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くしゃみはなぜ出るの?のイラスト

からだ ・ 55/300

くしゃみはなぜ出るの?

Why do we sneeze?

ひとことで言うと

鼻の中に入ったほこりや花粉などを、いきおいよく空気をふき出して追い出すためだよ。体を守る、自動の「そうじ」なんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Sometimes dust or pollen goes into your nose. Your nose does not like it! It sends a message to your brain. Then your body takes a big breath and pushes the air out very fast. Achoo! That is a sneeze. It helps clean your nose. Cover your nose and mouth with the inside of your elbow!

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ときどき、ほこりや花粉が鼻に入ります。鼻はそれをいやがります! 鼻から脳へ知らせが送られます。すると体は大きく息をすって、空気をとても速くおし出します。ハクション! これがくしゃみです。くしゃみは、鼻をきれいにするのに役立ちます。ひじの内側で、鼻と口をおおいましょう!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

A sneeze is your body's way of cleaning your nose. The inside of your nose has many tiny nerves. When dust, pollen, or germs touch them, the nerves send a message to your brain stem, the part of the brain that controls things you do without thinking. The brain then starts a quick chain of actions. You take a deep breath, your throat closes for a moment, and then your chest and stomach muscles push the air out all at once. The air rushes out through your nose and mouth and carries the unwanted things away. Some people even sneeze when they look at bright sunlight! Tiny drops from a sneeze can fly several meters, so it is kind to cover your nose and mouth with your elbow or a tissue.

日本語の訳を見る

くしゃみは、体が鼻をそうじするやり方です。鼻の内側には、小さな神経(しんけい)がたくさんあります。ほこりや花粉、ばい菌がそれにふれると、神経は脳幹(のうかん)に知らせを送ります。脳幹は、考えなくてもすることをコントロールしている脳の部分です。すると脳は、すばやい一連の動きを始めます。深く息をすい、のどが一瞬とじ、それから胸とおなかの筋肉が、空気をいっぺんにおし出すのです。空気は鼻と口から勢いよく飛び出し、いらないものを運び去ります。明るい太陽の光を見ただけで、くしゃみをする人さえいます! くしゃみの小さなしぶきは数メートルも飛ぶことがあるので、ひじやティッシュで鼻と口をおおうと、まわりの人へのやさしさになります。

この質問の英単語

  • dustほこり
  • pollen花粉
  • nose鼻
  • sneezeくしゃみ(をする)
  • nerves神経
  • germsばい菌
  • elbowひじ

超絶解説もっと知りたい人へ

くしゃみは、体の自動そうじ機

くしゃみは、自分の意思とは関係なく、体が自動で起こす「反射(はんしゃ)」です。鼻の内側には、ほこりや花粉、ばい菌などを感じとる神経がはりめぐらされています。そこに何かがふれると、信号が脳のおくにある、くしゃみの指令センターへ送られます。すると、まず大きく息をすいこみ、のどを一瞬とじて、胸やおなかの筋肉で空気をぎゅっとおしちぢめます。そして、のどを開いて、ためた空気を一気に鼻と口からふき出すのです。こうして、鼻の中のじゃまものを外へふき飛ばします。

「くしゃみは時速160キロ」はおおげさ

「くしゃみの速さは時速160キロメートル」という話を聞いたことがあるかもしれません。でもこれは、昔の研究からおし量られた数字で、実際にはかったものではありませんでした。2013年ごろから、高速カメラなどで実際にくしゃみの空気の流れをはかる研究が進み、研究によって差はありますが、秒速4.5~16メートルほどという結果が報告されています。速い場合には、自転車より速いくらいです。また、くしゃみで飛び出す細かいしぶきは、数メートル先まで広がることがあります。だから、くしゃみをするときは、ひじの内側やティッシュで鼻と口をおおうのが大切です。

まぶしいと、くしゃみが出る人がいる

暗いところから急に明るい太陽の下に出ると、くしゃみが出る人がいます。これは「光くしゃみ反射」とよばれ、調べ方によって、およそ5人に1人から3人に1人くらいの割合で見られます。目に入った強い光の信号が、すぐ近くを通る鼻の神経の信号とまざってしまうからではないか、と考えられていますが、くわしいしくみはまだわかっていません。親から子へ受けつがれやすい体質であることもわかっています。英語では、この反射に ACHOO(アチュー:英語のくしゃみの音)になるような、長い病名の頭文字をならべたニックネームがつけられています。

くしゃみは無理に止めないで

人前で、くしゃみをがまんしたくなることもありますね。でも、鼻と口を手で強くおさえてくしゃみを止めると、行き場のなくなった空気の強い力がのどや耳にかかり、まれにけがをすることがあると、医師たちは注意しています。くしゃみが出そうなときは、無理に止めず、ひじの内側でおおって出すのがいちばんです。ちなみに「くしゃみをすると目玉が飛び出す」という話がありますが、これはうそ。くしゃみのときに目をつぶるのは反射ですが、目を開けたままくしゃみをしても、目が飛び出すことはありません。

みんなが驚く豆知識

  1. イギリスの女の子ドナ・グリフィスさんは、1981年から978日間もくしゃみが止まらず、ギネス世界記録になりました。最初の1年だけで、100万回以上くしゃみをしたと見積もられています。

  2. アフリカにすむリカオン(野生のイヌのなかま)の群れでは、狩りの前の集まりでくしゃみが多いほど、群れが出発しやすくなることが、2017年の研究で報告されました。研究者は、くしゃみが出発を決める合図のような役目をしているのではないかと考えています。

  3. 英語では、だれかがくしゃみをすると Bless you!(神のおめぐみを)と声をかけるのがふつうです。その由来には、むかしの病気の流行に関係があるなど、いくつもの説があります。日本語の「ハクション」は、英語では achoo です。

おうちでやってみよう

おうちの人といっしょに、よごれてもいい場所で、きりふきに入れた色水を大きな紙に向けて1回ふきかけてみよう。しぶきがどこまで飛ぶかな? きりふきの前にうでをかざすとどうなるかも、ためしてみよう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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