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地球 ・ 199/300

地球の中はどうなっているの?

What is inside the Earth?

ひとことで言うと

地球の中はモモのように層になっていて、外側から、うすい岩の皮「地殻」、熱い岩の厚い層「マントル」、とけた鉄の「外核」、固い鉄のボール「内核」の順にならんでいるよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The Earth is like a big peach. The outside is a thin skin of rock. Under it is a thick layer of hot rock. In the middle is a ball of metal. The center is very, very hot, as hot as the surface of the sun!

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地球は大きなモモのようなものです。外側は、岩でできたうすい皮です。その下には、熱い岩の厚い層があります。まん中には、金属のボールがあります。中心はとても、とても熱くて、太陽の表面と同じくらいの熱さです!

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

If you could cut the Earth in half, you would see layers, a bit like a peach. The outside layer is the crust, where we live. It is made of rock, and compared to the whole Earth, it is about as thin as the skin of a peach. Under the crust is the mantle, a very thick layer of hot rock. The mantle is mostly solid, but it moves very slowly, like super thick toffee, over millions of years. Below that is the core, made mostly of iron. The outer core is liquid metal, and as it swirls, it makes Earth's magnetic field, which helps a compass point north. The inner core is a solid ball of iron, about as hot as the surface of the sun. Nobody has ever dug that deep. Scientists learned all this by studying how earthquake waves travel through the Earth.

日本語の訳を見る

もし地球を半分に切ることができたら、モモに少しにた、いくつもの層が見えるでしょう。いちばん外側の層は地殻で、わたしたちがくらしている所です。地殻は岩でできていて、地球全体とくらべると、モモの皮くらいのうすさしかありません。地殻の下にはマントルがあり、熱い岩でできたとても厚い層です。マントルはほとんどが固体ですが、何百万年もかけて、ものすごくかたいキャラメルのように、とてもゆっくり動いています。その下には、おもに鉄でできた核があります。外核はとけた液体の金属で、それがうずをまくように動くことで、地球の磁石の力が生まれます。この力のおかげで、方位磁針は北をさすのです。内核は固い鉄のボールで、太陽の表面と同じくらいの熱さです。そんなに深くまでほった人は、だれもいません。科学者たちは、地震の波が地球の中をどう伝わるかを調べて、これらのことを知ったのです。

この質問の英単語

  • Earth地球
  • layers層
  • crust地殻
  • mantleマントル
  • core核
  • iron鉄
  • solid固体の、固い

超絶解説もっと知りたい人へ

地球は4つの層でできている

地球の半径は約6371キロ。いちばん外側の地殻は、海の下では5〜10キロほど、大陸では30〜40キロほどの厚さしかありません。その下のマントルは、深さ約2900キロまで続く、岩でできた厚い層です。そこから深さ約5100キロまでが、とけた鉄やニッケルでできた外核。そして中心にあるのが、半径約1200キロの固い鉄のボール、内核です。中心の温度は5000度をこえると考えられていて、太陽の表面(約5500度)に近い熱さです。それなのに内核がとけないのは、地上の約360万倍ものものすごい圧力でおしかためられているからです。

だれも行っていないのに、なぜわかる?

答えは「地震の波」です。地震の波は、通る物によって速さや進む向きが変わります。1909年、クロアチアのモホロビチッチは、波の速さが急に変わる深さを見つけ、地殻とマントルのさかいめを発見しました。さらに、横ゆれの波(S波)は液体の中を通れないことから、外核がとけた液体だとわかりました。1936年には、デンマークの女性科学者インゲ・レーマンが、外核の内側から返ってくるかすかな波に気づき、「中心には固い内核がある」と発表しました。病院のレントゲンのように、地震の波で地球の中をすかして見ているのです。

人間がほった一番深い穴でも、皮1まい

人間がほったいちばん深い穴は、ロシアのコラ半島の約1万2262メートルです。何年もかけてほりましたが、それでも地球の半径の0.2%ほど。地殻すらつきぬけられませんでした。日本の地球深部探査船「ちきゅう」は、地殻がうすい海の底からほり進み、いつかマントルまでたどりつくことを目標にしています。

地球の中心が、わたしたちを守っている

外核にある、とけた鉄をふくむ液体が動くことで、地球の磁石の力(磁場)が生まれます。この力は、太陽からふきつけるつぶの流れ(太陽風)から地球を守るはたらきをしています。北極や南極の近くで見られるオーロラは、磁場に導かれたつぶが空気とぶつかって光るものです。いっぽう火星では、重力が小さいことや太陽風など、いくつもの理由で、長い時間のうちに空気の多くが宇宙へにげたと考えられています。地球のような強い磁場が今はないことも関係した可能性がありますが、くわしいことはまだ研究中です。

みんなが驚く豆知識

  1. 地球の中心までは約6371キロ。もし時速60キロの車で、休まずまっすぐ中心へ向かって走れたとしても、とうちゃくまで4日半ほどかかる計算です。

  2. 地球の中心に固い内核があることを見つけたインゲ・レーマンは、なんと104さいまで生きました。女性の科学者がまだめずらしかった時代に、地球の一番おくのなぞを解いたのです。

  3. 英語の core は、リンゴのしん(芯)のことでもあります。mantle は昔の「マント(そでのないコート)」、crust はパンの耳やパイの皮のこと。地球の層の名前は、身近な物から来ているのです。

おうちでやってみよう

ねんどで地球のモデルを作ろう。まず直径2センチほどの黄色い玉(内核)を作り、オレンジ色でつつんで直径5〜6センチ(外核)に、さらに赤や茶色でつつんで直径10センチ(マントル)にしよう。地殻は、表面にぬった絵の具くらいのうすさだよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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