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地球 ・ 217/300

空気はどこから来たの?

Where did air come from?

ひとことで言うと

大むかし、地球の中から出たガスや、地球を作った岩石などから空気のもとが集まりました。どこからどれだけ来たかは、まだ研究中です。その後、海の小さな生きものが長い時間をかけて酸素をふやし、今の空気に近づいたんだよ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Long ago, Earth got gases from its hot inside and from rocks that hit it. Scientists are still studying how much came from each place. The early air had almost no oxygen. Later, tiny living things in the sea used sunlight to make food and gave off oxygen. Over a very long time, the air changed.

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大むかし、地球の熱い内部や、地球にぶつかった岩石からガスが加わりました。それぞれの場所からどれだけ来たのかは、今も研究されています。初めの空気には、酸素がほとんどありませんでした。やがて、海の小さな生きものが太陽の光を使って栄養を作り、酸素を出しました。とても長い時間をかけて、空気は変わっていきました。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

When Earth was young, its air was very different from today. Gases came from Earth’s hot interior and from the rocky material that formed and struck the planet. Scientists are still studying how much each source added. Water vapor cooled, rain fell, and oceans formed. The early air had almost no free oxygen, so people and most animals could not have lived in it. More than 2.5 billion years ago, cyanobacteria in the sea were already using sunlight to make food and giving off oxygen. Around 2.4 billion years ago, oxygen began to build up greatly in the air. Over a very long time, it changed the planet. Today, dry air is about 78 percent nitrogen and 21 percent oxygen. Much of the oxygen we breathe has a biological history that began with tiny organisms.

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地球が若かったころ、空気は今とはまったくちがっていました。ガスは、地球の熱い内部や、地球を作ったり地球にぶつかったりした岩石から加わりました。それぞれがどれだけ空気のもとになったのかは、今も研究されています。水蒸気が冷えて雨がふり、海ができました。初めの空気には、自由な酸素がほとんどなかったため、人間やほとんどの動物は生きられなかったでしょう。25億年以上前には、海のシアノバクテリアが太陽の光を使って栄養を作り、酸素を出していました。約24億年前、空気中の酸素が大きくふえ始めました。酸素は、とても長い時間をかけて地球を変えました。今のかわいた空気は、約78%がちっ素、約21%が酸素です。わたしたちが吸う酸素の多くには、小さな生きものから始まった長い歴史があるのです。

この質問の英単語

  • air空気
  • volcanoes火山
  • gasesガス・気体
  • oceans海
  • oxygen酸素
  • sunlight太陽の光
  • breath息

超絶解説もっと知りたい人へ

最初の空気は、宇宙へ逃げてしまった

約46億年前、太陽と地球は、水素やヘリウムをふくむガスやちりから生まれました。生まれたばかりの地球が、水素やヘリウムの厚い空気につつまれていたかどうかは、まだはっきりしていません。もしそのような空気があったとしても、軽いガスは地球からにげやすく、若い太陽からの強い風や巨大な天体のしょうとつによって、多くが宇宙へ失われたと考えられます。その後、地球の内部から出たガスや、地球を作った岩石などにふくまれていた物質が、空気や海のもとになりました。地球の空気がどのようにできたかには、今も研究中の部分があるのです。

火山がはき出した2代目の空気と海の誕生

初期の空気や海の材料には、地球の内部から火山などを通して出たガスと、地球を作った岩石などにふくまれていた物質の両方が関わったと考えられています。地球の内部から出たガスには、水蒸気、二酸化炭素、ちっ素をふくむ物質などがありました。また、水をふくむ小天体が地球にぶつかり、水などを加えたと考えられていますが、どの供給源がどれほど大きかったかは研究中です。地球の表面が冷えると、水蒸気が水になって海ができました。空気中の二酸化炭素の多くは海にとけ、長い年月のうちに石灰岩などにも取りこまれていきました。

酸素をつくった、小さなヒーロー

空気に酸素を加えたのは、シアノバクテリアという、目に見えないほど小さな生きものです。太陽の光で栄養を作る「光合成」を行い、そのときに酸素を出しました。シアノバクテリアが作った、しま模様の岩「ストロマトライト」は、今もオーストラリアのシャーク湾などで、少しずつ育っています。約24億年前ごろから、空気中の酸素は大きくふえ始めました。このできごとを「大酸化イベント」といいます。

鉄の大地とオゾン層

酸素はまず、海にとけていた鉄とむすびつき、酸化した鉄をふくむ物質となって海の底に積もりました。こうしてできた、しま模様の地層「しま状鉄鉱層」は、今使われている鉄の大切な原料です。さらに、空気中にふえた酸素の一部からオゾンができ、生きものに有害な紫外線をさえぎる「オゾン層」が発達しました。オゾン層は、陸上にとどく強い紫外線をへらしました。進化やほかの環境の変化と合わさって、約4億〜5億年前ごろから、植物や動物が陸上でくらすのを助けたと考えられています。

となりの惑星の空気とくらべてみると

金星や火星の空気にも、惑星の内部から出たガスが関わったと考えられています。ただし、惑星を作った物質や天体のしょうとつ、宇宙へにげたガスなども関係し、くわしい歴史は研究中です。今の金星の空気は96%ほどが二酸化炭素で、地面をおす圧力は地球の約90倍です。表面の平均温度は460度ほどもあります。火星の空気も約95%が二酸化炭素ですが、とてもうすく、地表の圧力は地球の100分の1より小さいです。地球では、海や生きもの、岩石の働きなどが長い時間をかけて、今の空気を作ってきたのです。

みんなが驚く豆知識

  1. 地球をつつむ空気を全部集めると、重さは約5000兆トンにもなります。目には見えなくても、空気にはちゃんと重さがあり、学校の教室1つ分の空気だけでも200キロほどの重さがあるのです。

  2. 空気の約1%をしめるアルゴンという気体のほとんどは、岩の中にあるカリウムの一種が、何十億年もかけて少しずつ変化して生まれたものです。空気の中には、地球の岩がゆっくりはき出した気体もまざっているのです。

  3. 英語の oxygen(酸素)は、1770年代にフランスの科学者ラボアジエが、ギリシャ語の「すっぱい(酸)」と「生み出すもの」を組み合わせて名づけました。彼は「すべての酸には酸素が入っている」と考えていましたが、これは後にまちがいだとわかりました。

おうちでやってみよう

金魚屋さんなどで売っている水草(オオカナダモなど)を、水を入れたとうめいなコップに入れて、日なたに置いてみよう。しばらくすると、葉から小さなあわが出てくるよ。これは光合成で出た酸素をふくむあわなんだ。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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