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かき氷を食べると頭がキーンとするのはなぜ?

Why do we get brain freeze when we eat shaved ice?

ひとことで言うと

冷たいものが上あごやのどのおくを急に冷やすと、血管や神経が反応して頭がいたくなると考えられているよ。でも、くわしいしくみはまだわかっていないんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

When you eat something very cold too fast, the roof of your mouth gets cold. Scientists are not sure exactly why your head hurts. Blood vessels and nerves near your mouth may react to the cold. Eat slowly, and it may not happen.

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とても冷たいものを急いで食べると、上あごが冷たくなります。なぜ頭がいたくなるのか、科学者にもまだくわしくはわかっていません。口の近くの血管や神経が、冷たさに反応するのかもしれません。ゆっくり食べれば、起こらないこともあります。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

That sudden pain is often called brain freeze. It happens when something icy touches the roof of your mouth or the back of your throat. Scientists do not yet know the exact cause. One idea is that blood vessels quickly change size and nearby nerves send pain signals. Because the same large nerve also carries signals from your face and forehead, you may feel the pain in your forehead instead of your mouth. Your brain itself is not frozen at all! The pain usually goes away in less than a minute. Eating cold food slowly may prevent it. Pressing your tongue against the roof of your mouth to warm it may also help.

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この急ないたみは、よく「ブレイン・フリーズ(脳がこおる)」とよばれます。氷のように冷たいものが、上あごやのどのおくにふれたときに起こります。くわしい原因は、まだわかっていません。血管の太さが急に変わり、近くの神経がいたみの知らせを送る、という考えがあります。同じ大きな神経が顔やおでこからの知らせも運ぶため、口ではなく、おでこがいたいと感じるのかもしれません。もちろん、脳そのものがこおっているわけではありません!いたみは、たいてい1分もしないうちに消えます。冷たいものをゆっくり食べると、起こりにくくなることがあります。舌を上あごに当ててあたためると、楽になることもあります。

この質問の英単語

  • freezeこおる
  • painいたみ
  • blood vessels血管
  • nerves神経
  • message知らせ
  • foreheadおでこ
  • tongue舌

超絶解説もっと知りたい人へ

ちゃんとした名前のある頭痛

かき氷やアイスを食べたときの「キーン」は、お医者さんの世界でも正式に認められた頭痛のひとつで、「冷たいものを食べたり、冷たい空気をすいこんだりしたときの頭痛」として分類されています。冷たいものが口に入ってから数秒でいたくなり、ふつうは20秒から1分ほどでおさまります。おでこやこめかみのあたりがいたむことが多く、とても強くいたんでも、あとに何も残らない、体には害のない頭痛です。

血管と神経が関係する?

アイスクリーム頭痛のくわしいしくみは、まだ完全にはわかっていません。有力な考えの一つは、上あごやのどのおくが急に冷やされると、近くの血管や神経がすばやく反応するというものです。2012年の小さな研究では、キーンとなるころに、脳の前のほうへ血を送る血管が広がり、血の流れがふえるようすが観察されました。また、顔やおでこ、口の中からの知らせは、「三叉神経(さんさしんけい)」という大きな神経を通ります。そのため、口の中から来たいたみを、おでこから来たように感じるのではないかと考えられています。

早食いすると2倍キーンとなる!

2002年、カナダのお医者さんの親子が、中学生145人に協力してもらって実験をしました。アイスクリームを5秒以内で一気に食べるグループと、30秒以上かけてゆっくり食べるグループに分けたのです。結果は、早食いグループの27%がキーンとなったのに対し、ゆっくりグループは13%。早食いすると、キーンとなる割合が2倍以上になったのです。この楽しい研究は、イギリスの有名な医学雑誌のクリスマス号にのりました。

脳はこおっていない

英語では「ブレイン・フリーズ(脳がこおる)」とよびますが、もちろん脳がこおるわけではありません。じつは、脳そのものには、いたみを感じるセンサーがありません。頭痛のいたみは、脳をつつむまくや、血管、神経などから来ているのです。冷たいものを食べてキーンとなっても、脳が傷つくことはないので、安心してください。ただし、いたいのはいやなので、かき氷は口の前のほうで、少しずつゆっくり味わうのがおすすめです。

キーンとなったら、どうする?

キーンとなっても、たいていは食べるのを止めれば、短い時間で自然におさまります。舌の表を上あごにぴったりおしつけたり、ぬるい水を少し飲んだりして、冷えた場所をあたためると、早く楽になることもあります。ただし、この方法の効果はまだ十分には確かめられていません。また、ふだんから頭痛が起きやすい人は、キーンとなりやすいことがわかっています。

みんなが驚く豆知識

  1. 約1000年前の平安時代、清少納言は『枕草子』で、けずった氷にあまい汁をかけて金属のおわんに入れたものを「上品なもの」として書いています。かき氷は、昔は貴族だけのぜいたく品でした。

  2. 脳そのものには、いたみを感じるセンサーがありません。そのため、脳の手術では、患者さんに目をさましてもらい、話をしながら手術を進めることもあります。

  3. 英語の brain freeze は、冷たいものによる頭痛のほかに、「とつぜん頭が真っ白になって、何も思い出せなくなること」という意味でも使われます。テストの前に起こってほしくないですね。

おうちでやってみよう

アイスやかき氷を食べて頭がキーンとなったら、舌の表を上あごにぴったりおしつけて、何秒でおさまるか数えてみよう。次は口の前のほうでゆっくり食べて、キーンとなりにくいか、くらべてみてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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