C1形容詞ラテン系

avidの語源と意味

/ˈævɪd/アヴィッド

熱心な、貪欲な

パーツに分けると

av語根強く欲しがるラテン語 avere
id接尾辞〜の状態の

強く欲しがる+状態 → 欲ばりな → 熱心な・熱烈な

コアイメージ
がつがつ欲しがる

avid の語源ストーリー

ラテン語 avidus は「食べ物やお金をがつがつ欲しがる」という、あまり良くない語でした。同じ avere「強く欲しがる」から avarus「欲ばりな」も生まれ、こちらは avarice「強欲」になりました。avid が英語に入ったのは18世紀後半です。英語では欲の向きが趣味や学びに変わり、「熱心な」というほめ言葉になりました。an avid reader は「本をむさぼるように読む人」です。同じ祖先でも、avarice とは評価が正反対です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    avere
    強く欲しがる
  2. 2
    ラテン語
    avidus
    欲ばりな・熱望する
  3. 3
    フランス語
    avide
    貪欲な
  4. 4
    英語18世紀後半
    avid

例文

Avid readers tend to develop larger vocabularies and stronger empathy than non-readers.
熱心な読書家は、本を読まない人に比べて語彙が豊かになり、共感力も高くなる傾向がある。

よく使う形:an avid reader(熱心な読書家)

暗記フック

「アビッと食いつく」ほど熱心、と音で覚える。an avid reader/fan(熱心な読書家・ファン)のコロケーションがほぼ固定

入試・使い方のポイント

an avid reader / fan / collector(熱心な読書家・ファン・収集家)がほぼ決まった形。be avid for 〜は「〜を渇望する」。

受験ミニ情報 avid=enthusiastic の言い換えが英検準1級・難関私大の語彙問題で頻出。名詞の前に置く限定用法が中心。

派生語・言い換え受験で問われる形

avidly副詞 熱心に
avidity名詞 熱望

言い換え(同じような意味)

keen熱心なeager熱望して
enthusiastic熱狂的な

同じ語源の仲間(4語)

avidity熱望・貪欲
avidly熱心に・むさぼるように
avarice強欲
avaricious強欲な

ほかの言語の兄弟

フランス語avide貪欲な
スペイン語ávido熱望する
イタリア語avido貪欲な

よくある質問

avidの語源は?

av(切望する ← avere)+id → 強く欲しがる → 熱心な ラテン語 avidus は「食べ物やお金をがつがつ欲しがる」という、あまり良くない語でした。同じ avere「強く欲しがる」から avarus「欲ばりな」も生まれ、こちらは avarice「強欲」になりました。

avidの意味は?

熱心な、貪欲な(形容詞)。コアイメージは「がつがつ欲しがる」です。

avidの覚え方は?

「アビッと食いつく」ほど熱心、と音で覚える。an avid reader/fan(熱心な読書家・ファン)のコロケーションがほぼ固定 同じ語源の avidity・avidly・avarice とまとめて覚えると効率的です。

avidの発音は?

/ˈævɪd/(アヴィッド)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。