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かぜはなぜひくの?
Why do we catch colds?

かぜは、目に見えないほど小さなウイルスが鼻やのどに入って増えることで起こるよ。寒さそのものが原因ではないんだ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Colds come from tiny germs called viruses. They are too small to see. They get into your nose or throat. Then they make more and more of themselves. Your body fights them. That is why you sneeze, cough, and get a runny nose. Wash your hands to stop them!
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かぜは、ウイルスという小さな病気のもとによって起こります。ウイルスは小さすぎて、目には見えません。ウイルスは、鼻やのどに入ります。そして、自分のなかまをどんどんふやします。体はウイルスとたたかいます。そのため、くしゃみやせきが出たり、鼻水が出たりするのです。ウイルスをふせぐために、手を洗いましょう!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
A cold is caused by viruses, not by cold weather itself. Viruses are much smaller than bacteria. More than 200 kinds of viruses can cause colds, and the most common ones are called rhinoviruses. When someone with a cold sneezes or coughs, tiny drops carrying viruses fly into the air or land on things like doorknobs. If you touch them and then rub your nose or eyes, the viruses can get inside. They enter the cells in your nose and throat and use them to make copies of themselves. Your body fights back. A runny nose washes viruses out, sneezing blows them away, and a fever makes it harder for them to grow. So many of the things that make you feel sick are actually signs that your body is fighting! In winter, people stay close together indoors, and dry air can weaken the nose's defenses.
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かぜの原因はウイルスで、寒い天気そのものではありません。ウイルスは、細菌よりもずっと小さなものです。かぜを起こすウイルスは200種類以上もあり、いちばん多いのは「ライノウイルス」とよばれるものです。かぜをひいた人がくしゃみやせきをすると、ウイルスをふくんだ小さなしぶきが空気中に飛んだり、ドアノブなどについたりします。それをさわった手で鼻や目をこすると、ウイルスが体の中に入ってしまうことがあります。ウイルスは鼻やのどの細胞に入りこみ、その細胞を使って自分のコピーを作ります。体は反撃します。鼻水はウイルスを洗い流し、くしゃみはウイルスをふき飛ばし、熱はウイルスを増えにくくします。つまり、つらいと感じることの多くは、じつは体がたたかっているしるしなのです!冬には、人々が部屋の中で近くに集まり、かわいた空気で鼻の守る力も弱くなりやすいため、かぜが多くなります。
この質問の英単語
- virusesウイルス
- sneezeくしゃみをする
- coughせきをする
- throatのど
- runny nose鼻水が出ること
- fever熱
- cells細胞
超絶解説もっと知りたい人へ
ウイルスは超ミクロのコピー機
かぜの代表であるライノウイルスの大きさは、およそ10万分の3ミリ(30ナノメートル)。ふつうの顕微鏡では見えないほど小さく、細菌の数十分の1しかありません。ウイルスは、自分だけでは増えることができません。生きものの細胞に入りこみ、その細胞の「工場」をのっとって、自分のコピーをたくさん作らせるのです。こうしてできたウイルスが、また次の細胞へと広がっていきます。
鼻の中はウイルスにちょうどいい温度
ライノウイルスの「ライノ」は、ギリシャ語で「鼻」という意味です。その名のとおり、体のおくよりも少し温度の低い、鼻の中(33〜35度くらい)でよく増えます。2015年、アメリカのイェール大学の岩崎明子(いわさき あきこ)さんたちのチームは、マウスの細胞を使った実験で、温度が低いと、ウイルスとたたかう体のしくみが弱まり、ウイルスが増えやすくなることを発表しました。
くしゃみや鼻水は体の作戦
かぜをひくと、くしゃみ、鼻水、せき、のどの痛み、熱などが出ます。これらの多くは、ウイルスそのもののしわざというより、体がウイルスとたたかうときに起きる反応です。鼻水やせきはウイルスを外へ追い出し、熱は体の守りの働きを高めます。かぜは多くの場合、1週間から10日ほどで自然に治ります。体が、ウイルスをやっつける力を持っているからです。ただし、熱が高いときや、なかなか治らないときは、おうちの人に伝えて、お医者さんにみてもらいましょう。
かぜの研究所で「休暇」?
イギリスには1946年から1989年まで、「コモン・コールド・ユニット(かぜ研究所)」という研究施設がありました。ボランティアの人たちが10日ほど泊まりこみ、かぜのウイルスを鼻に入れてもらって、うつり方や予防法の研究に協力しました。2万人近くが参加し、「ちょっと変わった休暇」として人気があったそうです。1965年には、ここで人にかぜを起こすコロナウイルスが初めて見つかりました。
かぜに効く薬はある?
細菌をやっつける「抗生物質(こうせいぶっしつ)」は、ウイルスにはききません。かぜ薬は、鼻水やせきなどのつらさをやわらげるもので、ウイルスそのものをやっつけるわけではありません。かぜのウイルスは種類がとても多いので、ワクチンを作るのもむずかしいのです。いちばんの対策は、手洗い、よくねむること、しっかり食べること。体がもともと持っている力を、じゅうぶんに生かすことです。
みんなが驚く豆知識
大人は1年に平均2〜3回、子どもはそれよりもっと多くかぜをひくといわれます。80年生きるとすると、一生のうちに200回ほどもかぜをひく計算になります。
日本語の「風邪」は、昔の中国の考え方から来ています。体に悪い「邪気(じゃき)」が風に乗って入りこむと病気になると考えられていたので、「風」と「邪」の字を使うのです。
英語の cold には、「寒さ」のほかに「かぜ」という意味があります。catch a cold の catch は、ここでは病気に「かかる」という意味で、「冷たさをつかまえる」という意味ではありません。英語では、くしゃみをした人に Bless you! と声をかける習慣もあります。

おうちでやってみよう
おうちの人と、肌に使える水で落ちるフィンガーペイントかどうか表示をたしかめてから、手のひらにほんの少しぬり、いつもどおり手を洗ってみよう。指の間、つめのまわり、手首などに色が残っていたら、そこは洗い残しが出やすい所です。もう一度、石けんでていねいに洗おう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






