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カンガルーにはなぜおなかにふくろがあるの?
Why do kangaroos have pouches?

カンガルーの赤ちゃんは、長さ2cmほど、1グラムもないとても小さな体で生まれるからだよ。ふくろの中でおっぱいを飲みながら、何か月もかけて大きくなるんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
A baby kangaroo is called a joey. When it is born, it is as small as a jelly bean! It cannot see. It climbs into its mother's pouch by itself. There, it drinks milk and grows for many months. The pouch is like a warm, safe bed.
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カンガルーの赤ちゃんは「ジョーイ」とよばれます。生まれたときは、ジェリービーンズくらいの小ささです!目も見えません。赤ちゃんは自分の力で、お母さんのふくろの中へよじのぼります。そこでおっぱいを飲み、何か月もかけて大きくなります。ふくろは、あたたかくて安全なベッドのようなものです。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Kangaroos are marsupials. Their babies are born at a very early stage and continue growing in the mother's pouch. A female kangaroo is pregnant for only about a month, so her baby, called a joey, is tiny at birth. A newborn red kangaroo is about 2.5 centimeters long and weighs less than one gram. It has no fur, and its eyes are closed. Even so, it climbs through its mother's fur to the pouch by itself, using its strong front legs. Inside, it holds on to a teat and drinks milk. The pouch keeps it warm and safe. After about five months, the joey starts to look out. It leaves the pouch for good at around eight months, but it still drinks milk for a while.
日本語の訳を見る
カンガルーは有袋類(ゆうたいるい)です。赤ちゃんは、まだあまり育っていない小さな姿で生まれ、お母さんのふくろの中で成長を続けます。メスのカンガルーがおなかの中で赤ちゃんを育てる期間は、わずか1か月ほどです。そのため、ジョーイとよばれる赤ちゃんは、とても小さな姿で生まれます。生まれたばかりのアカカンガルーは、長さ約2.5センチメートルで、体重は1グラムもありません。毛はなく、目も閉じています。それでも、強い前足を使い、お母さんの毛をかき分けながら、自分でふくろまでよじのぼります。ふくろの中では、乳首につかまっておっぱいを飲みます。ふくろは赤ちゃんをあたたかく、安全に守ります。約5か月後には、ふくろから顔を出し始めます。8か月ごろにはふくろから完全に出ますが、その後もしばらくはおっぱいを飲みます。
この質問の英単語
- pouch(おなかの)ふくろ
- joeyカンガルーの赤ちゃん
- marsupials子がとても小さく生まれ、母親の乳首につかまって育つほ乳類のなかま
- climbsよじのぼる(climb)
- milkおっぱい・ミルク
- newborn生まれたばかりの
- safe安全な
超絶解説もっと知りたい人へ
赤ちゃんはジェリービーンズサイズ
アカカンガルーのお母さんのおなかの中に赤ちゃんがいるのは、わずか33日ほど。生まれてくる赤ちゃんは長さ約2.5cm、体重は0.75gほどしかありません。1円玉(1g)より軽いのです。毛はなく、目も耳もまだできあがっていません。それなのに、生まれてすぐ、よく発達した前足だけを使って、お母さんのおなかの毛をかき分け、自分の力でふくろまでよじのぼります。かかる時間は数分ほど。ふくろの中に入ると乳首をくわえ、そこから何十日もの間、ほとんどはなさずにおっぱいを飲み続けます。
なぜ「ふくろで育てる」作戦なの?
カンガルーの赤ちゃんは、まだ育ちきらない、とても小さな姿で生まれます。生まれた子は自分でふくろへ進み、乳首につかまって、守られながら成長します。ふくろは、この育て方に合った場所なのです。ただし、「オーストラリアの土地が乾いているから、ふくろができた」と一つの理由だけで説明することはできません。子を小さく産み、乳首につかまらせて育てる有袋類の方法は、長い進化の中でできたと考えられています。さらにカンガルーのお母さんは、次の赤ちゃんのもとを、育ち始める前の状態で一時停止させておくことができます。上の子がふくろから出ると、待っていた赤ちゃんが育ち始めます。
2種類のミルクを同時に出せる
カンガルーのふくろの中には乳首が4つあります。おどろくことに、お母さんは、生まれたばかりの赤ちゃん用と、ふくろから出たり入ったりしている大きい子用に、それぞれちがう栄養のミルクを、別々の乳首から同時に出すことができます。赤ちゃんの成長に合わせて、ミルクの中身まで変えているのです。赤ちゃんが生まれる前には、お母さんがふくろの中をていねいになめて、きれいにそうじします。
ふくろの向きも、いろいろ
ふくろを持つ有袋類は、オーストラリアとその近くの島々、そしてアメリカ大陸に、300種類以上います。カンガルーのふくろは上向きに開いていますが、地面にあなをほるウォンバットのふくろは後ろ向き(おしりのほう)に開きます。あなをほるときに、赤ちゃんに土が入らないようにするためです。コアラのふくろも下向きに開いています。なお、カンガルーのオスにはふくろがありません。
みんなが驚く豆知識
「カンガルー」は、オーストラリアの先住民のことばで「わからない」という意味だ、という話は有名だが、これはまちがい。1770年にクック船長の一行が、ある先住民の言語で灰色のカンガルーを表す「ガングル」ということばを記録したのが始まりだ。
カンガルーのお母さんは、おなかの中の次の赤ちゃんのもとを、育ち始める前の状態で一時停止させておける。上の子がふくろから出ると、待っていた赤ちゃんが育ち始める。まるで順番待ちのしくみだ。
生まれたばかりのアカカンガルーの赤ちゃんは、体重わずか0.75gほどで、1円玉(1g)より軽い。それが大人になると、オスは体重80kg以上になることもある。10万倍以上の成長だ。

おうちでやってみよう
1円玉(1グラム)を手のひらにのせてみよう。カンガルーの生まれたての赤ちゃんは、これよりも軽いんだよ。定規で2.5cmを測って、赤ちゃんの小ささを想像してみよう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






