中でも要約問題は、2024年度に新設されてからまだ日が浅く、対策の差がそのまま合否の差になります。
2025年度からは語数制限が「目安」→「厳格ルール」に変更され、ますます正確な対策が必要に。
──この記事を読めば、要約問題で16点満点を狙える実力が身につきます。
1英検2級要約問題とは?──基本情報を30秒で把握
英検2級の要約問題は、2024年度第1回のリニューアルで新たに追加されたライティング問題です。約150語・3パラグラフ構成の英文を読み、その内容を45〜55語の英語で要約します。もう一つのライティング問題である「意見論述」と合わせて、ライティング全体でCSEスコア650点満点に換算されるため、一次試験の実に3分の1を占める超重要セクションです。
要約問題は新形式のため、対策が不十分な受験者が多い=差がつきやすい問題です。逆に言えば、しっかり対策すればライバルに大きく差をつけられるチャンスでもあります!
▶ 【英検2級要約問題対策講座<1>】要約問題解き方&攻略法、サンプル予想問題集&自己採点生成AIプロンプト
▶ 【英検2級英文要約問題対策】リニューアル版: 英文要約問題攻略法と予想問題参考書特集!
▶ 【英検2級 要約ライティング超絶テクニック集】3ステップ要約術+黄金テンプレ+パラフレーズ必殺技で16点満点を狙え!
2【超重要】2025年度の変更点──「語数の目安」が消えた!
2025年4月15日、日本英語検定協会は英検2級を含む各級の要約問題について、問題冊子の指示文と解答用紙の表記を一部変更しました。一見マイナーな変更に見えますが、受験者にとっては非常に大きなインパクトがあります。
「以下の英文を読んで、その内容を英語で要約し、解答欄に記入しなさい。語数の目安は45~55語です。」
解答用紙:
「語数の目安は45~55語です。」
「以下の英文を読んで、その内容を45~55語の英語で要約し、解答欄に記入しなさい。」
解答用紙:
「語数は45~55語です。」
(「目安」の文言が削除!)
語数カウントのコツ:書き終わったら必ず語数を数えましょう。”don’t” は1語、”each other” は2語としてカウントされます。ハイフンでつながった複合語(例:well-known)は1語として数えるのが一般的です。練習段階から語数を意識する習慣をつけることが大切です。
33ステップ解法──読む→抜く→書くの黄金ルーティン
要約問題を安定して高得点で仕上げるには、再現性のある手順を身につけることが最重要です。以下の3ステップを体に叩き込みましょう。
STEP 1:速読&構造把握(3分)
まずは英文全体を素早く読み、「この文章は何について書いているか」を掴みます。ポイントは以下の4つです。
| 段落 | 役割 | 典型的な内容 |
|---|---|---|
| 第1段落 | 導入・トピック紹介 | 「最近〜が注目されている」「〜という選択をする人が増えている」 |
| 第2段落 | メリット・理由・効果 | 「〜の利点は…」「〜によって…が改善される」 |
| 第3段落 | デメリット・課題・別視点 | 「一方で〜という問題もある」「しかし〜には懸念もある」 |
STEP 2:キーポイント抽出(4分)
各パラグラフから「イイタイコト」を1つずつ抜き出すのがこのステップの目的です。問題用紙に以下のようなメモを書きましょう。
P1: college students → share house with roommates(テーマ)
P2: help with homework, learn languages(メリット)
P3: noise, cleaning problems(デメリット)
※具体例(math, science等)は抽象化 → “various things”
抽象化のコツ(超重要!)
具体例をそのまま書くと語数が膨らみ、パラフレーズ不足で減点されます。以下の変換を意識しましょう:
・「math, science, foreign languages」→ “various subjects” や “different academic areas”
・「noise at night, cleaning problems」→ “lifestyle conflicts” や “daily life issues”
・「doctors, nurses, pharmacists」→ “medical professionals”
STEP 3:要約文の執筆+見直し(8分=執筆6分+見直し2分)
STEP 2のメモをもとに、テンプレート(次のセクションで詳述)に沿って3文で要約を書きます。
② 自分の意見は絶対に入れない(”I think” は厳禁)
③ ディスコースマーカーで文と文をつなぐ
④ 能動態・受動態、単文・複文をバランスよく混ぜる
⑤ 48〜52語を目標にし、最後に語数を数える
理想の時間配分(全15分)
STEP 1 速読&構造把握:3分(20%)
STEP 2 キーポイント抽出:4分(27%)
STEP 3 執筆:6分(40%)+ 見直し:2分(13%)
※30秒以上悩んだら次に進む「30秒ルール」を徹底!
4黄金テンプレート──「3文構成」で構成点を確実に取る
英検2級の要約問題は3パラグラフ構成の英文が出題されるため、要約も3文で書くのが最も効率的かつ高得点を狙えるフォーマットです。英検協会が公開している模範解答も、まさにこの3文構成になっています。
英検協会の模範解答(ルームシェア問題)
(49語)── 第1文=導入、第2文=メリット、第3文=デメリットの完璧な3文構成
さらに、出題パターンに応じたバリエーションテンプレートも用意しておくと万全です。
テンプレ暗記のコツ:基本形の「By doing this, … However, …」のパターンだけ完璧に覚えれば、7割以上の問題に対応できます。まずはこれ1つを徹底的に使いこなしましょう。応用パターンはその後で十分です!
5パラフレーズ必殺技50選──言い換え力で語彙点を稼ぐ
要約問題で高得点を取るための最大の武器がパラフレーズ(言い換え)です。英検協会の模範解答を分析すると、固有名詞を除くほぼすべての表現が原文から言い換えられています。つまり、「原文の表現をそのまま使わずに、同じ意味を別の英語で書く力」が問われているのです。
🟢 動詞のパラフレーズ
🔵 名詞・形容詞のパラフレーズ
🟡 接続詞・導入表現のパラフレーズ
パラフレーズ練習法:毎日10分、英検2級レベルの英文から1文を選び、3通りの言い換えを書く練習をしましょう。例えば “Many students choose to study abroad.” → ① “A number of learners decide to attend schools in other countries.” ② “Studying overseas has become a popular choice among young people.” ③ “Going to foreign universities is increasingly common.” この練習を2週間続ければ、言い換え力が格段に上がります!
6採点基準を完全解剖──4観点×4点の攻略ポイント
要約問題の配点は16点満点で、4つの観点からそれぞれ0〜4点で採点されます。各観点で「何をすれば4点が取れるのか」「何をすると0点になるのか」を正確に理解しておくことが、戦略的な対策の第一歩です。
内容(Content)── 4点
0点になるケース:要約になっていない(自分の意見を書いた、トピックと無関係な内容を書いた等)。
攻略ポイント:各段落から1つずつ「イイタイコト」を抜き出し、3文に1つずつ入れる。具体例は省略するか抽象化する。
構成(Organization)── 4点
0点になるケース:段落の順序がバラバラ、論理的なつながりがない。
攻略ポイント:テンプレートの接続詞(By doing this, / However, / As a result,)を確実に使う。原文が「メリット→デメリット」なら要約も同じ順で。
語彙(Vocabulary)── 4点
0点になるケース:原文をほぼそのままコピーしている。
攻略ポイント:前セクションの「パラフレーズ必殺技50選」を活用。最低でも7割以上の表現を言い換える意識を持つ。
文法(Grammar)── 4点
0点になるケース:致命的な文法ミスが多数、同じ文構造の繰り返し。
攻略ポイント:3文のうち、最低1文は接続詞(that節、when節、because節など)を含む複文にする。三単現のs、時制の一致、冠詞は要チェック。
🎯 16点満点を取るための公式
3段落すべての要点を含む(内容4点)
+ テンプレートの接続詞で論理的につなぐ(構成4点)
+ 7割以上の表現をパラフレーズ(語彙4点)
+ 単文と複文を混ぜ、文法ミスゼロ(文法4点)
= 16点満点
7実戦演習──模範解答つき練習問題3題
ここからは実際に手を動かすトレーニングです。3ステップ解法+黄金テンプレートを使って、以下の練習問題に挑戦してみましょう。
● 以下の英文を読んで、その内容を45~55語の英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
Why do students decide to take a gap year? Some students think it is a chance to travel and experience the world. Others might take the time to think about what they want to study. There are even students who use the time to work and earn money before entering university.
Nevertheless, during gap years, some students lose motivation to study at university. They may find it hard to go back to an academic environment after spending a year away from school. Additionally, a gap year can be expensive, especially if students choose to travel.
(49語)── 第1文=導入、第2文=メリット(3つを抽象化)、第3文=However+デメリット
● 以下の英文を読んで、その内容を45~55語の英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
Online learning has several advantages. Students can study at their own pace and at any time that is convenient for them. They can also save time and money by not having to travel to school. Furthermore, students have access to a wide variety of courses from around the world.
On the other hand, online learning has some challenges. Some students find it difficult to stay focused without a teacher in front of them. Others miss the social interaction with classmates. In addition, not all students have reliable internet access or a quiet place to study at home.
(47語)── “students”→”learners”、”popular”→”widely used” などパラフレーズが豊富
● 以下の英文を読んで、その内容を45~55語の英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
There are several reasons why food waste occurs. Many people buy more food than they need and end up throwing away what they cannot eat. Restaurants often prepare too much food, and supermarkets remove products that are still safe to eat just because they do not look perfect.
To reduce food waste, various solutions have been suggested. Some cities have started programs to collect unused food and give it to people in need. Others encourage stores to sell imperfect fruits and vegetables at lower prices. Educating people about proper food storage can also help reduce waste.
(48語)── 「問題→原因→解決策」パターン。”restaurants”→”eateries”、”reduce”→”tackle” などの言い換えに注目
▶ 英検2級要約問題サンプル予想練習問題集【1】(解答・解説つき)
▶ 英検2級要約問題サンプル予想練習問題集【2】(解答・解説つき)
▶ 英検2級要約問題サンプル予想練習問題集【4】(解答・解説つき)
▶ 英検2級要約問題サンプル予想練習問題集【7】(解答・解説つき)
▶ 【英検2級要約問題添削&採点サイト】ChatGPTやAIで無限に作成&添削してくれるプロンプト
▶ ★【英検2級要約問題】超絶採点プロンプト【都立AI完全対応!】
8失敗パターン7選──「あるある」ミスを事前に潰す
要約問題で減点されるパターンは実は決まっています。以下の7つの「あるあるミス」を事前に知っておくだけで、不要な失点を防げます。
よくあるNGパターンと改善例
まとめ&直前チェックリスト
試験当日、最後にこのリストだけ見返せばOK!
要約問題は「型」を知っているかどうかで決まる。
この記事の3ステップ+黄金テンプレを武器に、
16点満点を勝ち取ろう!
▼ 要約問題対策
▶ 要約問題対策講座<1> 解き方&攻略法+生成AIプロンプト
▶ 要約問題対策講座<2> 自己採点生成AIプロンプト
▶ 英文要約問題攻略法と予想問題参考書特集
▶ 要約ライティング超絶テクニック集+パラフレーズ必殺技
▶ ChatGPTやAIで要約問題を無限に作成&添削プロンプト
▶ 超絶採点プロンプト【都立AI完全対応】
▼ 要約問題 予想練習問題集
▶ 予想練習問題集【1】(解答・解説つき)
▶ 予想練習問題集【2】(解答・解説つき)
▶ 予想練習問題集【4】(解答・解説つき)
▶ 予想練習問題集【7】(解答・解説つき)
▼ 英検2級 その他の対策
▶ 英検2級 英作文(意見論述)問題 特集
▶ 英検2級 スピーキング(二次面接)対策
▶ 英検2級 合格必勝メモ
▶ 英検準2級プラス 対策特集
