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寒いとなぜブルブルふるえるの?

Why do we shiver when we're cold?

ひとことで言うと

筋肉を細かくふるわせて熱を作り、体の温度が下がらないようにしているからだよ。ふるえは、体の自動ヒーターなんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Your body likes to stay warm, about 37 degrees inside. When you get cold, your brain says, Make heat! Your muscles start to shake very fast. Moving muscles make heat. That is why you shiver. Your teeth may go clack, clack, too! It is your body's own heater.

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あなたの体は、内側を37度くらいのあたたかさにしておくのが好きです。寒くなると、脳が「熱を作れ!」と言います。筋肉が、とても速くふるえ始めます。動いている筋肉は熱を作ります。だから、ブルブルふるえるのです。歯もカチカチ鳴るかもしれません! それは、あなたの体だけのヒーターなのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Your body works best when the inside of it stays at about 37 degrees Celsius. A part of your brain called the hypothalamus works like a thermostat. It checks your temperature all the time. When you get cold, it first makes the blood vessels in your skin narrower, so less heat escapes. If you are still cold, it tells your muscles to tighten and relax very quickly, over and over again. This is shivering. You are not moving anywhere, but your muscles are working hard, and working muscles make a lot of heat. In fact, strong shivering can make your body produce several times more heat than when you are resting. When you have a fever, your brain sets the thermostat higher, so you may shiver even though your body is already hot.

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あなたの体は、内側がだいたい37度にたもたれているときに、いちばんよくはたらきます。脳の中の視床下部(ししょうかぶ)とよばれる部分が、サーモスタット(温度を一定にたもつ装置)のようにはたらいています。そこが、いつも体温をチェックしているのです。寒くなると、視床下部はまず、皮ふの血管を細くして、熱がにげにくいようにします。それでもまだ寒いと、筋肉に、ちぢんではゆるむ動きを、とても速く何度もくり返すように命令します。これがふるえです。どこにも移動していないのに、筋肉はいっしょうけんめいはたらいていて、はたらく筋肉はたくさんの熱を作ります。じっさい、はげしくふるえると、体は休んでいるときの何倍もの熱を作ることがあります。熱が出たときは、脳がサーモスタットの目標を高くするので、体はもう熱いのに、ふるえることがあるのです。

この質問の英単語

  • warmあたたかい
  • heat熱
  • muscles筋肉
  • shiverふるえる
  • temperature温度・体温
  • thermostatサーモスタット
  • fever熱(発熱)

超絶解説もっと知りたい人へ

脳の中のサーモスタット

わたしたちの体の内側の温度は、いつもだいたい37℃前後にたもたれています。この温度を見張っているのが、脳のおくにある「視床下部」という場所です。エアコンの温度センサーのように、体温が下がりすぎていないか、上がりすぎていないかを、いつもチェックしています。寒さを感じると、視床下部はまず、皮ふの近くの血管を細くして、体の熱がにげにくいようにします。寒い日に手や顔が白っぽくなるのはこのためです。それでも体が冷えていくときに始まるのが、ふるえです。

ふるえは、体の自動ヒーター

筋肉は、動くときに熱を出します。走ったあとに体がぽかぽかするのは、このためです。ふるえは、この性質を利用したしくみです。脳の命令で、たくさんの筋肉が、ちぢんではゆるむ動きを細かくくり返します。体はその場から動いていませんが、筋肉はせっせとはたらいて、熱を作り出しているのです。はげしくふるえると、体が作る熱は、じっとしているときの数倍にもなるといわれます。歯がカチカチ鳴るのは、あごの筋肉もいっしょにふるえているからです。ふるえは、自分の意思で止めようとしても、なかなか止まりません。

熱があるのに、ふるえるのはなぜ?

かぜをひいて熱が出るとき、体は熱いのに、ガタガタふるえて寒く感じることがあります。これは、ばい菌やウイルスとたたかうために、脳が体温の「目標」を38℃や39℃に上げるからです。すると、今の体温は目標より低いことになり、脳は「寒い! 熱を作れ!」と命令して、ふるえが起こります。体温が目標まで上がりきると、ふるえは止まります。反対に、熱が下がるときは目標が元にもどるので、こんどはあせをかいて、体を冷やそうとするのです。

赤ちゃんとハチの、ひみつのヒーター

生まれたばかりの赤ちゃんは、大人のようにはうまくふるえることができません。そのかわりに、首や背中のあたりにある「褐色脂肪(かっしょくしぼう)」という、熱を作るのが得意なとくべつな脂肪をもやして、体をあたためています。ふるえを上手に使う生きものもいます。マルハナバチは、寒い朝、飛ぶための筋肉をふるわせて体を30℃以上にあたためてから飛び立ちます。ニホンミツバチは、巣にしのびこんだスズメバチをみんなでとりかこみ、体をふるわせて熱を出し、約46℃の「熱の玉」にしてやっつけてしまいます。ミツバチのほうが、スズメバチより少しだけ熱に強いのです。

みんなが驚く豆知識

  1. はげしくふるえているとき、体が作る熱は、じっとしているときの最大5倍ほどにもなるといわれます。ふるえは、体が全力でたく、小さなストーブのようなものなのです。

  2. ガのなかまには、寒い日に飛び立つ前、羽を細かくふるわせて「準備運動」をし、体をあたためるものがいます。花の上でじっと羽をふるわせているガがいたら、エンジンをあたためている最中かもしれません。

  3. 英語で、寒さでふるえることは shiver。「寒くてふるえてるよ」は I'm shivering. と言います。また、こわい話で背中がゾクッとすることを、send shivers down my spine(背骨にふるえを走らせる)と表現します。

おうちでやってみよう

家の中の安全で、すべらない場所で、30秒ほど足ぶみをしてみましょう。始める前と後で、体のあたたかさをくらべてみてください。筋肉を動かすと熱が出ることを、自分の体でたしかめられます。いたくなったり、気分が悪くなったりしたら、すぐにやめましょう。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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