B2名詞ラテン系

assetの語源と意味

/ˈæset/アセット

資産、財産;強み

絵で分かる語源

asset の語源のイメージ:借金を払うに十分な財
借金を払うに十分な財
as接頭辞〜までラテン語 ad
set語根十分にラテン語 satis

〜まで+十分 → 返済に足りる財産 → 資産・強み

asset の語源ストーリー

asset は、アングロ=ノルマン語の asetz「十分に」から来ています。元をたどると、ラテン語 ad satis「十分なところまで」です。中世の法律では、亡くなった人の財産のうち、借金を払うのに「十分なだけ」の分をこう呼びました。この assets は、英語では語尾の s のせいで複数形に見えました。そこで19世紀に、s を取った単数形 asset が作られました。つまり、単数形の方が新しい語です。フランス語では今も assez が「十分に」を意味します。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    ad satis
    十分なところまで
  2. 2
    古フランス語
    asez
    十分に
  3. 3
    アングロ=ノルマン語
    asetz
    (返済に)十分な財産
  4. 4
    英語16世紀(単数形は19世紀)
    assets → asset

例文

Her fluency in three languages is a great asset in the tourism industry.
3か国語を流ちょうに話せることは、観光業界では大きな強みだ。

よく使う形:a valuable asset(貴重な資産・人材)

暗記フック

satis は「十分」。satisfy(満足させる)と同族。「借金を返すのに十分なもの」→資産・強み

入試・使い方のポイント

人にも使う:She is a great asset to the team.(チームの宝だ)。assets and liabilities(資産と負債)は経済の長文頻出。

受験ミニ情報 アクセントは第1音節 AS-set。「強み」の意味で strength / advantage と言い換える問題が出る。反対語は liability。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(4語)

ほかの言語の兄弟

フランス語assez十分に・かなり
イタリア語assaiとても・十分に

語源で推理!ミニクイズ

asset と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

assetの語源は?

ラテン語 ad satis(十分に)→ 古フランス語 asez(十分)→ 借金の返済に「十分な」財産 asset は、アングロ=ノルマン語の asetz「十分に」から来ています。元をたどると、ラテン語 ad satis「十分なところまで」です。

assetの意味は?

資産、財産;強み(名詞)。コアイメージは「借金を払うに十分な財」です。

assetの覚え方は?

satis は「十分」。satisfy(満足させる)と同族。「借金を返すのに十分なもの」→資産・強み 同じ語源の satisfy・satisfaction・satiate とまとめて覚えると効率的です。

assetの発音は?

/ˈæset/(アセット)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。