C1名詞ラテン系

casualtyの語源と意味

/ˈkæʒuəlti/キャジュアルティ

死傷者、犠牲者

パーツに分けると

cas語根落ちる・起こるラテン語 casus
ual接尾辞〜のラテン語 -alis
ty接尾辞こと・状態ラテン語 -itas

偶然の+こと → 不慮の出来事 → 事故の被害 → 死傷者

コアイメージ
偶然降りかかった災い

casualty の語源ストーリー

casualty は15世紀、「偶然の出来事・事故」という意味で使われ始めました。casual「偶然の」に、名詞を作る -ty がついた形です。やがて「事故で受けた損害」を指すようになります。そこから戦争や災害で「失われた人」、つまり死傷者の意味が強くなりました。今では「偶然」の感じはほぼ消えています。イギリスの病院では、救急外来を今も Casualty と呼びます。事故などのけが人(casualties)を受け入れる場所だからです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    casus
    落ちること・偶然
  2. 2
    ラテン語
    casualitas
    偶然の出来事
  3. 3
    英語15世紀
    casualty

例文

Humanitarian agencies reported that civilian casualties had risen sharply since the bombing campaign intensified last month.
人道支援機関は、先月から空爆作戦が激化して以降、民間人の死傷者数が急増したと報告した。

よく使う形:civilian casualties(民間人の死傷者)

暗記フック

casual(偶然の)+ty→戦争などで偶然生じた犠牲者=casualty

入試・使い方のポイント

casualties は死者だけでなく負傷者も含む。死者だけなら deaths・fatalities。heavy casualties(多数の死傷者)が定番。

受験ミニ情報 ニュース英語・長文で頻出。suffer heavy casualties(大きな人的被害を出す)。the casualty toll(死傷者数)。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

victim犠牲者・被害者
fatality死者(事故・災害の)
the dead and injured死傷者

同じ語源の仲間(5語)

語根 cad(落ちる、起こる)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

スペイン語casualidad偶然

語源で推理!ミニクイズ

casualty と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

casualtyの語源は?

casual(cadere「落ちる、偶然起こる」由来)+ty→ 偶然の出来事で生じた被害 casualty は15世紀、「偶然の出来事・事故」という意味で使われ始めました。casual「偶然の」に、名詞を作る -ty がついた形です。

casualtyの意味は?

死傷者、犠牲者(名詞)。コアイメージは「偶然降りかかった災い」です。

casualtyの覚え方は?

casual(偶然の)+ty→戦争などで偶然生じた犠牲者=casualty 同じ語源の casual・case・accident とまとめて覚えると効率的です。

casualtyの発音は?

/ˈkæʒuəlti/(キャジュアルティ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。