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北極や南極はなぜ寒いの?のイラスト

地球 ・ 205/300

北極や南極はなぜ寒いの?

Why are the North and South Poles cold?

ひとことで言うと

太陽の光がななめから弱く当たるうえ、白い雪や氷が光をはね返してしまうので、地面があまりあたたまらないからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

The Earth is round like a ball. Near the middle, the sun shines straight down, so it is hot. At the North and South Poles, the sunlight comes in at a low angle. The light spreads out and is weak. White snow and ice also send the sunlight back. So the poles stay cold.

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地球はボールのように丸い形です。真ん中のあたりでは、太陽がまっすぐ上から照らすので、暑くなります。北極や南極では、太陽の光がひくい角度から入ってきます。光は広がって、弱くなります。白い雪や氷も、太陽の光をはね返してしまいます。だから北極や南極は寒いままなのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

The North and South Poles are cold because the sunlight there is weak. Earth is shaped like a ball, so sunlight hits different places at different angles. Near the equator, the sun is high in the sky, and its light falls almost straight down on a small area. Near the poles, the sun stays low, so the same amount of light spreads over a much larger area. Also, snow and ice send much of the sunlight back into space instead of taking in its energy. In winter, the sun does not rise at all for months! The South Pole is colder than the North Pole. It is on a high, icy continent, while the North Pole is on a frozen ocean.

日本語の訳を見る

北極や南極が寒いのは、そこで受ける太陽の光が弱いからです。地球はボールのような形なので、太陽の光は場所によってちがう角度で当たります。赤道の近くでは、太陽は空の高いところにあり、その光はほぼ真上からせまい場所に当たります。北極や南極の近くでは、太陽はひくいところにあるので、同じ量の光がずっと広い場所に広がります。また、雪や氷は太陽の光の多くを、エネルギーとして受け取らずに宇宙へはね返します。冬には、何か月も太陽がまったくのぼりません!南極点は北極点より寒いところです。南極点は高くて氷におおわれた大陸の上にありますが、北極点はこおった海の上にあります。

この質問の英単語

  • sunlight太陽の光
  • angle角度
  • equator赤道
  • spreads広がる
  • reflectはね返す
  • ice氷
  • continent大陸

超絶解説もっと知りたい人へ

懐中電灯でわかる寒さのひみつ

暗い部屋で、懐中電灯を床に向けてまっすぐ照らすと、小さくて明るい丸ができます。ななめにすると、光はだ円形に広がって、暗くなります。光の量は同じでも、広い面積に広がるので、1か所あたりのエネルギーが少なくなるのです。北極や南極で起きているのは、まさにこれ。北極点や南極点では、夏でも太陽は空の高さ23.4度ほどまでしかのぼりません。真上から照らされる熱帯にくらべると、同じ広さの地面がもらえる熱は、ずっと少なくなります。

白い氷は太陽の光をはね返す鏡

ふったばかりの雪は、太陽の光の8〜9割をはね返します。いっぽう、黒っぽい海は1割ほどしかはね返さず、残りを熱として吸収します。雪や氷におおわれた場所では、とどいた光の多くが宇宙へもどります。ただし、氷がはね返す光の割合は、色や表面の状態によって変わります。地球があたたかくなって北極の海の氷がとけると、黒っぽい海が顔を出して熱を多く吸い、さらに氷がとけやすくなります。これを「氷と光のはね返りによるフィードバック」といいます。北極が地球の平均より速いペースであたたまっているのは、この働きをふくむ、いくつもの原因が重なっているためです。

何か月も続く夜と、しずまない太陽

地球は、じくを約23.4度かたむけたまま太陽のまわりを回っています。そのため北極点や南極点では、太陽がまったくのぼらない「極夜」と、一日中しずまない「白夜」が、それぞれ半年近くずつ交代でやってきます。太陽のない冬のあいだ、熱はどんどん宇宙へにげていき、気温は下がり続けます。ちなみに、地球が太陽にいちばん近づくのは毎年1月はじめ。日本が冬のときです。季節を決めているのは太陽までのきょりではなく、光の当たる角度なのです。

南極は北極よりずっと寒い

北極の中心は、海がこおってできた氷の上です。氷の下の海は熱をたくわえているので、それほど冷えすぎません。いっぽう南極は大陸で、その上に平均の厚さが約2000メートルもの氷がのっています。高い場所ほど気温は下がるので、富士山の頂上が寒いのと同じように、南極の大部分はとても寒いのです。冬の平均気温は、北極点でマイナス30〜40度ほど、南極点ではマイナス60度ほどにもなります。南極の氷には、地球の淡水(塩からくない水)のおよそ7割がとじこめられています。もしこれが全部とけたら、海面は50メートル以上も上がると計算されています。それほど巨大な氷のかたまりが、南極を冷やし続けているのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 地上で測られた最も低い気温は、1983年に南極のボストーク基地で記録されたマイナス89.2度です。さらに人工衛星の観測では、南極の雪の表面がマイナス90度より冷たくなる場所があることもわかっています。

  2. ペンギンはほとんどが南半球にすみ、ホッキョクグマは北極のまわりにしかいません。だから野生のペンギンとホッキョクグマは、ふつう出会うことがないのです。絵本でよく見る「いっしょにいる場面」は、実はありえない組み合わせです。

  3. 英語の Arctic(北極)は、ギリシャ語の arktos(クマ)から来ています。北の空に見える「おおぐま座」にちなんだ名前です。Antarctic(南極)は「北極の反対」という意味。北極にホッキョクグマがいるのは、まったくの偶然なのです。

おうちでやってみよう

方眼紙を床に置いて、暗い部屋で懐中電灯を真上から当てたときと、ななめから当てたときで、明るいマス目の数をくらべてみよう。ななめのほうが光が広がって、1マスあたりが暗くなるのがわかるよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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