C1動詞ラテン系

ascribeの語源と意味

/əˈskraɪb/アスクライブ

を〜のせいにする、〜に帰する

パーツに分けると

a接頭辞〜にラテン語 ad
scribe語根書くラテン語 scribere

〜に+書く → 〜の名を書き加える → 〜のせいにする

コアイメージ
名前を書き加える

ascribe の語源ストーリー

ローマで ascribere と言えば、名簿に名前を「書き加える」ことでした。新しい植民地の住民や市民を登録するときにも使われました。そこから「あるものを誰かの側に書き入れる」になります。原因の欄に名前を書けば「〜のせいにする」、作者の欄なら「〜の作とする」です。英語に入った14世紀ごろは、フランス語風に ascriven と言いました。その後、ラテン語のつづりに合わせて ascribe になりました。describe や prescribe も同じ scribere の仲間です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    scribere
    書く
  2. 2
    ラテン語
    ascribere
    書き加える、名簿に入れる
  3. 3
    古フランス語
    ascrire
    書き加える
  4. 4
    中英語
    ascriven
    帰する
  5. 5
    英語14世紀(今のつづりは後から)
    ascribe

例文

Historians ascribe the empire's decline to a combination of plague, inflation, and military overreach.
歴史家たちは、その帝国の衰退を疫病・インフレ・軍事的拡大のしすぎの複合要因に帰している。

よく使う形:ascribe A to B(AをBのせいだと考える)

暗記フック

scrib=書く はdescribe・subscribeの仲間。「原因欄にその名前を書き込む」=〜のせいにする。ascribe A to B=attribute A to B の言い換え頻出

入試・使い方のポイント

ascribe A to B(AをBのせいにする・Bの作とする)。to は前置詞なので後ろは名詞・動名詞。

受験ミニ情報 ascribe A to B=attribute A to B の書き換えが頻出。owe A to B(AはBのおかげ)とも並べて出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

ascription名詞 帰属・帰すること

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(6語)

語根 scrib(書く)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語écrire書く
イタリア語ascrivere帰する

語源で推理!ミニクイズ

ascribe と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

ascribeの語源は?

a(〜へ)+scribe(書く ← scribere)→ 〜のものだと帳簿に書き込む → 〜に帰する ローマで ascribere と言えば、名簿に名前を「書き加える」ことでした。新しい植民地の住民や市民を登録するときにも使われました。

ascribeの意味は?

を〜のせいにする、〜に帰する(動詞)。コアイメージは「名前を書き加える」です。

ascribeの覚え方は?

scrib=書く はdescribe・subscribeの仲間。「原因欄にその名前を書き込む」=〜のせいにする。ascribe A to B=attribute A to B の言い換え頻出 同じ語源の describe・prescribe・subscribe とまとめて覚えると効率的です。

ascribeの発音は?

/əˈskraɪb/(アスクライブ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。