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🧭 教え方のアプローチ★☆☆議論あり小学校中学校高校大学・院📖 約12分

トランスランゲージング ― 日本語も英語も「全部使って」学ぶと何が起きるか

「英語の時間に日本語は禁止」から、「日本語も英語も、持っていることばを全部使って考える」へ。トランスランゲージングは近年もっとも注目される考え方の一つです。何が新しいのか、効果の研究、強い批判、日本の大学生の研究、そして「英語で授業」と両立させる授業の設計を整理します。

エビデンスの強さ:2026年のメタ分析では大きな効果が報告された一方、EFL の効果研究をまとめた系統的レビューは研究の質が低く確かな因果は言えないとしており、評価が分かれる。日本の研究は大学生が中心。

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トランスランゲージング ― 日本語も英語も「全部使って」学ぶと何が起きるかのイメージ
💡3行まとめ
  • トランスランゲージングは、日本語と英語など、学習者が持っていることば全部を資源として使い、意味をつくる考え方と教え方です。
  • 効果については、大きな効果を報告したメタ分析と、研究の質が低いと指摘する系統的レビューがあり、評価は分かれます。日本の大学生の研究では、日本語も使った方が英語の成果がよかった例があります。
  • 授業では「英語にふれる量」を守りつつ、考える・調べる・話し合う段階で日本語を計画的に使い、発表やまとめは英語で、という役割分担が現実的です。

トランスランゲージングってなに?

ひとことで言うと、トランスランゲージングは「日本語と英語を授業の中できっちり分けきらず、生徒が持っていることば全部を使って考え・理解を深めさせる」考え方と教え方です。英語の授業なら「考えるのは日本語もまじえて、伝えるのは英語で」のように使います。

トランスランゲージング(translanguaging)ということばは、もともとウェールズで、ウェールズ語と英語の2つを授業で意図的に使う教え方を指すことばとして生まれました。ウェールズ語の習得を進め、バランスのとれたバイリンガルを育てることがねらいでした 1。

その後、この考え方は大きく広がります。代表的な研究者たちは、バイリンガルの人のことばの使い方を「2つの独立した言語のシステム」ではなく、「社会的に別々の言語とされてきた特徴をもつ、一つのことばのレパートリー」としてとらえる立場を打ち出しました(社会言語学者の Jürgen Jaspers 氏による整理) 1。理論面では、名前のついた言語の境界、言語の変種の境界、さらにはことばとジェスチャーや絵などの境界をこえて意味をつくる、流動的で多感覚的な実践としてトランスランゲージングをとらえ、言語の理論として位置づける論文も出ています 2。

教室への応用としては、イギリスの中国語・グジャラート語の補習校で、2つ以上の言語を並べて使う柔軟な教え方を描き、「外国語は外国語だけで」という単一言語の教え方から離れることを主張した研究がよく知られています 3。近年は、学習者が持つすべての言語資源を使って言語と内容の力を伸ばす教育的トランスランゲージング(pedagogical translanguaging)として整理され、言語どうしの境界をやわらげることで、ことばについて考える力(メタ言語意識)を育てることも目標とされています 4。

🎈たとえるなら

日本語と英語を「2つの別々の財布」と考えるのが、これまでの見方です。英語の授業中は英語の財布だけで払いなさい、と。トランスランゲージングは、「あなたが持っているのは一つの財布に入った2種類のお金だ」と考えます。目的に応じて、両方を組み合わせて払っていい。ただし、英語の授業では「英語のお金をふやす」ことが目的なので、日本語のお金ばかり使っていては英語のお金はたまりません。どこでどちらを使うか、が設計のポイントです。

「日本語を使ってもいい」とは何がちがう?

日本の英語の授業でも、先生が難しい文法を日本語で説明する、という意味での日本語使用は昔からありました(日本語の使いどころは 「英語の授業は英語で」はどこまで? でくわしく扱っています)。トランスランゲージングが新しいのは、日本語を「英語が足りないときの非常口」ではなく、生徒が考え、理解を深めるための正当な資源と位置づけ、生徒自身が両方の言語を使う場面を、授業の中に意図的に組みこむところです 4。

英語だけの授業 先生が日本語で説明する授業 トランスランゲージング
日本語の位置づけ 使わない 英語が足りないときの「非常口」 考え、理解を深めるための正当な資源
日本語を使うのは誰? ― 主に先生 主に生徒(話し合い・構想・確認の段階)
使い方 ― その場しのぎになりやすい 使う段階を、授業の中に計画的に組みこむ

つまり、トランスランゲージングは「日本語をたくさん使ってよい」という許可ではありません。生徒が持っていることば全部を、先生が目的に合わせて計画的に使わせる教え方です(英語の資料を読んで日本語で話し合う、2つの言語を比べるなど、形はいろいろあります)。日本の英語の授業では、英語にふれる量を守るために、日本語も使って考える段階を短くはっきり区切るのが現実的な形の一つです。

やり方を3ステップで

  1. 英語でインプット:教科書本文や英語の資料を、まず英語で読む・聞く。
  2. 両方の言語で考える:ペアや班で、内容の確認や意見の出し合いを日本語もまじえて行い、言いたいことを英語にしていく。
  3. 英語でアウトプット:発表・作文・要約は英語で行う。

くわしい手順と時間配分は、下の「明日の授業でこうする」にあります。

研究ではどうなってる?

🔬研究ではこう
  • 大きな効果を報告したメタ分析:40研究・3,145人・108の効果量をまとめた2026年のメタ分析では、トランスランゲージング指導の第二言語の成績への効果は g = 1.01 と大きく、とくに大学生と話す力で効果が大きくなっていました。目標言語、言語どうしの距離、指導期間は、効果の大きさを左右する確かな要因とは言えませんでした 5。
  • 研究の質への警告:EFL の教室で効果を測った研究10件を調べた系統的レビューでは、5件がトランスランゲージングを支持していたものの、そのうち4件はバイアスのリスクが高いと評価されました。残りは差がないか、ごく一部の指標でだけ有利でした。著者らは、場合によっては役に立つかもしれないが、研究の質の低さから確かな因果は言えないと結論しています 6。
  • 研究の広がり:2011年から2021年2月までの文献を調べた系統的レビューは、233の研究を分析し、英語教育をはじめ、世界のさまざまな教育の場で教育的トランスランゲージングが研究されていることを整理しました 7。
  • 日本の大学生と教師の意見:日本の大学生373人と教師261人の調査では、英語の授業での日本語使用への支持は根強く、トランスランゲージングを取り入れる余地はあるものの、成功するかどうかは、教師と学生が受け入れる気持ちと、研修や教育しだいだとされました 8。
  • 作文の構想で日本語も使う:日本人の英語学習者が作文の構想段階で、日本語と英語の両方を自由に使った場合、どちらか一方の言語だけを使うように指示された場合より、英語の作文の得点が高く、知識不足による語の誤用も少なかったと報告されています 9。
  • 聞いた内容を日本語も使って話し合う:日本の大学生のアクションリサーチでは、英語の文章を聞いたあと英語だけで話し合った場合と比べ、日本語も使って話し合った場合の方が、そのあと英語で書いた要約の得点が高く、要点をより多く正確にふくむ長い要約になりました 10。ただし、同じ学生が「英語だけ」→「日本語も」の順に別の文章で行った比較なので、文章の難しさや慣れの影響を除けず、日本語を使ったことの効果とまでは言い切れません。

効果のメタ分析は大きな効果を示していますが、研究の質を厳しく見る系統的レビューは「まだ確かなことは言えない」としています 56。g = 1.01 は、両群の得点が同じ広がりの正規分布だと仮定すると「平均的な生徒が、比較群の上位16%くらいに入る」ほどの大きさです(実際の生徒の順位ではありません。効果の大きさは、学校段階や伸ばす技能によっても変わっていました)。しかも、質の低い研究が多くふくまれると、効果は大きく見えがちです。数字の大きさより、どんな研究から出た数字かを見る必要があります(論文の読み方)。

明日の授業でこうする

✏️「考えるのは両方、伝えるのは英語」の4段階
  1. 英語でインプット:教科書本文や英語の資料を、まずは英語で読む・聞く。ここで英語にふれる量を確保します。
  2. 両方の言語で考える:ペアやグループで、内容の確認や意見の出し合いを、日本語もまじえて行います。「英語で言えないときは日本語で言って、あとで英語にしよう」とルールを決めます。
  3. 英語にする:出てきた考えのうち、英語で言いたいことをグループで英語にします。辞書や先生の助けを使い、「これは英語で何て言う?」を集めて板書します。
  4. 英語でアウトプット:発表・作文・要約は英語で。最後に、日本語で考えたことを英語にするときに困った表現をクラスで共有します。

50分の中での言語の配分(例)

下の表は、上の4段階を50分の授業に当てはめた一つの例です。研究で決まった比率ではなく、「日本語を使う段階を、短く、はっきり区切る」ための目安です。

段階 主に使う言語 目安の時間 先生の役割
ウォームアップ・本文の音読 英語 10分 英語で指示し、モデルを示す
本文の内容理解 英語(確認で日本語も) 10分 英語の質問で理解を確かめる
話し合い・アイデア出し 日本語と英語の両方 10分 生徒から出た「これ、英語で何て言う?」を聞きとって板書する
英語にまとめる 英語(辞書・先生の助け) 10分 表現の言いかえを助ける
発表・ふり返り 英語 10分 英語でフィードバックし、困った表現を共有する

この配分なら、日本語を多く使うのは「話し合い・アイデア出し」の10分ほどです。内容理解の確認で日本語が少し入るほかは、残りの約40分は英語にふれ、英語を使う時間になります。

🗣️先生の英語(そのまま使える)
TFirst, read the article in English. Don't use your dictionary yet.
TNow, talk with your group. You can use Japanese or English, or both.
TWhen you find something you want to say in English, write it on the sticky note.
S「温暖化を止める」って英語で何て言うんですか?
TGood question! You can say "stop global warming." Write it down.
TNow, put your group's opinion into English. You have five minutes.
TWhat was difficult to say in English? Let's share.
🏫中学2年:英語の記事を読んで、日本語で話し合い、英語で意見(2時間)

1時間目は、やさしい英文で書かれた「世界の学校の昼食」の記事を英語で読み、内容の確認問題に英語で答えます。そのあと班で「日本の給食とのちがい」を日本語もまじえて話し合い、言いたいことを付せんに書き出します。2時間目は、付せんの中から3つ選んで英語にし、「Our school lunch is … because …」の形で班の意見をまとめて発表します。英語にするときに出てきた表現(balanced / be served / local food など)は、クラス全体の表現リストに加えます。

🏫高校2年:英語の資料、日本語の議論、英語のスピーチ

「AI を宿題に使うべきか」をテーマに、英語の短い記事2本を読みます。グループで論点を日本語で深く議論し、賛成・反対の理由を整理します。そのあと、各自が英語で1分間のスピーチ原稿を書きます。研究でも、構想の段階で両方の言語を自由に使ったほうが英語の作文の得点が高かったという結果があります 9。ただし、最終的な原稿とスピーチは英語で行います。

🏫小学校:「ことばくらべ」でことばへの気づきを育てる

英語の歌や絵本で出てきた表現を、日本語の言い方とくらべます(I'm hungry. と「おなかすいた」、主語があるかないか、など)。日本語との比較は、ことばのしくみへの気づき(メタ言語意識)を育てる活動として、教育的トランスランゲージングでも重視されています 4。

⚠️よくある失敗
  • 日本語の時間が増えすぎる:「日本語も使ってよい」が「ほとんど日本語」になると、英語にふれる量そのものが減ります。日本語を使う段階と時間をあらかじめ決めておきます。
  • 先生の説明が日本語だらけになる:トランスランゲージングの中心は、生徒が両方の言語で考えることです。先生の英語の発話を減らす理由にはなりません。
  • 英語の直後に毎回日本語訳をつける:生徒は英語を聞かなくなります。日本語の使いどころは、思考・話し合い・確認の段階にしぼります。
  • 「研究で効果が証明された」と言いきる:効果のメタ分析はある一方で、研究の質に疑問を投げかけるレビューもあります 6。

❓ よくある質問

Q. トランスランゲージングとは何ですか?

日本語と英語を別々の箱に分けず、生徒が持っていることば全部を一つのレパートリーとして使って考え、理解を深める考え方と教え方です。もともとはウェールズで、ウェールズ語と英語の2つを授業で意図的に使う教え方を指すことばとして生まれました 1。

Q. 「英語の授業で日本語を使ってもいい」とは、何がちがいますか?

日本語を英語が足りないときの「非常口」ではなく、生徒が考え、理解を深めるための正当な資源と位置づけ、生徒自身が両方の言語を使う段階を、授業の中に意図的に組みこむところが新しい点です 4。日本語をたくさん使ってよいという許可ではありません。

Q. トランスランゲージングに効果はありますか?

評価は分かれます。40研究をまとめた2026年のメタ分析では g = 1.01 と大きな効果が報告されました 5。一方、EFL の教室で効果を測った研究10件を調べた系統的レビューは、支持する研究の多くでバイアスのリスクが高く、研究の質の低さから確かな因果は言えないとしています 6。

Q. 日本の英語学習者を対象にした研究はありますか?

大学生が中心です。作文の構想段階で日本語と英語の両方を自由に使った場合、どちらか一方だけの場合より英語の作文の得点が高かったと報告されています 9。英語の文章を聞いたあと日本語も使って話し合った場合、そのあと英語で書いた要約の得点が高くなりました 10。

Q. 「授業は英語で」とトランスランゲージングは両立しますか?

両立できます。学習指導要領の解説は、英語で授業を行うことを基本としつつ、必要に応じて補助的に日本語を用いることも考えられるとしています 1112。英語でインプット→両方の言語で考える→英語にする→英語でアウトプットの4段階にして、日本語を使う段階を短くはっきり区切ります。

🎓 もう一歩深く(大学院レベル)

🎓院生モード「言語は存在しない」のか:MacSwan の批判

トランスランゲージング論の一部は、個人の頭の中に別々の言語が存在することそのものを疑い、多言語というものはない、と主張しました。教育研究者の Jeff MacSwan 氏(2017)は、言語の名前の政治的な使い方と、言語の多様性を研究するための社会的・構造的な理念化とは区別すべきだと論じました。そして、個人のバイリンガリズムについて、単一モデルや二重能力モデルではなく「統合的多言語モデル」を提案し、バイリンガルも単一言語話者と同じく一つの言語レパートリーをもつが、心の中の文法は豊かに多様だとしています 13。

これに対し、応用言語学者の Li Wei 氏(2018)は、トランスランゲージングを言語の理論として発展させ、批判や混乱に応答しながら、「トランスランゲージング空間」「トランスランゲージング本能」という概念で、社会文化的なアプローチと認知的なアプローチの分断を橋渡ししようとしています 2。英語の先生にとってのポイントは、この論争が「日本語と英語を区別して教えてよいのか」という教室の実践に直結していることです。文法や発音の指導は、言語を区別しないと成り立たない場面が多いからです。

🎓院生モードトランスランゲージングは社会を変えられるか:Jaspers の批判

Jaspers 氏(2018)は、学校でトランスランゲージングを取り入れれば、バイリンガルの主体性が解放され、不平等な社会構造が変わる、という主張は言い過ぎではないかと論じました。理由として、トランスランゲージング研究が、批判している単一言語の権威と多くの前提を共有していること、当然とは言えない因果関係に頼っていること、一部では解放ではなく支配的な力になりつつあることを挙げています。同時に、学校が言語の多様性と和解することの大切さは否定していません 1。

また Jaspers 氏は、この用語が、生まれつきの言語能力、バイリンガルの自然な言語使用、教え方、言語の理論、社会変革の過程まで、あまりに多くのことを指すようになった点も問題にしています 1。研究を読むときは、その論文が「どの意味の」トランスランゲージングを扱っているのかを確かめることが欠かせません。

🎓院生モード日本の「英語で授業」政策との関係

日本の大学生と教師を対象にした調査は、文部科学省の「英語で授業」の方針と、日本語使用を望む教室の実態との間の緊張を出発点にしています 8。一方、学習指導要領の解説は、英語で授業を行うことを基本としつつ、必要に応じて補助的に日本語を用いることも考えられると述べており 1112、トランスランゲージングと正面から対立するわけではありません。

対立するのは、「生徒が日本語で考えることを禁止する」授業と、「英語にふれる量を減らす」授業の両極端です。効果のメタ分析で効果が最も大きかったのは大学生で 5、日本の研究も大学生が中心です 8910。中学・高校の EFL の教室で、日本語を使う段階の位置や長さをどう設計すれば英語の成果につながるかは、まだ実証の少ない問いです。自分の授業で「日本語を使う段階」と「英語だけの段階」を記録し、生徒の英語の発話量や作文の変化を見てみることは、そのまま実践研究になります。翻訳を活動として使う方法は 訳を活動として使う でも扱っています。

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📑 出典(13件)

本文の上付き数字に対応。✔ は DOI / ISBN / 公式ページを書誌データベースと機械照合した印です。

  1. Jaspers, J. (2018). The transformative limits of translanguaging. Language & Communication, 58, 1-10. doi:10.1016/j.langcom.2017.12.001 ✔ DOI照合済トランスランゲージングの「社会を変える力」の主張は言い過ぎではないかと批判した論文
  2. Li, W. (2018). Translanguaging as a practical theory of language. Applied Linguistics, 39(1), 9-30. doi:10.1093/applin/amx039 ✔ DOI照合済トランスランゲージングを「言語の理論」として位置づけた代表的論文
  3. Creese, A., & Blackledge, A. (2010). Translanguaging in the bilingual classroom: A pedagogy for learning and teaching?. The Modern Language Journal, 94(1), 103-115. doi:10.1111/j.1540-4781.2009.00986.x ✔ DOI照合済英国の補習校(中国語・グジャラート語)で、2言語を並べて使う柔軟な教え方を描いた論文
  4. Cenoz, J., & Gorter, D. (2021). Pedagogical Translanguaging. Cambridge University Press doi:10.1017/9781009029384 ✔ DOI照合済学習者のすべての言語資源を使う「教育的トランスランゲージング」を解説した Cambridge Elements の1冊
  5. Wang, X., & Zhang, L. J. (2026). A multilevel Bayesian meta-analysis of the effects of translanguaging pedagogy on L2 achievement. Language Teaching. doi:10.1017/S0261444826101335 ✔ DOI照合済トランスランゲージング指導の効果のメタ分析(40研究・3,145人)。全体の効果量 g = 1.01
  6. Huang, X., & Chalmers, H. (2023). Implementation and effects of pedagogical translanguaging in EFL classrooms: A systematic review. Languages, 8(3), 194. doi:10.3390/languages8030194 ✔ DOI照合済EFLでのトランスランゲージング指導の効果研究10件の系統的レビュー。研究の質が低く、確かな因果は言えない
  7. Prilutskaya, M. (2021). Examining pedagogical translanguaging: A systematic review of the literature. Languages, 6(4), 180. doi:10.3390/languages6040180 ✔ DOI照合済教育的トランスランゲージングの実証研究233件を整理した系統的レビュー
  8. Turnbull, B. (2018). Is there a potential for a translanguaging approach to English education in Japan? Perspectives of tertiary learners and teachers. JALT Journal, 40(2), 101-134. doi:10.37546/jaltjj40.2-3 ✔ DOI照合済日本の大学生373人・教師261人に、英語授業での日本語使用とトランスランゲージングの可能性をたずねた調査
  9. Turnbull, B. (2019). Translanguaging in the planning of academic and creative writing: A case of adult Japanese EFL learners. Bilingual Research Journal, 42(2), 232-251. doi:10.1080/15235882.2019.1589603 ✔ DOI照合済日本人学習者が作文の構想段階で日英両方を自由に使うと、片方だけの場合より得点が高かった研究
  10. Turnbull, B. (2025). Enhancing motivation and listening comprehension among Japanese EFL students through translanguaging practices. International Journal of Applied Linguistics. doi:10.1111/ijal.70072 ✔ DOI照合済日本の大学生のアクションリサーチ。聞いた内容の話し合いで日本語も使うと、英語の要約がよくなった
  11. 文部科学省 (2017). 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編 公式ページ ✔ リンク確認済中学校外国語科の目標(5領域)・言語材料(語数・文法事項)・指導計画の作成(授業は英語で行うことを基本とする等)を説明した公式の解説
  12. 文部科学省 (2018). 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編 公式ページ ✔ リンク確認済高校の科目構成(英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ・論理・表現Ⅰ〜Ⅲ)、「支援」の考え方、語数、授業は英語での趣旨を説明した公式の解説
  13. MacSwan, J. (2017). A multilingual perspective on translanguaging. American Educational Research Journal, 54(1), 167-201. doi:10.3102/0002831216683935 ✔ DOI照合済「言語の区別は存在しない」という強い主張を批判し、多言語の視点からトランスランゲージングを再定義した論文

最終更新 2026-10-18 ・ 原田英語 まちがいのご指摘はこちら