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フラミンゴはなぜピンク色なの?のイラスト

どうぶつ ・ 93/300

フラミンゴはなぜピンク色なの?

Why are flamingos pink?

ひとことで言うと

エサにふくまれる赤やオレンジの色のもと(カロテノイド)が、羽に入るからだよ。生まれたばかりのひなは灰色っぽい白で、エサを食べ続けるうちに、だんだんピンクになっていくんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Baby flamingos are gray, not pink! Flamingos eat tiny shrimp and tiny plants in the water. This food has red and orange colors in it. The colors go into their feathers. So as flamingos grow up and eat this food, they turn pink.

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フラミンゴの赤ちゃんは、ピンクではなく灰色です!フラミンゴは、水の中の小さなエビや小さな植物を食べます。この食べ物には、赤やオレンジの色がふくまれています。その色が羽に入るのです。だから、フラミンゴは大きくなりながらこの食べ物を食べて、ピンク色になります。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Flamingos are not born pink. Baby flamingos are fluffy and gray or white. They turn pink because of what they eat. Flamingos feed on tiny living things called algae and on small animals such as brine shrimp. These foods contain natural colors called carotenoids, the same kind of colors that make carrots orange. When a flamingo eats them, its body changes them a little and puts them into its growing feathers, skin, and legs. It takes about two or three years for a young flamingo to become fully pink. In zoos, keepers add these colors to the birds' food. Without them, the flamingos would slowly fade to a pale color. Flamingo parents even feed their chicks a red, milk-like liquid, and they can lose some of their own pink color while raising chicks.

日本語の訳を見る

フラミンゴは、生まれたときからピンク色なのではありません。フラミンゴの赤ちゃんは、ふわふわの灰色か白色です。ピンクになるのは、食べ物のせいです。フラミンゴは、藻類(そうるい)とよばれる小さな生きものや、ブラインシュリンプのような小さな動物を食べます。これらの食べ物には、カロテノイドという自然の色のもとがふくまれています。ニンジンをオレンジ色にしているのと同じなかまの色です。フラミンゴがそれを食べると、体がそれを少し作りかえて、のびてくる羽や皮ふ、足に送りこみます。若いフラミンゴがすっかりピンクになるまでには、2〜3年ほどかかります。動物園では、飼育員さんが鳥のエサにこの色のもとをまぜています。それがないと、フラミンゴはだんだん白っぽい色にあせてしまうのです。フラミンゴの親は、ひなに赤いミルクのような液を飲ませることさえあり、子育てをする間に、自分のピンク色が少しうすくなってしまうこともあります。

この質問の英単語

  • pinkピンク色の
  • shrimp小エビ
  • feathers羽
  • algae藻類(水の中の小さな生きもの)
  • carotenoidsカロテノイド(赤やオレンジの色のもと)
  • fade(色が)あせる
  • chicksひな

超絶解説もっと知りたい人へ

犯人は「ニンジンと同じ色のもと」

フラミンゴのピンクのもとは、カロテノイドという色素です。ニンジンのオレンジ色(ベータカロテン)や、エビ・カニ・サケのピンクがかった色(アスタキサンチン)も同じなかま。フラミンゴは、くちばしを水にさかさまにつけて、ふるいのようなくちばしで水をこし、藻類(そうるい:水の中の小さな植物のような生きもの)や、それを食べた小エビなどを食べます。体の中、とくに肝臓で、これらの色素を少し作りかえ、のびてくる羽にしみこませます。羽が生えかわるたびに、新しいピンクが入るのです。

ひなは灰色、ピンクになるのは数年後

生まれたばかりのひなは、ふわふわの灰色がかった白い羽毛につつまれていて、くちばしもまっすぐです。若い鳥は灰色や茶色っぽく、エサを食べ続けて2〜3年ほどで、やっと大人のピンクになります。種類によって色の濃さもちがい、カリブ海のベニイロフラミンゴは燃えるようなオレンジがかった赤、ヨーロッパやアフリカのオオフラミンゴはうすいピンクです。よいエサをたくさん食べている元気な鳥ほど色があざやかなので、色の濃さは相手選びのときの「元気のしるし」になっていると考えられています。

動物園の「ピンク作戦」

むかし、動物園にやってきたフラミンゴが、だんだん白っぽくなってしまうことがありました。野生のエサと同じ色のもとが、動物園のエサには足りなかったからです。今では、飼育員さんがエサにカロテノイドをまぜて、ピンク色を保っています。逆にいえば、フラミンゴは「食べた物の色になる鳥」なのです。

赤いミルクと「おけしょう」

フラミンゴの親は、オスもメスも、のどの奥(消化管の上のほう)から、栄養たっぷりの赤い液を出してひなに口うつしで飲ませます。この「フラミンゴミルク」が赤いのは、親の色のもとがたくさん入っているから。そのため、子育てがつづくと、親の羽の色がうすくなってしまうこともあります。さらにスペインの研究では、オオフラミンゴが、尾の付け根から出る、色のもとをふくんだ油を、頭を使って首や胸や背中の羽にぬりつけ、よりピンクに見せていることがわかりました。相手さがしの季節によく見られる、まさに「おけしょう」です。

みんなが驚く豆知識

  1. フラミンゴは「おけしょう」をする。スペインの研究で、オオフラミンゴは相手さがしの季節に、尾の付け根から出る色のもとをふくんだ油を、頭でこすって羽にぬりのばし、よりピンクに見せていることがわかった。

  2. フラミンゴの親は、オスもメスも、のどの奥から赤いミルクのような液を出してひなに飲ませる。色のもとがミルクに出ていくので、子育て中の親は羽の色がかなりうすくなることがある。

  3. 英語の flamingo は、ポルトガル語やスペイン語を通って入ったことばで、もとは「ほのお(flame)」を意味することばから来たと考えられている。ほのおのような色の鳥、というわけだ。

おうちでやってみよう

スーパーで売っているゆでたエビやカニの赤い色、サケの身のピンク色、ニンジンのオレンジ色をくらべてみよう。どれもフラミンゴのピンクと同じ「カロテノイド」のなかまの色なんだ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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