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砂漠は昼は暑いのに夜は寒いのはなぜ?
Why are deserts hot in the day and cold at night?

砂漠は空気や地面がかわき、雲も少ないことが多いので、地面が昼は日光で熱くなり、夜は熱を失って冷えやすく、昼と夜の気温差が大きくなりやすいからだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Many deserts have very dry air and few clouds. In the day, strong sunlight heats the ground fast, so it can get very hot. At night, the clear sky lets the ground lose heat fast, so it can get cold. But not every desert is hot.
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多くの砂漠では、空気がとてもかわいていて、雲もあまりありません。昼は強い日光で地面がすぐに熱くなるため、とても暑くなることがあります。夜は晴れた空へ地面の熱がにげやすいため、寒くなることがあります。でも、すべての砂漠が暑いわけではありません。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Deserts can be as hot as an oven in the afternoon and cold enough for a jacket at night. A main reason is the lack of water in the air and ground. Desert air is very dry, so there are often few clouds. During the day, little blocks the strong sunlight, and the dry ground heats up quickly. At night, the ground loses heat quickly under the clear sky. Clouds and water vapor usually act like a blanket: they send some heat back toward the ground. Water also stores a lot of heat, so wet ground and places near the sea change temperature more slowly. Dry ground stores less heat. For these reasons, many deserts have a large temperature change between day and night, sometimes more than 20 degrees. However, not every desert day is hot or every desert night cold.
日本語の訳を見る
砂漠では、午後にオーブンのように暑くなり、夜には上着がほしいほど寒くなることがあります。大きな理由の一つは、空気や地面に水が少ないことです。砂漠の空気はとてもかわいているため、雲が少ないことがよくあります。昼は強い日光をさえぎるものが少なく、かわいた地面がすぐに熱くなります。夜は晴れた空の下で、地面がすばやく熱を失います。ふつう、雲や水蒸気は毛布のように働き、熱の一部を地面へ返します。また、水はたくさんの熱をたくわえられるため、しめった地面や海の近くでは、気温がゆっくり変わります。かわいた地面がたくわえられる熱は、それより少なめです。こうした理由から、多くの砂漠では昼と夜の気温差が大きく、ときには20度をこえることもあります。ただし、砂漠の昼がいつも暑く、夜がいつも寒いわけではありません。
この質問の英単語
- desert砂漠
- dryかわいた
- clouds雲
- heat熱
- blanket毛布
- storesたくわえる
- temperature気温
超絶解説もっと知りたい人へ
砂漠の正体は「雨がふらない場所」
砂漠というと、暑くて砂だらけの場所を思いうかべるかもしれません。でも科学では、1年にふる雨や雪がとても少ない(目安は250ミリ以下)、かわいた土地のことを砂漠とよびます。決め手は暑さではなく、かわき具合です。だから、世界でいちばん大きな砂漠は、実はこおりついた南極大陸なのです。また、サハラ砂漠でも砂丘におおわれているのは一部だけで、多くは岩や小石がごろごろした大地です。
水は「熱のためこみ名人」
水には、あたたまりにくく、冷めにくい性質があります。同じ重さで比べると、水の温度を1度上げるには、かわいた砂の約5倍の熱が必要です。だから海のそばの町では、昼と夜の気温差が小さくなりやすいのです。ところが砂漠のかわいた地面は、水を多くふくむ地面より、温度が変わりやすくなります。真昼の砂漠では、地面の表面が70度をこえることもあります。とても熱くなった地面に、むやみにさわらないことが大切です。
見えない毛布がない夜
空気の中の水蒸気や雲は、地面から宇宙へにげていく熱をつかまえて、また地面へもどす働きをしています。まるで地球にかけた毛布です。砂漠の夜は雲がなく、空気もかわいているので、熱がどんどん宇宙へにげてしまいます(これを放射冷却といいます)。日本でも、よく晴れた冬の朝がとくに冷えこむのは同じ理由です。星空がきれいに見える夜ほど、寒くなりやすいのです。サハラ砂漠でも、冬の夜には0度近くまで下がることがあります。
砂漠の生きものたちの知恵
きびしい砂漠にも、たくさんの生きものがくらしています。多くの動物は、暑い昼間は地面の穴の中ですごし、すずしい夜に動き出します。地下数十センチの土の中は、外よりずっと温度が安定しているからです。サハラ砂漠にすむフェネックというキツネは、体のわりにとても大きな耳を持っていて、そこから体の熱をにがしています。砂漠の植物サボテンは、葉をとげに変えて、水が出ていくのをふせいでいます。
月はもっとすごい「超砂漠」
月の温度差は、地球の砂漠よりもずっと大きくなります。月には熱を運んだり、とじこめたりする空気がほとんどありません。さらに、月の昼と夜は、それぞれ地球の約14日間も続きます。そのため、月の赤道あたりの地面は、昼には120度ほど、夜にはマイナス130度ほどになることがあります。地球では、空気や水、雲が熱の動きをやわらげています。砂漠で昼と夜の気温差が大きくなりやすいことからも、空気や水が気温を整える大切な働きをしているとわかります。
みんなが驚く豆知識
アメリカのデスバレー(死の谷)では、1913年に気温56.7度が記録され、これが今も世界最高気温の公式記録です。人工衛星で地面の温度を測ったところ、イランのルート砂漠では70.7度という記録も出ています。
ラクダのこぶの中身は水ではなく、ほとんどが脂肪です。さらにラクダは、昼は体温を41度近くまで上げ、夜は34度ほどまで下げることで、汗をかく量をへらして水を節約しています。
英語の desert(砂漠)と dessert(デザート)は、つづりがそっくり。desert は「見捨てられた土地」、dessert はフランス語の「食事のテーブルを片づける」から来ています。英語圏の子どもは「デザートはおかわりしたいから s が2つ」と覚えます。

おうちでやってみよう
大人といっしょに、同じプラスチックのコップを2つ用意し、一つにかわいた砂、もう一つに同じくらいの量の水を入れます。晴れた日に日なたへ置いたら、自分は日かげや家の中で待ちましょう。1時間後、大人に熱すぎないことを確かめてもらい、コップの外側へ指先で短くふれて、温度をくらべます。熱いときはさわりません。そのあと日かげへ移し、30分後にもう一度くらべると、どちらが早く冷めるでしょう。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






