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ダイヤモンドはなぜキラキラするの?のイラスト

地球 ・ 214/300

ダイヤモンドはなぜキラキラするの?

Why do diamonds sparkle?

ひとことで言うと

ダイヤモンドは光を大きく曲げ、中で何度もはね返して上へ返すうえ、白い光を虹色に分けるからだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

A diamond is a very hard stone. Light goes into it and bends a lot. The light bounces around inside and comes back out of the top. The light also splits into rainbow colors. So a diamond sparkles.

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ダイヤモンドは、とてもかたい石です。光がダイヤモンドに入ると、大きく曲がります。光は中ではね返って、上から外へ出てきます。光は虹の色にも分かれます。だからダイヤモンドはキラキラするのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Diamonds sparkle because they are amazing at bending and bouncing light. When light enters a diamond, it slows down a lot, to less than half its speed in air, and it bends sharply. Inside, some of the light hits the back surfaces at an angle that keeps it from escaping, so it bounces around until it comes out through the top toward your eyes. Diamonds also split white light into rainbow colors, a bit like a prism. Jewelers cut diamonds with many flat faces, often 57 or 58, at carefully chosen angles to make them shine brightly. Surprisingly, a diamond is made of carbon. Graphite, the black material used in pencil cores, is also made of carbon, but its atoms are arranged differently.

日本語の訳を見る

ダイヤモンドがキラキラするのは、光を曲げたり、はね返したりするのがとても得意だからです。光はダイヤモンドに入ると、空気中の半分以下の速さまでぐっとおそくなり、大きく曲がります。中に入った光の一部は、外へ出られない角度でうしろ側の面に当たり、中ではね返ってから、やがて上の面を通って目のほうへ出てきます。ダイヤモンドは、プリズムのように白い光を虹色に分けることもします。宝石職人は、ダイヤモンドを57面や58面などの多くの平らな面に、注意深く選んだ角度でカットして、明るくかがやくようにしています。おどろくことに、ダイヤモンドは炭素でできています。えんぴつのしんに使われる黒い黒鉛も炭素でできていますが、原子の並び方がちがいます。

この質問の英単語

  • diamondダイヤモンド
  • light光
  • bends曲がる
  • bouncesはね返る
  • rainbow虹
  • faces面
  • carbon炭素

超絶解説もっと知りたい人へ

光を大きく曲げる石

光は、水やガラスに入るとスピードが落ち、進む向きが曲がります。これを屈折といいます。コップの水に入れたストローが折れて見えるのは、このためです。ダイヤモンドは、よく知られた透明な宝石の中でも、光を強く曲げる物質です。光の速さは、空気中では1秒に約30万キロメートルですが、ダイヤモンドの中では約12万4000キロメートルになります。水の中では約22万5000キロメートルです。空気からダイヤモンドへななめに入る光は、水や多くのガラスへ入るときよりも大きく曲がります。この性質が、ダイヤモンドの強いかがやきを生み出すのに役立っています。

光をとじこめる「わな」

光が物質の中から空気中へ出ようとするとき、面にとてもななめに当たると、外へ出られずに全部はね返されることがあります。これを全反射といいます。角度は、面に垂直な線から測ります。一般的なガラスから空気へ進む光では、その角度が約42度より大きいと全反射が起こります。ダイヤモンドでは、約24度より大きいと全反射が起こるので、ガラスよりも光を中ではね返しやすいのです。そこで、底の面の角度をうまく決めてカットすれば、多くの光を中ではね返し、最後に上の面から見る人の目へ向けることができます。1919年、ベルギー出身のマルセル・トルコフスキーは、数学を使って、明るくかがやくための形や角度を研究しました。これが今の「ブリリアントカット」のもとになっています。

虹色の「ファイア」

白い光は、実は虹の7色がまざったものです。ダイヤモンドは、色によって光を曲げる角度が少しずつちがうので、通りぬけた光が虹色に分かれます。宝石の世界では、この虹色のきらめきを「ファイア(炎)」とよびます。ダイヤモンドを動かすと、白いかがやき、虹色のファイア、ちらちらとまたたく光が次々に入れかわり、あの特別なキラキラが生まれるのです。

えんぴつのしんと、きょうだい

ダイヤモンドは炭素だけでできています。えんぴつのしんに使われる黒鉛も、同じ炭素です。ちがうのは原子の並び方。黒鉛では原子が平らな層になって重なり、はがれやすいので紙に書けます。ダイヤモンドでは原子ががっちりと立体的に手をつないでいるので、天然でいちばんかたい物質になるのです。ダイヤモンドは、地下150〜200キロメートルほどの、ものすごい高温と高圧の中で生まれ、火山のはげしい噴火で地表近くまで運ばれてきます。その多くは、10億年以上前にできたものです。

みんなが驚く豆知識

  1. これまでに見つかった最大の宝石品質のダイヤモンド原石は、1905年に南アフリカで見つかった「カリナン」で、3106カラット(約621グラム)もありました。そこからカットされた大きな石のうち、「カリナン1世」はイギリス王室の王しゃくを、「カリナン2世」は王冠をかざっています。

  2. ダイヤモンドはかたいけれど、十分に高い温度と酸素があれば燃えます。18世紀、フランスの科学者ラボアジエたちは、大きなレンズで太陽の光を集め、ダイヤモンドが燃えてなくなることを確かめました。1797年には、イギリスの科学者スミッソン・テナントが、ダイヤモンドを燃やすと二酸化炭素ができることを調べ、ダイヤモンドが炭素からできていることを示しました。

  3. 英語の diamond は、ギリシャ語の adamas(征服できない、こわれない)から来ています。英語の adamant(決して意見を曲げない)も同じ仲間の言葉。ダイヤモンドは、名前からして「最強」なのです。

おうちでやってみよう

とうめいなコップに水を入れて、少し下からななめに見上げてみよう。水面が銀色の鏡のようにかがやいて見えるよ。これは光が外へ出られずにはね返される「全反射」。ダイヤモンドの中でも、同じことが起きているんだよ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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