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おへそはなぜあるの?
Why do we have belly buttons?

お母さんのおなかの中にいたとき、栄養をもらっていた「へその緒(お)」のあとだからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Before you were born, you lived inside your mother. A cord joined your tummy to a special part inside her. Things you needed to grow, and oxygen, came through it. After you were born, the cord was cut. A small piece stayed on your tummy. It dried and fell off. That place is your belly button!
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生まれる前、あなたはお母さんのおなかの中でくらしていました。ひもが、あなたのおなかと、お母さんの体の中にある特別な部分をつないでいました。大きくなるために必要なものと酸素が、このひもを通ってあなたに届きました。生まれたあと、ひもは切られました。小さな部分がおなかにのこりました。それはかわいて、とれました。その場所が、あなたのおへそです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Your belly button is a scar, and almost every person has one. Before you were born, you could not eat or breathe on your own. Instead, a soft tube called the umbilical cord connected you to the placenta, a special organ inside your mother. Through this cord, you got nutrients and oxygen from your mother, and waste went back the other way. When you were born, you could breathe and drink milk, so you did not need the cord anymore. A doctor or nurse put a clip on it and cut it. This did not hurt, because the cord has no nerves. The little piece left on your tummy dried up and fell off in about one or two weeks. The spot it left behind became your belly button. Whether yours goes in or sticks out does not depend on how the cord was cut.
日本語の訳を見る
おへそはきずあとで、ほとんどすべての人にあります。生まれる前、あなたは自分で食べたり息をしたりできませんでした。そのかわり、へその緒(お)というやわらかい管が、お母さんの体の中にある胎盤(たいばん)という特別な器官と、あなたをつないでいました。このへその緒を通して、お母さんから栄養と酸素をもらい、いらなくなったものは反対向きにお母さんのほうへ送られました。生まれると、自分で息をしたりミルクを飲んだりできるようになるので、へその緒はもう必要ありません。お医者さんや看護師さんが、へその緒をクリップではさんで切りました。へその緒には神経がないので、切っても痛くありませんでした。おなかに残った小さな部分は、1週間か2週間ほどでかわいて取れました。そのあとに残った場所が、おへそになりました。おへそがへこんでいるか、出ているかは、へその緒の切り方とは関係ありません。
この質問の英単語
- belly buttonおへそ
- scarきずあと
- umbilical cordへその緒
- placenta胎盤
- oxygen酸素
- born生まれた
- nerves神経
超絶解説もっと知りたい人へ
へその緒は命のライフライン
へその緒は、生まれるころには長さが50〜60センチほどにもなり、中には太い血管が3本通っています。1本は胎盤から赤ちゃんへ、酸素と栄養をたっぷりふくんだ血を運ぶ血管、2本は赤ちゃんから胎盤へ、二酸化炭素やいらなくなったものを運ぶ血管です。お母さんと赤ちゃんの血は直接まざらず、胎盤のうすいかべをへだてて、必要なものだけをやりとりしています。赤ちゃんは、おなかの中ではこの1本の管で生きているのです。
でべそになるのはなぜ?
おへそが外に出ている人は少なく、引っこんでいる人が大部分です。「へその緒の切り方が下手だとでべそになる」と言われることがありますが、これはまちがいです。おへその形は、へその緒がとれたあとの皮ふの治り方や、まわりの筋肉や脂肪のつき方で決まります。赤ちゃんのころに、おへその下の筋肉のすき間からおなかの中身が少しおし出されて、ぷくっとふくらむこともありますが、多くは成長とともに自然に治ります。
イヌやネコにもおへそがある
お母さんのおなかの中で胎盤とつながって育つほ乳類の多くには、おへそがあります。イヌやネコ、ウシ、クジラにもありますが、毛にかくれていたり、平たい小さな線のようだったりして、ほとんど目立ちません。人のおへそがはっきり見えるのは、体の毛が少なく、くぼみやすい形だからです。卵から生まれる鳥やカメにも、卵の黄身とつながっていたあとが、生まれたばかりのころに小さく残りますが、やがてわからなくなります。
おへそは小さな森
2012年、アメリカの研究チームが60人のおへそから細菌を集めて調べたところ、全部で2000種類をこえる細菌が見つかりました。その中には、それまで科学者が知らなかったかもしれない種類もたくさんふくまれていました。一人のおへそにいる細菌は数十種類ほどで、全員に共通する種類は1つもありませんでした。おへそは、人それぞれにちがう生きものがくらす、小さな森のような場所なのです。
「へそのごま」の正体
おへそにたまる「へそのごま」は、服の小さな糸くずや、はがれた皮ふ、あせのよごれなどが集まったものです。オーストリアの研究者が調べたところ、おなかの毛が、服の糸くずをおへそに向かって運ぶ役目をしていることがわかりました。おへそはデリケートな場所なので、とろうとして強くこすったりつついたりせず、おふろでやさしく洗うくらいにしましょう。
みんなが驚く豆知識
日本では、とれたへその緒を小さな木の箱に入れて、生まれた記念として大切にとっておく家が多くあります。あなたのへその緒も、おうちのどこかにしまってあるかもしれません。
雷が鳴ると「おへそをかくせ、雷さまにとられるぞ」という言い伝えがあります。夕立のあとは急に冷えることが多いので、おなかを冷やさないようにという、昔の人の知恵だともいわれています。
ネーブルオレンジの navel は、英語で「おへそ」のこと。実のおしりに、おへそのようなでっぱりがあり、中には小さな実がもう1つ入っています。そこからこの名前がつきました。

おうちでやってみよう
図鑑やペットの写真を見て、動物のおへそがどこにあるかさがしてみよう。イヌやネコのおなかの写真を大きくして見ると、毛の間に小さな線のようなおへそが見つかることがあるよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






