まずはこの3つ
- 英語120分(リスニング込み)+スピーキング試験。合計300点
- 2026年度は英語250点のうち160点がリスニングの関わる大問
- 最後は講義を聞き、英語で要約150語程度+意見200語程度
形式マップ(2026年度の公表資料で確認)
大問の中身と配点は2026年度前期日程の「正解・配点・解答例」(英語250点満点)による。年度で変わるので最新の過去問で確認。
| 大問 | 中身 | 配点 |
|---|---|---|
| 1 | 長文読解:日本語で答える記述6問 | 60点 |
| 2 | 空所に適切な語を補う10問 | 30点 |
| 3 | リスニング:選択式8問 | 40点 |
| 4 | リスニング:選択式8問 | 40点 |
| 5 | 講義を聞き、英語で要約(150語程度)と意見文(200語程度) | 80点 |
大学の公表で確かなこと
前期の個別テストは「英語スピーキング試験」(ブリティッシュ・カウンシルと共同開発の BCT-S。タブレットで十数分解答、説明を含め70分程度)と、リスニングを含む「英語」120分。両者の合計が300点(2027年度入学者選抜要項)。出題方針は「読解力、聴解力、作文力、発話力を中心に全般的な運用能力をみる」。
配点から見える正体
2026年度の英語250点の内訳は、リスニング3・4で80点、講義を聞いて書く5が80点。聞く力が関わる大問だけで160点になる。長文を速く読む力は当然として、まとまった英語を聞いて要点をメモし、英語で再構成する力が最大の得点源。
設問タイプ別の攻略6
- 1長文の日本語記述(1)6問すべて記述。2026年度の解答例は30〜70字程度。設問が問う要素(理由・方法・2つの主張など)を本文から拾い、文末を設問に合わせる。
- 2空所補充(2)10問。空所の前後の語法(自動詞か他動詞か、後ろに名詞か to do か)と時制で語と形を決める。文脈に合う意味の語を選ぶ。
- 3リスニング選択(3・4)放送前に選択肢どうしの違いを拾い、聞きどころを絞る。数字・理由・話し手の意見に印をつけながら聞く。
- 4講義の英語要約(5)150語程度。講義の展開(2026年度は背景→利点→問題点→結論)をメモで再現し、例は重要なものだけ入れる。The lecture explains that 〜 で始めると書きやすい。
- 5意見文(5)200語程度。立場→理由2〜3つ→反論への応答→結論。講義の内容に触れつつ、講義にない論点を1つ足すと説得力が増す。
- 6スピーキング(BCT-S)タブレットに向かって話す。長い沈黙を避け、まず質問に直接答える。結論→理由→例の順で、文をつないで説明を足す。
講義の「道しるべ」を聞き取る(例はオリジナル)8
講義は話の切り替えを言葉で予告する。ここでメモの見出しを立てる。
聞こえる表現合図の意味メモでやること
Today I'd like to talk about 〜テーマの提示最上段にテーマを書く
Let's start with 〜第1の論点①を立てる
Another point is 〜論点の追加②を立てる
On the other hand, 〜対照的な観点・別の側面対比の列を分ける
What this means is 〜言い換え・要点要約に使う重要文
Take 〜, for example.具体例例は1語だけメモ
The problem is that 〜問題点−の列に書く
To sum up, 〜結論要約の最後の文になる
要約と意見文の型(例はオリジナル)6
5の要約は講義の内容だけ、意見文は自分の立場。書き分ける。
- The lecture explains both the benefits and the costs of remote work.★★★講義は在宅勤務の利点と代償の両方を説明している要約の1文目。講義の全体像を1文で
- According to the lecturer, 〜★★★講師によれば〜要約では自分の意見と区別する
- However, the lecturer also points out that 〜★★★しかし講師は〜とも指摘する利点→問題点の切り替え
- In sum, the lecturer concludes that 〜★★★まとめると講師は〜と結論づける要約の最後。講義の結論を書く
- Although the lecture focuses on 〜, I would add that 〜★★★講義は〜に焦点を当てるが、私は〜を付け加えたい意見文で講義にない論点を足す
- Some may argue that 〜. However, 〜★★★〜と言う人もいるだろう。しかし〜反論への応答で200語を厚くする
スピーキングで沈黙しないための英語(例はオリジナル)6
考える時間を稼ぎつつ、結論→理由→例の流れを声に出す。
- That's an interesting question. Let me think.★★★面白い質問だ。少し考えさせて数秒の間を自然に作る。乱用はしない
- In my opinion, 〜★★★私の考えでは〜最初に結論を言い切る
- The main reason is that 〜★★★主な理由は〜だ理由は1つを丁寧に
- For instance, when I was in junior high school, 〜★★★例えば中学生の時〜自分の体験は話が続きやすい
- What I mean is 〜★★★つまり言いたいのは〜言い直しで詰まりを立て直す
- So, overall, I think 〜★★★だから全体として〜と思う最後に結論へ戻って終える
ここで減点!5
- ✕講義の要約に自分の意見を混ぜる○要約は講義の内容だけ。意見は意見文で2つの設問の役割が違う
- ✕講義を一語一語書き取ろうとする○道しるべの言葉で見出しを立て、要点だけメモ書いている間に次の論点を聞き逃す
- ✕150語程度の要約に例を全部入れる○例は重要なものだけ、骨格(論点・結論)を優先語数が足りず結論まで届かない
- ✕スピーキングで完璧な文を考えて黙る○質問に答え、理由と例を足して話し続ける沈黙は内容を伝える機会を失う
- ✕日本語記述で本文の訳を並べる○設問の要素だけを拾い、文末を合わせる解答例は30〜70字程度と簡潔
120分の考え方4
- 1リスニングの実施は当日の指示に従う放送が入るタイミングまでに解く大問を決め、放送前には設問と選択肢の先読みに切り替える。
- 25の書く時間を確保する要約150語程度と意見200語程度で計350語前後を書く。過去問で必要な時間を測り、必ず残す。
- 31と2は時間を決めて解く長文記述6問と空所10問は、上限時間を決めて超えたら次へ。
- 4最後に英文を点検三単現・時制・冠詞・単複、講義の内容の取り違えがないか確認。
直前の注意3
- 1過去問は大学が公開一般選抜の個別学力検査の問題は過去3年分をウェブで閲覧できる(大学の案内)。正解・解答例も公表。リスニングのスクリプトは後日掲載とされる。
- 2聞いて書く練習5分程度の英語の講義を聞き、メモから英語で150語にまとめる練習を週に数回。要約と意見を分けて書く。
- 3要確認大問構成・語数・配点・スピーキングの実施方法は年度で変わる。最新の入学者選抜要項と公表問題で必ず確認する。
確認テスト
- 1東京外大前期の「英語」(リスニング含む)の試験時間は 。正解は 120分。2027年度入学者選抜要項
- 2「英語」と「英語スピーキング試験」の合計は 点。正解は 300。2027年度入学者選抜要項
- 3講義で To sum up と聞こえたら、次に来るのは 。正解は 結論。要約の最後の文の材料
- 4講義の要約に書かないのは 。正解は 自分の意見。意見は意見文で
- 52026年度の5の意見文の語数は 程度。正解は 200語。要約は150語程度
参考にした資料
東京外大を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。