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鳥はどうして飛べるの?
How do birds fly?

翼で空気を下や後ろへおし出すと、そのはね返りで体がうき上がって前へ進むよ。軽くてじょうぶな骨、大きな胸のきん肉、羽、すごい呼吸のしくみなど、体じゅうが飛ぶために作られているんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Birds have wings and feathers. When a bird flaps its wings, it pushes air down. Then the air pushes the bird up. Birds have light bones and strong chest muscles, too. Their whole body is made for flying!
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鳥には翼と羽があります。鳥が翼をはばたくと、空気を下におします。すると、空気が鳥をおし上げます。鳥には、軽い骨と強い胸のきん肉もあります。鳥の体は、全部が飛ぶために作られているのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A bird flies by pushing air. When it beats its wings down, the wings push air down and back, and the air pushes the bird up and forward. A wing is also curved and tilted a little. As the bird moves forward, the wing turns the air flowing past it downward, and this makes an upward push called lift. The air above the wing moves faster, and its pressure becomes lower, which helps, too. But wings are only part of the secret. Many of a bird's bones are hollow, with thin supports inside, so they are light but strong. Big chest muscles power the wings. Feathers are light, and birds can change the shape of their wings. Birds also have air sacs, which help them breathe very well. Every part of a bird is built for the sky.
日本語の訳を見る
鳥は空気をおすことで飛びます。翼をふり下ろすと、翼は空気を下と後ろにおし、空気は鳥を上と前におします。また、翼は少し曲がっていて、少しかたむいています。鳥が前に進むと、翼はそばを流れる空気を下向きに曲げ、これによって揚力とよばれる上向きの力が生まれます。翼の上の空気は速く流れて、その圧力が低くなることも助けになります。でも、翼はひみつの一部にすぎません。鳥の骨の多くは中が空っぽで、内側に細い支えがあるので、軽いのにじょうぶです。大きな胸のきん肉が翼を動かします。羽は軽く、鳥は翼の形を変えることができます。鳥には気のうという空気のふくろもあり、とても上手に呼吸できます。鳥の体は、どこもかしこも空のために作られているのです。
この質問の英単語
- wings翼
- feathers羽
- flapsはばたく(flap)
- pushおす
- lift揚力(上向きの力)
- hollow中が空っぽの
- chest muscles胸のきん肉
超絶解説もっと知りたい人へ
空気をおすと、空気がおし返す
鳥が飛べるいちばんのひみつは、「空気をおせば、空気からおし返される」ことです。プールで手のひらで水をかくと体が進むのと同じで、翼をふり下ろして空気を下や後ろへおしやると、その反動で体は上や前へおされます。また、少し曲がって少しかたむいた翼が前に進むと、そばを流れる空気を下向きに曲げ、そのお返しに上向きの力「揚力(ようりょく)」が生まれます。よく「翼の上と下を通った空気は同時に後ろでいっしょになるから」と説明されますが、これはまちがい。実際には、上を通る空気のほうがずっと早く後ろに着いてしまうのです。
体じゅうが「飛行機仕様」
鳥の体は、飛ぶための工夫だらけです。多くの骨は中が空洞で、中に細い柱が何本も通っていて、軽いのにじょうぶ。歯のかわりに軽いくちばしを持っています。羽も見事な作りで、1本の羽の軸から細い枝がたくさん出て、その枝どうしが小さなかぎで面ファスナーのようにくっつき、空気をのがさない面を作っています。胸には、翼をふり下ろす大きなきん肉があり、体重の15〜25%ほどにもなります。さらに、肺のまわりに「気のう」という空気のふくろがいくつもあり、新しい空気がいつも一方向に肺を通りぬけるので、人よりずっと効率よく酸素をとりこめます。これが、空気のうすい高い空でも飛び続けられるひみつです。
空のチャンピオンたち
ハチドリは1秒に50回ほども羽ばたいて、空中の一点にとまる「ホバリング」ができます。アホウドリは、海の上の風をたくみに使って、ほとんど羽ばたかずに何千kmも旅をします。2022年には、オオソリハシシギの若鳥がアラスカからオーストラリアのタスマニアまで、一度もおりずに11日間で約1万3560kmを飛び、鳥の連続飛行の世界記録となりました。地球を3分の1周するほどのきょりです。
人は鳥から飛び方を学んだ
人は大むかしから鳥のように飛ぶことを夢見てきました。19世紀のドイツのリリエンタールは、コウノトリの翼をくわしく調べてグライダーを作り、2000回以上も飛行しました。アメリカのライト兄弟は、鳥が翼をひねってバランスをとるすがたも参考にして、翼をねじって機体をかたむけるしくみを考えました。そして1903年、動力つきで操縦できる重航空機による、持続した飛行に成功しました。飛行機の研究には、鳥の飛び方から得たヒントも生かされているのです。
みんなが驚く豆知識
2022年、アラスカを飛び立ったオオソリハシシギの若鳥が、一度も地上におりずに11日間で、オーストラリアのタスマニアまで約1万3560kmを飛んだ。鳥の連続飛行の世界記録で、旅の間に体重が半分ほどに減ったと考えられている。
ヨーロッパにすむアマツバメのなかまは、子育ての時期以外、約10か月も一度も地面におりずに飛び続けることがある。えさを食べるのも空の上。ねむるのも飛びながらだと考えられている。
英語の bird's-eye view(鳥の目からのながめ)は、高い所から見下ろした景色のこと。日本語でも、上から見た地図や絵を「鳥瞰図(ちょうかんず)」という。どちらも鳥の目線だね。

おうちでやってみよう
細長い紙のはしを持って口の下にたらし、紙の上の面にそって、ふーっと息をふいてみよう。紙がふわっと持ち上がるよ。上を速く流れる空気の圧力が低くなり、下側の空気が紙をおし上げるためです。鳥の翼では、この圧力の差に加えて、空気を下向きに曲げることも揚力を生みます。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






