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ネコはなぜのどをゴロゴロ鳴らすの?のイラスト

どうぶつ ・ 85/300

ネコはなぜのどをゴロゴロ鳴らすの?

Why do cats purr?

ひとことで言うと

ゴロゴロは、のどの奥の喉頭(こうとう)にある声帯がふるえて出る音。うれしいときだけでなく、不安なときやぐあいが悪いときにも鳴らすよ。声帯をどうやってふるわせているのかは、科学者にもまだ全部はわかっていないんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Cats often purr when they are happy. But they also purr when they are scared or sick. The purr comes from the cat's throat. Kittens purr while they drink their mother's milk. Scientists still do not know everything about purring. It is a cat mystery!

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ネコはうれしいとき、よくゴロゴロとのどを鳴らします。でも、こわいときやぐあいが悪いときにも鳴らします。ゴロゴロの音は、ネコののどから出ます。子ネコは、お母さんのおっぱいを飲みながらゴロゴロ鳴らします。ゴロゴロについて、科学者にもまだわからないことがあります。ネコのなぞなのです!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Most people think a purr means a cat is happy, and that is often true. But cats also purr when they are hungry, nervous, sick, or giving birth. A purr may help a cat communicate or calm itself. The sound comes from the larynx, the voice-making part of the throat. For many years, scientists thought signals from the brain made muscles in the larynx move the vocal folds rhythmically as a cat breathed in and out. In 2023, researchers passed air through larynges taken from cats that had died. The vocal folds made low, purr-like sounds without muscle movement. Soft pads inside the folds may help them vibrate slowly enough to make these sounds. However, this experiment did not show exactly what happens in a living cat. Muscles may still help start or control purring, so the mystery is not completely solved.

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ほとんどの人は、ゴロゴロはネコがうれしいしるしだと思っていますし、それはたいてい当たっています。でもネコは、おなかがすいたとき、不安なとき、ぐあいが悪いとき、赤ちゃんを産んでいるときにもゴロゴロ鳴らします。ゴロゴロは、何かを伝えたり、自分を落ち着かせたりするのに役立つのかもしれません。音は、声を出すのどの部分である喉頭(こうとう)から出ます。長いあいだ科学者たちは、のうからの合図によって喉頭のきん肉が声帯をくり返し動かし、ネコが息をすったりはいたりするときに音が出ると考えてきました。2023年、研究者たちは、死んだネコから研究のために提供された喉頭に空気を通しました。すると、きん肉が動かなくても、声帯から低いゴロゴロに似た音が出ました。声帯の中のやわらかい部分が、低い音を出せる速さで声帯をふるわせるのに役立つようです。ただし、この実験だけでは、生きたネコの体内で何が起きているのかはわかりません。きん肉がゴロゴロを始めたり調節したりしている可能性もあり、なぞはまだ完全には解けていません。

この質問の英単語

  • purr(ネコが)のどをゴロゴロ鳴らす
  • throatのど
  • kittens子ネコ
  • nervous不安な・どきどきした
  • larynx喉頭(声を出すのどの部分)
  • musclesきん肉
  • mysteryなぞ

超絶解説もっと知りたい人へ

音の出どころは、のどの「声の箱」

ゴロゴロは、のどの奥にある喉頭(こうとう)という、声を出す部分で生まれます。ネコは息をすうときもはくときも、とぎれずにゴロゴロ鳴らし続けられるのがとくちょうです。基本になるふるえは、多くの場合、1秒に20〜30回ほどで、それより高い音もいくつか重なります。基本の音は、人のふつうの話し声よりずっと低い音です。あんなに小さな体から、なぜこれほど低い音が出せるのか。これが長年のなぞでした。

2023年のびっくり発見

これまでは、のうから速い合図が送られ、喉頭のきん肉が声帯をくり返し動かすことでゴロゴロが生まれると考えられてきました。ところが2023年、オーストリアのウィーン大学などのチームが、死んだネコから研究のために提供された喉頭に空気を送ると、のうからの合図やきん肉の動きがなくても、ゴロゴロに似た低い音が出ました。声帯(せいたい:声を出すためにふるえるひだ)の中には、やわらかいクッションのような部分があります。これが重りのように働き、声帯をゆっくりふるえやすくしているようです。人がとても低い声を出す「ボーカルフライ」という発声法に近い仕組みです。ただし、この実験は体から取り出した喉頭で行われました。生きたネコでは、きん肉が音を始めたり調節したりしている可能性があり、まだ全部はわかっていません。

「おねだりゴロゴロ」もある

2009年、イギリスのサセックス大学の研究で、ネコが朝ごはんをねだるときのゴロゴロには、人の赤ちゃんの泣き声に近い高い音がまざっていることがわかりました。人に聞かせると、ふつうのゴロゴロより「なんとかしてあげなきゃ」と感じやすかったそうです。一方、ネコはけがをしたときや不安なときにも鳴らします。自分を落ち着かせている、という説がありますが、はっきりとはわかっていません。生まれて数日の子ネコも、お母さんのおっぱいを飲みながらゴロゴロ鳴らします。親子をつなぐ合図になっていると考えられています。

ライオンはゴロゴロできる?

チーターやピューマ、オオヤマネコは、イエネコのように、息をすうときもはくときも続けてゴロゴロ鳴らせます。ライオンやトラも、息をはくときにゴロゴロに似た低い音を出すことがありますが、イエネコと同じように連続して鳴らすわけではありません。そのため、大型のネコが「ゴロゴロ鳴らせるか」は、ゴロゴロをどう決めるかによって答えが変わります。ほえる声とゴロゴロの関係も、のどの一つの部分だけでは説明できません。また、「ゴロゴロのふるえが骨のけがを治す」という話もありますが、ネコ自身のけがを治す効果は確かめられていません。

みんなが驚く豆知識

  1. ネコのゴロゴロの基本になるふるえは、多くの場合、1秒に20〜30回ほど。それに、もっと高い音がいくつか重なって聞こえる。基本の音は人のふつうの話し声よりずっと低く、しかも息をすうときもはくときも、とぎれずに鳴らし続けられる。

  2. チーターは、イエネコのように息をすうときもはくときも続けてゴロゴロ鳴らせる。ライオンやトラも、息をはくときにゴロゴロに似た低い音を出すことがあるけれど、イエネコと同じ鳴らし方ではない。どこまでを「ゴロゴロ」とよぶかで、答えが変わるんだ。

  3. 英語の purr(ゴロゴロ)は、音をまねてできたことば。英語では、車のエンジンが静かに気持ちよく回る音も The engine purred.(エンジンが静かにうなった)のように purr で表すよ。

おうちでやってみよう

ネコをかっている人は、ネコがゴロゴロ言っているとき、のどや胸にそっと手を当ててみよう。ふるえが手に伝わってくるよ。ネコがいやがったらすぐにやめてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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