

despondentの語源と意味

/dɪˈspɑːndənt/ディスパンデント

落胆した、意気消沈した

パーツに分けると

de接頭辞離れてラテン語 de
spond語根誓う・約束するラテン語 spondere
ent接尾辞〜しているラテン語 -ens

離れて+約束する → 心を手放す → 落胆した

コアイメージ
気力を手放した

despondent の語源ストーリー

despondent の元、ラテン語 despondere には「娘を嫁にやる約束をする」という意味がありました。約束して手放すことから、「あきらめて手放す」の意味が生まれます。despondere animum は「心を手放す」、つまり「気落ちする」です。英語の despond(落胆する)は17世紀半ばに登場しました。1678年のバニヤンの寓話『天路歴程』には、旅人が沈みこむ「落胆の沼」が出てきます。原題では the Slough of Despond と書かれています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    spondere
    厳かに約束する
  2. 2
    ラテン語
    despondere
    (娘を)嫁にやると約束する、手放す、気落ちする
  3. 3
    ラテン語
    despondens
    気落ちしている(現在分詞)
  4. 4
    英語17世紀末
    despondent

例文

Many young graduates grew despondent after months of fruitless job hunting.
多くの若い卒業生が、数か月に及ぶ実りのない就職活動の末に意気消沈した。

よく使う形:feel despondent about the future(将来に絶望的な気分になる)

暗記フック

respond(応じる)と同じspond=約束。「未来への約束を手放した」状態が despondent

入試・使い方のポイント

despondent about / over 〜(〜のことで落胆した)。depressed・discouraged より改まった書き言葉。

受験ミニ情報 アクセントは第2音節 de-SPON-dent。難関私大の同意語問題で dejected・disheartened と組で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

despondency名詞 落胆
despondently副詞 がっかりして

言い換え(同じような意味)

dejected落胆した
discouragedがっかりした
downhearted意気消沈した

同じ語源の仲間(5語)

語根 spond(誓う・応じる)の単語をすべて見る →

語源で推理!ミニクイズ

despondent と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

despondentの語源は?

de(離れて)+spond(約束する ← spondēre)+ent → 希望を約束できなくなった → 落胆した despondent の元、ラテン語 despondere には「娘を嫁にやる約束をする」という意味がありました。約束して手放すことから、「あきらめて手放す」の意味が生まれます。

despondentの意味は?

落胆した、意気消沈した(形容詞)。コアイメージは「気力を手放した」です。

despondentの覚え方は?

respond(応じる)と同じspond=約束。「未来への約束を手放した」状態が despondent 同じ語源の respond・responsible・sponsor とまとめて覚えると効率的です。

despondentの発音は?

/dɪˈspɑːndənt/(ディスパンデント)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。