英作文No.234確認問題集あり

語数調整テクニック(足りない時・多すぎる時)

語数は「書いた後に足し引きする」より「書く前に配分を決める」もの。足りない時は中身で足し、多すぎる時は重複から削る技を、語数つきの実例で。

語数調整テクニック(足りない時・多すぎる時) の1ページ目

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まずはこの3つ

  1. 足すなら具体例・結果・「なぜ」の一段。水増しはしない
  2. 削るなら重複・There is 構文・冗長な句から
  3. 語数指定は条件。数え方の差を見込み下限より数語多めに
語数は「設計図」で決まる

書き終えてから語数が足りないと気づくと、very や同じ内容のくり返しで水増ししがちだ。採点者はそれをすぐ見抜く。最初に「主張・理由1・理由2・まとめ」に語数を割り振っておけば、調整はほぼ要らない。90語なら主張10〜15語、理由1と理由2が各30〜35語、まとめ10〜15語が目安(合計80〜100語。譲歩を入れるなら理由を短くして調整)。足りない時・多すぎる時の技は、その設計からずれた時の微調整に使う。

語数の数え方(一般的な扱い)

試験に指示があればそれが最優先。下は指示がない時の一般的な目安。

書き方数え方の目安注意
do not / it is2語短縮形は使わないので2語で書く
high school / New York2語スペースで区切られた数で数える
face-to-face / well-known1語とすることが多い数え方が分かれる代表
2026 / 301語数字の扱いも試験で異なることがある
Mr. Tanaka / U.S.2語 / 1語略語はまとまりで1語
カンマ・ピリオド・引用符数えない記号は語ではない
問題文の書き写し数には入るが評価されにくい自分の言葉で言い換える

速く正確に数える4

  1. 11行の平均×行数
    最初の3行の平均×(最終行を除く行数)に、最終行の語数を足す。下限・上限ぎりぎりなら全部数える。
  2. 2下書きに10語ごとの印
    問題用紙の下書きで10語ごとに小さな印を付ける。解答用紙に書き込んでよいかは試験の注意に従う。
  3. 3範囲の内側を狙う
    80〜100語なら85〜95語が安全圏。下限ぴったりは、数え方の違いや数え間違い1つで範囲外になる。
  4. 4「〜程度」は大きく外さない
    「100語程度」の許容幅は公表されないことが多い。前後1割の中に収めるつもりで書くのが無難。

足りない時の8つの技(中身で足す)8

語数は「説得力を足す」ついでに増やす。

  1. 1具体例を足す(+12語)
    抽象的な理由の後に、誰が・どんな場面で、を1文。最も効果が大きい足し方。
    For example, students can check train delays on the way to school.例えば、通学途中に電車の遅れを確かめられる。
  2. 2結果を足す(+12語)
    理由の「その先どうなるか」を As a result, で1文。理由が太くなる。
    As a result, students can sleep a little longer in the morning.その結果、生徒は朝少し長く眠れる。
  3. 3「なぜ」を一段掘る(+14語)
    理由をもう一度「なぜ?」と問い、This is because で答える。
    This is because it helps us understand people whose lives are different from ours.それは自分とは違う生活の人を理解する助けになるからだ。
  4. 4主語を具体的に(4語→8語)
    people のままにせず、関係詞で「どんな人か」を絞る。具体的になって説得力も上がる。
    People who commute by train can save time.電車で通う人は時間を節約できる(元:People can save time.)
  5. 5対比を入れる(+15語)
    While A, B. で反対側と比べると、選んだ理由がくっきりする。
    While paper books are easy to write in, e-books are light enough to carry anywhere.紙の本は書き込みやすいが、電子書籍はどこへでも持ち運べるほど軽い。
  6. 6譲歩+反論(+18語)
    120語以上なら It is true that 〜. However, 〜. の2文を足すと論の厚みが出る。
    It is true that online classes are convenient. However, they make it harder for students to make friends.確かにオンライン授業は便利だ。しかし友達を作りにくくなる。
  7. 7理由の数を予告(+6語)
    主張の直後に1文。構成がひと目でわかり、構成点にも効く。
    I have two reasons for this.これには理由が2つある。
  8. 8まとめを言い換えて厚く
    1文目の写しではなく、語と構文を変えて主張を言い直す(believe → am convinced はやや強める言い方)。意味がずれない範囲で。
    For these reasons, I am convinced that a later start would benefit students.これらの理由から、始業を遅らせれば生徒のためになると確信している。

多すぎる時の7つの技(重複から削る)7

  1. 1意見の前置きの重複(9語→6語)
    In my opinion と I think は同じ意味。どちらか1つにする。元:In my opinion, I think that uniforms are necessary.
    I think that uniforms are necessary.制服は必要だと思う。
  2. 2There is 構文を消す(9語→6語)
    There are 〜 who … は主語を前に出せば短くなる。元:There are many students who use smartphones in class.
    Many students use smartphones in class.多くの生徒が授業中にスマホを使う。
  3. 3関係詞+be を消す(10語→8語)
    who are 〜ing は分詞だけにできる。元:Students who are studying abroad often feel lonely at first.
    Students studying abroad often feel lonely at first.留学中の学生は最初は孤独を感じることが多い。
  4. 4It is … for 人 to を短く(8語→6語)
    元:It is important for students to sleep well. to 不定詞の部分を動名詞にして主語に出すと、意味を変えずに短くなる。
    Sleeping well is important for students.よく眠ることは生徒にとって大切だ。
  5. 5冗長な句を1語に(12語→8語)
    due to the fact that → because、in order to → to、at the present time → now、a large number of → many。元:The game was canceled due to the fact that it was raining.
    The game was canceled because it was raining.雨が降っていたので試合は中止になった。
  6. 62文を1文に(12語→7語)
    前の文の名詞を次の文でくり返しているなら1文にまとめる。元:Last year, I joined a club. The club was the drama club.
    Last year, I joined the drama club.昨年、演劇部に入った。
  7. 7弱い理由を丸ごと削る
    理由が3つあって語数オーバーなら、具体例を書けない理由を1つ削る。理由を短くそろえるより、2つを太くする方が評価されやすい。

やってはいけない語数稼ぎ5

  • ✕Smartphones are very, very, very useful.
    ○Smartphones are extremely useful for checking information quickly.
    強調語のくり返しは語数稼ぎに見える。中身の語で増やす。
  • ✕問題文をそのまま1文目に写す
    ○問いの語を使いつつ自分の言葉で立場を書く
    写した部分は評価されにくい。言い換えて書く。
  • ✕First, it is cheap. Second, it does not cost much money.
    ○First, it is cheap. Second, it saves time.
    同じ理由の言い換えは1つと見なされる。角度を変える。
  • ✕まとめで新しい理由を足して語数を合わせる
    ○足すなら理由の段落に具体例や結果を
    結論に新情報は構成の乱れ。足す場所は本論。
  • ✕語数オーバーを避けて理由の具体例を全部削る
    ○重複・前置きから先に削る
    具体例は内容点の源。削る順番をまちがえない。
実演:38語の答案を87語にする

問:Should schools start later in the morning? / Before(38語):I think schools should start later in the morning. First, students can sleep more. Sleep is important for teenagers. Second, students can avoid crowded trains. Crowded trains are stressful. For these reasons, I think schools should start later. / After(87語):I believe that schools should start later in the morning. I have two reasons for this. First, students would be able to get more sleep. Many teenagers go to bed late because of homework and club activities, so an extra hour of sleep would help them concentrate in class. Second, students could avoid crowded trains. For example, if classes started at ten, they would not have to stand in packed trains for an hour. For these reasons, I am convinced that a later start would benefit students. / 太字が足した所。予告・理由の説明・具体例・言い換えのまとめで、水増しゼロで49語増えた。

確認テスト

  1. 1
    語数を足す方法として最も適切なのは?
  2. 2
    There are many people who online. を短くすると Many people shop online.
  3. 3
    due to the fact that を1語にすると?
  4. 4
    80〜100語の指定で最も安全な語数は?
  5. 5
    語数オーバーの時に最初に削るべきなのは?
  6. 6
    Students abroad often feel lonely. (who are studying を短く)

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