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地球 ・ 211/300

石にはなぜいろんな色があるの?

Why are rocks different colors?

ひとことで言うと

石は「鉱物」という小さなつぶが集まってできていて、どんな鉱物がまざっているかや、鉄がさびているかで色が変わるからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Rocks are made of tiny pieces called minerals. Minerals have many colors. Some are white, some are black, and some are pink or green. Iron can make rocks red, like rust. Different minerals mix together, so rocks have different colors.

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石は、鉱物とよばれる小さなつぶでできています。鉱物にはいろいろな色があります。白いもの、黒いもの、ピンクや緑のものもあります。鉄は、さびのように石を赤くすることがあります。いろいろな鉱物がまざり合うので、石にはいろいろな色があるのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

If you collect stones on a riverbank, you may find white, gray, black, red, and even green ones. Rocks are made of smaller pieces called minerals. A mineral may have a usual color, but small impurities can change it. For example, quartz is often clear or white, feldspar can be white or pink, and some kinds of mica are black and shiny. The mixture of minerals helps decide a rock's color. Granite contains many light-colored minerals, so it often looks light and speckled. Basalt forms from lava rich in iron and magnesium, so it usually looks dark. Iron is also a powerful color maker. When iron-bearing minerals meet air and water, they can rust and make a rock red or orange. Iron minerals are also the main reason Mars looks red. A stone's color can therefore give us clues about how it formed.

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川原で石を集めると、白、灰色、黒、赤、そして緑色の石まで見つかることがあります。石は、鉱物というもっと小さなつぶでできています。鉱物にはよく見られる色がありますが、ほんの少しのまざりものによって色が変わることもあります。たとえば、石英はとうめいか白、長石は白やピンクになることがあり、雲母のなかには黒くてぴかぴかしたものがあります。どんな鉱物がまざっているかが、石の色を決める手がかりになります。花こう岩は明るい色の鉱物を多くふくむため、明るくてつぶつぶの模様に見えることがよくあります。玄武岩は鉄やマグネシウムの多い溶岩からできるため、ふつうは黒っぽく見えます。鉄は、色をつける力も強い成分です。鉄をふくむ鉱物が空気や水にふれると、さびて石を赤やオレンジ色にすることがあります。火星が赤く見える主な理由も、鉄をふくむ鉱物です。このように、石の色は、その石がどうやってできたのかを知る手がかりになります。

この質問の英単語

  • stones石
  • minerals鉱物
  • quartz石英
  • mixまざったもの
  • iron鉄
  • rustさび(さびる)
  • lava溶岩

超絶解説もっと知りたい人へ

石はチョコチップクッキーみたいなもの

石(岩石)をよく見ると、色のちがう小さなつぶがたくさん集まっていることがあります。このつぶの1つ1つが鉱物です。クッキーの生地にチョコやナッツがまざっているように、石は何種類かの鉱物のミックスでできているのです。たとえば、お墓や建物に使われる御影石とよばれる花こう岩のなかまは、白っぽい石英や長石と、黒い雲母などがまざり、ごま塩のような模様に見えます。むかし、六甲山地で切り出された石が、神戸の御影から各地へ運び出されたため、御影石という名が広まったと考えられています。

色づけ名人は「鉄」

石の色を決める大きな役者が鉄です。鉄が多い鉱物は、黒っぽい色や緑色になりやすく、富士山などの溶岩が固まった玄武岩が黒いのはそのためです。また、鉄は酸素や水とむすびつくと、赤茶色のさびになります。オーストラリアの巨大な一枚岩ウルルが真っ赤に見えるのは、表面の鉄がさびているから。実はけずってみると、中は灰色っぽい色をしています。火星の地面が赤いのも、鉄さびをふくんだ砂やちりにおおわれているからです。

白っぽい石と黒っぽい石の生まれ

地下のマグマが固まってできた石は、マグマの成分によって色が変わります。石英のもとになる成分が多いマグマからは、花こう岩のような白っぽい石ができ、鉄やマグネシウムが多いマグマからは、玄武岩のような黒っぽい石ができます。また、マグマが地下深くでゆっくり冷えると、鉱物のつぶが大きく育ち、模様がはっきり見えます。地上で急に冷えると、つぶが小さくなって、全体が一色に見えます。石の色とつぶの大きさから、その石がどこでどう生まれたのかを推理できるのです。

宝石の色は「ほんの少しのまざりもの」

赤いルビーと青いサファイアは、実は同じ「コランダム」という鉱物です。ちがうのは、ほんの少しだけまざっている別の成分。クロムがまざると赤いルビーに、鉄やチタンがまざると青いサファイアになります。純粋なコランダムは、ほとんど色がありません。むらさき色のアメジストも、とうめいな石英に鉄がわずかにまざり、地中の自然の放射線を受けて色がついたものです。ほんの少しのちがいが、まったくちがう色を生み出すのです。

しましまの地層は、地球の日記帳

がけや山の切り通しで、赤、白、灰色などのしま模様の地層を見たことはありませんか。地層の色は、そのどろや砂が積もったときの様子を教えてくれます。赤っぽい層は、鉄がさびやすい、空気にふれる陸地や浅い場所で積もったものが多く、黒っぽい層は、酸素の少ない水の底で、生きもののなごりといっしょに積もったものが多いのです。アメリカのグランドキャニオンのしま模様は、何億年分もの地球の日記帳ともいえます。

みんなが驚く豆知識

  1. これまでに見つかっている鉱物は約6000種類。しかも、新しい鉱物が今も毎年100種類ほど、世界中で発見され、登録されています。日本で初めて見つかった新しい鉱物も、たくさんあります。

  2. 日本の「国の石(国石)」は、2016年に日本鉱物科学会が選んだヒスイです。新潟県糸魚川市などでとれ、日本では縄文時代から、まが玉などのかざりに使われてきました。

  3. 英語の granite(花こう岩)は、ラテン語で「つぶ」を意味する granum から来ています。つまり「つぶつぶの石」。英語の grain(穀物のつぶ)や、granola(グラノーラ)も同じ仲間の言葉です。

おうちでやってみよう

おうちの人といっしょに川原や公園で、色のちがう石を集めてみよう。水でぬらすと色がはっきりして、つぶの模様がよく見えるよ。虫めがねで見て、白・黒・ピンクのつぶがいくつまざっているか数えてみてね。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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