C1名詞ラテン系

apprehensionの語源と意味

/ˌæprɪˈhenʃən/アプリヘンション

不安、懸念;理解;逮捕

パーツに分けると

ap接頭辞〜にラテン語 ad
prehens語根つかむラテン語 prehendere
ion接尾辞〜することラテン語 -io

〜に+つかむ+こと → 心でつかむ → 理解・不安

コアイメージ
心が何かにつかまれる

apprehension の語源ストーリー

apprehension が英語に入った14世紀ごろ、意味は「理解」でした。ものごとを心でつかむことです。ところが17世紀ごろから「これから起こる悪いことを心配する」の意味が広がりました。まだ起きていない不幸を、先に心でつかんでしまう状態です。今ではこの「不安」がいちばんよく使われる意味です。警察の文脈では、犯人を「つかまえること」つまり逮捕も指します。1つの名詞に、理解・不安・逮捕の3つが同居しています。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    prehendere
    つかむ
  2. 2
    後期ラテン語
    apprehensio
    つかむこと
  3. 3
    古フランス語
    apprehension
    理解
  4. 4
    英語14世紀
    apprehension

例文

Many teachers view AI grading tools with apprehension, fearing they will miss the nuances of student writing.
多くの教師は、AI採点ツールが生徒の文章の機微を見落とすのではないかと不安の目で見ている。

よく使う形:with apprehension(不安を抱いて)

暗記フック

prehend=つかむ はcomprehend(完全につかむ=理解する)の仲間。「不安が心をつかむ/意味を頭でつかむ/警察が犯人をつかむ」の3義

入試・使い方のポイント

長文では「不安」の意味が中心。with apprehension(不安な気持ちで)の形が多い。

受験ミニ情報 be apprehensive about A(Aを心配している)が頻出。= be anxious about A の言い換えで問われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

apprehensive形容詞 不安な・気づかう
apprehend動詞 逮捕する・理解する

言い換え(同じような意味)

anxiety不安
unease落ち着かない気持ち
fear恐れ

同じ語源の仲間(5語)

apprehend逮捕する・理解する
comprehension理解(すっかりつかむこと)
misapprehension誤解(まちがってつかむこと)
prison刑務所
surprise驚き

語根 prehend(つかむ)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語appréhension不安
スペイン語aprensión不安

語源で推理!ミニクイズ

apprehension と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

apprehensionの語源は?

ap(〜へ)+prehens(つかむ ← prehendere)+ion → 心をつかまれること → 不安/頭でつかむこと → 理解 apprehension が英語に入った14世紀ごろ、意味は「理解」でした。ものごとを心でつかむことです。

apprehensionの意味は?

不安、懸念;理解;逮捕(名詞)。コアイメージは「心が何かにつかまれる」です。

apprehensionの覚え方は?

prehend=つかむ はcomprehend(完全につかむ=理解する)の仲間。「不安が心をつかむ/意味を頭でつかむ/警察が犯人をつかむ」の3義 同じ語源の apprehend・comprehension・misapprehension とまとめて覚えると効率的です。

apprehensionの発音は?

/ˌæprɪˈhenʃən/(アプリヘンション)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。