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音はどうやって耳までとどくの?
How does sound get to my ears?

音は、空気のつぶがつぎつぎにおしあう「ふるえ」になって波のように進み、耳の中の鼓膜(こまく)をゆらすからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
When you clap, the air shakes. The shaking air pushes the air next to it. Then that air pushes more air. The shake moves like a wave. It goes into your ear and shakes a thin skin called the eardrum. Your brain hears it as sound!
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手をたたくと、空気がふるえます。ふるえた空気は、となりの空気をおします。すると、その空気がまたつぎの空気をおします。ふるえは波のように進みます。それが耳に入り、鼓膜(こまく)という うすい皮をふるわせます。あなたの脳は、それを音として聞くのです!
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Every sound starts with something shaking, or vibrating. When a drum is hit, its skin moves back and forth very fast. It pushes the air in front of it, and then pulls back. The tiny bits of air bump into the bits next to them, and those bump into the next ones. The air itself does not fly to your ear. Only the push travels, like a wave passing through a line of people. Sound moves through air at about 340 meters per second. When the wave reaches your ear, it shakes your eardrum. Three tiny bones pass the shake to a snail-shaped part deep inside. There, special cells change it into signals for your brain. Sound can also travel through water and walls, but not through empty space.
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どんな音も、何かがゆれること、つまり振動(しんどう)から始まります。たいこをたたくと、その皮がとても速く前後に動きます。皮は前にある空気をおし、そのあと後ろへもどります。空気の小さなつぶがとなりのつぶにぶつかり、そのつぶが次のつぶにぶつかります。空気そのものが、あなたの耳まで飛んでくるわけではありません。人の列の中を波が伝わるように、おす力だけが進んでいきます。音は、空気の中を1秒に約340メートル進みます。波が耳にとどくと、鼓膜(こまく)をゆらします。三つの小さな骨が、そのゆれを耳の奥にある、かたつむりのような形の部分へ伝えます。そこで、特別な細胞がゆれを脳へ送る信号に変えます。音は水やかべの中も伝わりますが、何もない空間では伝わりません。
この質問の英単語
- vibrating振動する・ふるえる
- wave波
- eardrum鼓膜
- bones骨
- signals信号
- travel伝わる・進む
- space宇宙空間
超絶解説もっと知りたい人へ
音の正体は空気の「おしくらまんじゅう」
空気は目に見えない小さなつぶ(分子)でできていて、さいころ1こ分(1立方センチ)の中に、およそ2700京(けい)こもつまっています。たいこの皮が前に出ると、つぶがぎゅっとおしつけられて「こい所」ができ、皮が下がると「うすい所」ができます。このこい・うすいのくりかえしが、となりへ、となりへとリレーされていくのが音です。つぶ自体はその場で行ったり来たりするだけ。スタジアムの「ウェーブ」で、人は席を動かないのに波だけが回っていくのとそっくりです。
音の速さは場所でかわる
空気の中の音は1秒に約340メートル(気温15℃のとき)。気温が1℃上がるごとに約0.6メートルずつ速くなります。音の速さは、物質のかたさや密度によってもかわります。水の中では約1500メートルと空気中の4倍以上、鉄の中では約5900メートルにもなります。かみなりが「ピカッ」と光ってから「ゴロゴロ」が聞こえるまでの秒数に340をかけると、かみなりまでのおよその距離(メートル)がわかります。3秒なら約1キロ先。光はほとんど一しゅんでとどくのに、音はずっとおそいからです。1947年には、人が乗った飛行機が水平飛行で初めて音の速さをこえたと公式に記録され、「ドーン」という衝撃波の音(ソニックブーム)を地上にとどろかせました。
宇宙は「しーん」
1660年ごろ、イギリスの科学者ロバート・ボイルは、ガラスの入れ物に時計を入れ、ポンプで中の空気をぬいていきました。すると、カチカチという音がだんだん聞こえにくくなったのです。音を運ぶ空気などの物質がなければ、音は伝わりません。宇宙の真空では、爆発で飛び散るガスの中に音が生まれても、その音は真空をこえて遠くまで伝わりません。宇宙飛行士どうしは、船外活動のとき無線(電波)を使って話します。映画で、宇宙船の外の爆発が「ゴーッ」と聞こえるのは、物語をもり上げるための演出なのです。
耳は小さな精密機械
鼓膜は厚さ約0.1ミリのうすい膜です。そのふるえを、つち骨・きぬた骨・あぶみ骨という3つの小さな骨(耳小骨)が、テコのようにはたらきながら伝えます。あぶみ骨は長さ約3ミリで、人の体でいちばん小さな骨です。鼓膜の大きな面で受けた力を、あぶみ骨の小さな面へ伝えるため、内耳へ伝わる圧力はおよそ20倍になります。その先のカタツムリの形をした「蝸牛(かぎゅう)」の中には、毛のはえた細胞が1万こ以上ならび、高い音・低い音をより分けて脳へ信号を送ります。人に聞こえるのは、1秒に20回から2万回くらいのふるえです。イヌは人の2倍以上高い音まで聞こえ、コウモリは人には聞こえない高い音を出して、そのはね返りで暗やみでも虫をつかまえます。
みんなが驚く豆知識
1883年、インドネシアのクラカタウ火山の大噴火の音は、約4800キロもはなれたインド洋のロドリゲス島でも聞こえ、遠くの大砲の音とまちがえられたそうです。音がとどくまでに約4時間かかったといわれます。
海の中では、とくに低い音が遠くまで伝わることがあります。音がとどく距離は、水温や海の深さなどによってもかわります。クジラはこの性質を利用していて、ナガスクジラやシロナガスクジラの低い声は、条件によっては数百キロ以上も伝わると考えられています。
英語の echo(こだま・反響)は、ギリシャ神話の森の精エーコーから来ています。エーコーは呪いをかけられて、人が話した言葉の最後をくり返すことしかできなくなったという物語があります。

おうちでやってみよう
机に耳をぴったりつけて、反対のはしを指のつめで軽くトントンたたいてもらおう。つぎに耳をはなして同じ強さでたたいてもらい、聞こえ方をくらべてみよう。空気より、かたい木の中のほうが音がよく伝わることがわかるよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






