B2名詞ラテン系

acidの語源と意味

/ˈæsɪd/アシッド

酸;(形容詞的に)酸性の

絵で分かる語源

acid の語源のイメージ:舌を刺す酸っぱさ
舌を刺す酸っぱさ
ac語根鋭い・酸っぱいラテン語 acere
id接尾辞〜の性質のラテン語 -idus

酸っぱい+性質 → 舌を刺す味 → 酸

acid の語源ストーリー

acid は、ラテン語 acidus「酸っぱい」から17世紀に英語に入りました。元をたどると「鋭い」を表す古い語にさかのぼります。舌をちくっと刺す味が「鋭い味」だったのです。18世紀、フランスの化学者ラヴォアジエは、酸にはどれも酸素が含まれると考えました。そこでギリシャ語の「鋭い(酸っぱい)」と「生む」を合わせて oxygène と名づけました。日本語の「酸素」も「酸の素」という意味です。ただしこの考えは、のちに誤りと分かりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    印欧祖語
    *ak-
    鋭い
  2. 2
    ラテン語
    acere
    酸っぱい
  3. 3
    ラテン語
    acidus
    酸っぱい
  4. 4
    英語17世紀
    acid

例文

Acid rain has damaged forests and lakes in many industrial regions.
酸性雨は多くの工業地域で森林や湖に被害を与えてきた。

よく使う形:acid rain(酸性雨)

暗記フック

ac は「鋭い」。acute(鋭い)と同族で、舌をチクッと刺す味が「酸」。acid rain(酸性雨)は環境問題長文の定番

入試・使い方のポイント

acid rain(酸性雨)は環境長文の定番。形容詞 acidic(酸性の)と反対の alkaline(アルカリ性の)もセットで覚える。

受験ミニ情報 acid には「辛辣な」の意味もあり、acid remarks(辛辣な発言)。発音は「アシッド」で c は s の音。

派生語・言い換え受験で問われる形

acidic形容詞 酸性の
acidity名詞 酸性度・酸味

言い換え(同じような意味)

sour酸っぱい
sharp鋭い・辛辣な

同じ語源の仲間(5語)

語根 acr(鋭い、尖った、酸っぱい)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語acide酸
スペイン語ácido酸

語源で推理!ミニクイズ

acid と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

acidの語源は?

ac(鋭い・酸っぱい ← acere)+id → 舌を鋭く刺すもの acid は、ラテン語 acidus「酸っぱい」から17世紀に英語に入りました。元をたどると「鋭い」を表す古い語にさかのぼります。

acidの意味は?

酸;(形容詞的に)酸性の(名詞)。コアイメージは「舌を刺す酸っぱさ」です。

acidの覚え方は?

ac は「鋭い」。acute(鋭い)と同族で、舌をチクッと刺す味が「酸」。acid rain(酸性雨)は環境問題長文の定番 同じ語源の acrid・acute・acerbic とまとめて覚えると効率的です。

acidの発音は?

/ˈæsɪd/(アシッド)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。