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からだ ・ 65/300

虫歯はなぜできるの?

Why do we get cavities?

ひとことで言うと

口の中のばい菌があまいものを食べて酸を出し、その酸が歯を少しずつとかしてしまうからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

There are tiny germs in your mouth. They love sugar. When you eat sweets, the germs eat the sugar too. Then they make acid. Acid can make small holes in your teeth. These holes are cavities. Brush your teeth to keep the germs away!

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口の中には、小さなばい菌がいます。ばい菌はさとうが大好きです。あなたがあまいものを食べると、ばい菌もさとうを食べます。そして、酸(さん)を作ります。酸は、歯に小さなあなをあけることがあります。このあなが虫歯です。歯をみがいて、ばい菌を遠ざけよう!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Your mouth is home to hundreds of kinds of bacteria. Most of them are harmless, but a few kinds can cause trouble. These bacteria live in a sticky film that builds up on your teeth. When you eat or drink something sugary, they eat the sugar and make acid as waste. The acid slowly takes minerals out of the hard outer layer of your teeth, called enamel. Your spit helps by washing the acid away and putting minerals back. But if you snack on sweets all day, your teeth never get a break. Over time, a weak spot turns into a hole, and that is a cavity. Brushing removes the sticky film, and toothpaste with fluoride, a special mineral, makes your enamel stronger.

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あなたの口の中には、何百種類もの細菌がすんでいます。ほとんどは害のないものですが、いくつかの種類はこまったことを起こします。そうした細菌は、歯の表面にたまるねばねばした膜の中で暮らしています。あまい物を食べたり飲んだりすると、細菌はそのさとうを食べて、いらなくなった酸を出します。その酸は、歯のいちばん外側のかたい層である「エナメル質」から、ミネラル(歯の材料)を少しずつとかし出します。つばは、酸を洗い流し、ミネラルを歯にもどして助けてくれます。でも、一日中あまいものをちょこちょこ食べていると、歯は休むひまがありません。やがて弱くなった所があなになり、それが虫歯です。歯みがきはねばねばの膜を取りのぞき、「フッ素」という特別なミネラルが入った歯みがき粉は、エナメル質を強くしてくれます。

この質問の英単語

  • germsばい菌
  • sugarさとう
  • acid酸
  • cavities虫歯(歯のあな)
  • bacteria細菌
  • enamelエナメル質
  • toothpaste歯みがき粉

超絶解説もっと知りたい人へ

虫歯の犯人はだれ?

虫歯の主な原因になる細菌の一つが「ミュータンス菌」です。1924年、イギリスの研究者J・キリアン・クラークが、虫歯になった歯から見つけて名前をつけました。ミュータンス菌は、さとうを食べて酸を出すだけではありません。さとうからねばねばの物質を作って歯にぴったりはりつき、ほかの細菌たちといっしょに「歯垢(しこう)」というすみかを作ります。歯の表面の白っぽいぬるぬるは、食べかすではなく、じつは細菌のかたまりなのです。

歯がとけはじめるライン

口の中は、ふだんはほぼ中性ですが、あまいものを食べると数分で酸性にかたむきます。酸の強さを表す「pH(ペーハー)」が5.5より下がると、エナメル質がとけはじめます。そのあと、つばのおかげで30分〜1時間ほどかけて口の中はもとにもどり、とけかけた所も少しずつ修理されます。つまり歯は、毎日「とける」と「なおる」をくり返しているのです。

量より回数が大事

このしくみから、大事なことがわかります。同じ量のおやつでも、一度に食べて終わりにするより、だらだらと何回にも分けて食べるほうが、歯がとけている時間が長くなって、虫歯になりやすいのです。あまい飲み物をちびちび飲みつづけるのも同じです。おやつの時間を決めて、食べたあとに水やお茶で口をすすぐだけでも、歯の大きな味方になります。よくかんで食べると、つばがたくさん出るので、それも歯を守るのに役立ちます。

体でいちばんかたいのに

エナメル質は、体の中でいちばんかたい部分で、その約96%が「ハイドロキシアパタイト」というミネラルでできています。大人の歯のエナメル質の厚さは、いちばん厚い所でも2〜2.5ミリほど。とてもかたいのに、酸にはわりと弱いのが弱点です。しかも、エナメル質には細胞がないので、大きなあながあいてしまうと、骨のように自分で治ることはできません。だから、あなが小さいうちに歯医者さんでみてもらうことが大切なのです。

「虫歯」という名前のなぞ

昔の人は、歯にあながあくのは、小さな虫が歯を食べているからだと考えていました。日本語の「虫歯」という名前は、そのなごりです。こうした「歯の虫」の言い伝えは、古代メソポタミアや中国、ヨーロッパなど、世界のあちこちにありました。本当の犯人が細菌と酸だとわかったのは、顕微鏡(けんびきょう)が発達した19世紀の終わりごろからのことです。

みんなが驚く豆知識

  1. 口の中には700種類ほどの細菌がいるといわれます。歯垢わずか1ミリグラム(ごはんつぶよりずっと小さな量)の中に、細菌がおよそ1億個もいるのです。

  2. サメの歯の表面は、虫歯予防で使われるフッ素をふくんだ「フッ素アパタイト」というミネラルでできています。サメは、生まれつきフッ素でコーティングされた歯を持っているのです。

  3. 英語の cavity は「あな、空どう」という意味で、虫歯のあなのことも cavity と言います。また、sweet tooth(あまい歯)は「あまいもの好き」という意味。I have a sweet tooth. で「わたしはあまいものに目がない」となります。

おうちでやってみよう

鏡を見ながら歯みがきをして、歯と歯ぐきのさかい目や、奥歯のみぞをていねいにみがいてみよう。歯ブラシの毛先を歯に当てて、小さく動かすのがコツ。みがく前とあとで、舌で歯をさわってつるつる感をくらべてみてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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