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どうぶつ ・ 297/300

いちばん大きい恐竜はどれくらい大きかったの?

How big were the biggest dinosaurs?

ひとことで言うと

最大級なのは、アルゼンチノサウルスやパタゴティタンなどの首の長い恐竜。全長は30メートル前後、体重はおよそ50〜70トン、またはそれ以上と見積もられているけれど、正確な大きさはまだわかっていないよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The biggest dinosaurs had long necks and long tails. Some were about as long as three buses in a row! They were as heavy as ten elephants or more. They ate plants all day long.

日本語の訳を見る

いちばん大きな恐竜は、長い首と長いしっぽを持っていました。中には、バス3台を1列に並べたくらいの長さのものもいました!重さはゾウ10頭分か、それ以上でした。一日じゅう植物を食べていたのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

The biggest dinosaurs were sauropods, plant-eaters with long necks, long tails, and legs like tree trunks. Some of the largest ones lived in what is now Argentina about 100 million years ago. Argentinosaurus and Patagotitan may have been around 30 meters long, about as long as three buses. Scientists estimate that they weighed roughly 50 to 70 tons, and Argentinosaurus may have been even heavier. That is about the weight of eight to ten big elephants. However, only incomplete skeletons have been found, so estimates vary. How could they grow so big? Air spaces in their bones made their skeletons lighter. Their long necks also let them reach many plants without walking far. Amazingly, these giants hatched from eggs only a little bigger than a grapefruit!

日本語の訳を見る

いちばん大きな恐竜は「竜脚類(りゅうきゃくるい)」で、長い首と長いしっぽ、木のみきのような足を持つ、植物を食べる恐竜です。とくに大きなものは、約1億年前、今のアルゼンチンにすんでいました。アルゼンチノサウルスやパタゴティタンは、全長が30m前後あり、バス3台分くらいの長さだったかもしれません。体重はおよそ50〜70トンと見積もられ、アルゼンチノサウルスはさらに重かった可能性もあります。大きなゾウ8〜10頭分ほどの重さです。ただし、見つかっている骨は完全ではないため、見積もりは研究によってちがいます。どうしてそんなに大きくなれたのでしょう。骨の中に空気の入るすき間があり、骨格を軽くしていました。また、長い首のおかげで、遠くまで歩かなくても、たくさんの植物に口がとどきました。おどろくことに、こうした巨大な恐竜も、グレープフルーツより少し大きいくらいの卵から生まれたのです!

この質問の英単語

  • dinosaurs恐竜
  • necks首(neck の複数形)
  • tailsしっぽ
  • heavy重い
  • plants植物
  • skeletons骨格
  • hatched(卵から)かえった

超絶解説もっと知りたい人へ

チャンピオンは「首の長いグループ」

地球を歩いた中で最大級の動物は、竜脚類とよばれる、首としっぽの長い植物食の恐竜たちです。その中でもとくに大きいのが、南アメリカのアルゼンチンで見つかったアルゼンチノサウルスとパタゴティタン。どちらも約1億年前に生きていました。アルゼンチノサウルスの背骨は、1こだけで小学生の背たけくらいの高さがあります。パタゴティタンは、牧場で働く人が、地面から突き出た骨を見つけたのがきっかけで発掘され、太ももの骨だけで長さ約2.4mもありました。

大きさは、どうやって決めるの?

じつは、こうした巨大恐竜の全身の骨がそろって見つかることは、ほとんどありません。そこで科学者は、見つかった骨の大きさや太さから、なかまの恐竜の体の形を参考にして、全体の大きさを計算します。たとえば太ももの骨の太さから体重を見積もる方法がありますが、計算のしかたによって答えが変わります。パタゴティタンの体重は、最初の研究では約69トンとされましたが、その後、もっと軽い50トン台という見積もりも出ています。「どの恐竜がいちばん大きいか」は、今も研究者のあいだで議論が続いているのです。

巨体を支えたひみつ

あんなに大きな体が、どうして自分の重さでつぶれなかったのでしょう。ひとつめのひみつは、骨の中の空気です。竜脚類の首や背中の骨には、鳥と同じように空気のふくろが入りこむすき間がたくさんあり、じょうぶさを保ちながら軽くなっていました。ふたつめは、長い首。体は動かさず、首だけを左右や上下にふれば、広いはんいの植物を食べられます。みっつめは、かまずに丸飲みしたこと。小さな頭で葉っぱをどんどん飲みこみ、大きなおなかの中で、時間をかけて消化していたと考えられています。

小さな卵から、30mの巨人へ

おどろくことに、巨大な竜脚類の卵は、大きくても直径15cmほど。グレープフルーツくらいの大きさしかありませんでした。あまり大きな卵だと、からが厚くなりすぎて、中の赤ちゃんが息をできなくなるからだと考えられています。生まれたばかりの赤ちゃんは、数キロほど。それが大人になると、体重が何万倍にもなりました。竜脚類は、とても速いスピードで成長したことが、骨の中に残る「年輪」のようなもようからわかっています。

ほかの大きな生きものとくらべると

肉食恐竜の代表ティラノサウルスは、全長12〜13m、体重8〜9トンほど。巨大な竜脚類にくらべると、ずいぶん小さく感じます。では、地球の歴史上いちばん重い動物はだれでしょう。答えは、今の海で泳いでいるシロナガスクジラだと考えられています。全長は30mをこえることがあり、体重は150トン以上にもなります。水が体を支えてくれる海だからこそ、ここまで大きくなれたのです。

みんなが驚く豆知識

  1. パタゴティタンの太ももの骨は、1本で長さ約2.4m。発掘された骨の化石は、大人の背たけよりずっと長く、重さも500kgをこえました。博物館では、この大きな骨の横で写真をとる人がたくさんいます。

  2. 北海道むかわ町で見つかった「むかわ竜(カムイサウルス・ジャポニクス)」は全長約8m。日本で見つかった恐竜の全身骨格の中で、とても完全に近い、大きなものです。

  3. 英語の dinosaur は、1842年にイギリスの学者リチャード・オーウェンが作ったことばです。ギリシャ語の「おそろしい(deinos)」と「トカゲ(sauros)」を合わせて、「おそろしく大きなトカゲ」という意味です。

おうちでやってみよう

公園や校庭で、30mを歩いてはかってみよう。子どもの1歩をだいたい50cmとすると、60歩くらい。その長さ全部が1頭の恐竜の体だったと思うと、びっくりするよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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