
からだ ・ 76/300
まばたきはなぜするの?
Why do we blink?

目の表面になみだを広げてかわかないようにしたり、ごみを流したりして、目を守るためだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Your eyes need to stay wet. Each time you blink, your eyelids spread tears over your eyes. Blinking also cleans away dust. It happens very fast, and your brain hides it, so you do not notice. You blink about fifteen times a minute!
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目は、いつもぬれている必要があります。まばたきをするたびに、まぶたがなみだを目の上に広げます。まばたきは、ほこりもそうじしてくれます。まばたきはとても速く、脳がかくしてくれるので、あなたは気づきません。あなたは1分間に15回くらいまばたきをしているのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
The front of your eye needs a thin layer of tears to stay healthy. This layer keeps your eye wet, helps you see clearly, and washes away dust and germs. But tears dry up quickly in the air. So every few seconds, your eyelids sweep down and up like windshield wipers, spreading fresh tears across your eyes. Each blink takes only about a tenth of a second. During that time, your brain turns down what you see, so the world does not seem to go dark. Blinking also protects you. If something flies toward your face, you blink without thinking. Interestingly, you blink much less when you stare at a screen or read. That is one reason your eyes can feel tired and dry after a long time on a tablet. Try to rest your eyes often.
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目の表面が元気でいるためには、なみだのうすい層が必要です。この層は目をぬらしておき、物をはっきり見えるようにし、ほこりやばい菌を洗い流します。でも、なみだは空気にふれるとすぐかわいてしまいます。そこで数秒ごとに、まぶたが車のワイパーのように上下に動いて、新しいなみだを目全体に広げているのです。まばたき1回にかかる時間は、わずか0.1秒ほどです。その間、脳は見えているものを弱めているので、世界が暗くなったようには感じません。まばたきは、目を守る役目もしています。何かが顔に向かって飛んでくると、考えるより先にまばたきをします。おもしろいことに、画面をじっと見たり本を読んだりしているときは、まばたきがずっと少なくなります。タブレットを長い時間使ったあとに、目がつかれたりかわいたりするのは、それが理由の一つです。ときどき目を休めましょう。
この質問の英単語
- blinkまばたきする
- eyelidsまぶた
- tearsなみだ
- dustほこり
- layer層
- screen画面
- protects守る
超絶解説もっと知りたい人へ
1日に1万回以上のパチパチ
大人は、起きている間、1分間に15〜20回ほどまばたきをします。1日に起きている時間を16時間とすると、まばたきは1日に1万回をこえ、合計すると、起きている間に何十分も目をとじている計算になります。それなのに、私たちは景色がとぎれたとは感じません。まばたきの直前から、脳が目からの情報を一時的に弱めて、とぎれをうまくかくしているからです。広げられたなみだは、目頭(めがしら)にある小さなあなから、鼻のほうへぬけていきます。泣くと鼻水が出るのはそのためです。
赤ちゃんはあまりまばたきしない
生まれたばかりの赤ちゃんは、1分間に数回以下しかまばたきをしません。なぜ少ないのかは、はっきりとはわかっていませんが、目が小さくて表面がかわきにくいことや、よくねむっていることなどが関係しているのではないかと考えられています。まばたきの回数は、成長とともに少しずつふえていき、大人に近づいていきます。
まばたきは話の「くぎり」で起きる
2009年、大阪大学の中野珠実(なかの たまみ)さんたちの研究チームは、人々にコメディーのビデオを見せて、まばたきのタイミングを調べました。すると、場面が切りかわる所や、主人公が画面からいなくなる所など、話のくぎりで、たくさんの人がそろってまばたきをしていました。私たちは、大事な場面を見のがさないように、知らず知らずのうちに「今なら目をとじても大丈夫」というタイミングを選んでいるのかもしれません。
まばたきは脳の切りかえスイッチ?
2013年には同じ研究チームが、まばたきをした直後に、脳の中で「注意を集中させる働き」が少しゆるみ、「ぼんやりしているときに働く部分」が一瞬活発になることを発表しました。まばたきは、目をうるおすだけでなく、脳がほんの一瞬、気持ちを切りかえるスイッチになっている可能性があるのです。また、まばたきの回数は気持ちによっても変わり、緊張したり、つかれたりするとふえることがあるといわれます。
まばたきしない動物たち
ヘビにはまぶたがなく、目はとうめいなうろこでおおわれているので、まばたきをしません。ヤモリのなかまの多くも、まぶたのかわりに長い舌で目をなめてきれいにします。カエルは、まばたきをするときに目玉を口の中のほうへしずめ、その力で食べ物をのどのおくへおしこむ手助けをしています。目を使って食べ物を飲みこむ動物がいるなんて、おどろきですね。
みんなが驚く豆知識
画面を見ているときのまばたきは、ふだんの半分以下にへることがあるといわれます。目のお医者さんの中には、20分ごとに6メートルくらい遠くを20秒ながめる「20-20-20ルール」をすすめる人もいます。
サメの中には、まぶたのような「瞬膜(しゅんまく)」という膜を持つものがいます。えものにかみつく瞬間に、この膜で目をおおって、あばれるえものから目を守るのです。
英語の in the blink of an eye(まばたきする間に)は、「あっという間に」という意味。日本語の「またたく間に」とそっくりな言い方で、目のすばやさをたとえに使うのは、どちらの言葉も同じなのです。

おうちでやってみよう
家族や友だちと、1分間に何回まばたきをするか、数えっこしてみよう。おしゃべりしているときと、テレビや本に集中しているときで、回数がどう変わるかくらべると、びっくりするかも。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






