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火山はなぜ噴火するの?のイラスト

地球 ・ 197/300

火山はなぜ噴火するの?

Why do volcanoes erupt?

ひとことで言うと

地下深くで岩がとけてできたマグマは、まわりの岩より軽いので上へ上がってくるよ。上がるとマグマの中のガスが泡になってふくらみ、そのいきおいで地上にふき出すんだ。

やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい

Deep under the ground, it is very hot. Some rock melts and becomes magma. Magma is lighter than the rock around it, so it moves up. It has gas inside, like soda. The gas pushes hard, and boom! The volcano erupts.

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地面のずっと下は、とても熱いです。岩の一部がとけて、マグマになります。マグマはまわりの岩より軽いので、上へ動いていきます。マグマの中には、炭酸ジュースのようにガスが入っています。ガスが強くおして、ドカーン!火山が噴火するのです。

ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい

Far below your feet, the Earth is very hot. In some places, tens of kilometers down, a little of the rock melts and becomes magma. Magma is lighter than the solid rock around it, so it slowly rises, like a drop of oil in water. It often collects in a big pocket a few kilometers under the volcano. Magma has gases mixed into it, mostly water vapor. Deep down, the heavy rock above presses on the magma, so the gas stays hidden inside, like the gas in a closed bottle of soda. But when the magma rises, the pressure drops, and the gas forms bubbles that grow bigger and bigger. When the push gets strong enough, the magma breaks through the ground. That is an eruption! Runny magma flows out gently as lava, but thick, sticky magma can trap gas and explode.

日本語の訳を見る

あなたの足のずっと下で、地球はとても熱くなっています。何十キロも下のある場所では、岩の一部がとけてマグマになります。マグマはまわりの固い岩より軽いので、水の中の油のしずくのように、ゆっくりと上がっていきます。マグマは、火山の数キロ下にある大きなたまり場に集まることが多いです。マグマにはガスがまざっていて、そのほとんどは水蒸気です。地下深くでは、上にある重い岩がマグマをおさえつけているので、ガスは、ふたをしめた炭酸ジュースのガスのように、中にかくれたままです。でもマグマが上がってくると、おさえる力が弱くなり、ガスが泡になって、どんどん大きくなります。おす力が強くなると、マグマが地面をつきやぶります。それが噴火です!さらさらしたマグマは、溶岩としておだやかに流れ出ますが、ねばねばしたこいマグマはガスをとじこめて、ばく発することがあります。

この質問の英単語

  • volcano火山
  • erupts噴火する
  • magmaマグマ
  • rock岩
  • bubbles泡
  • lava溶岩
  • pressureおす力、圧力

超絶解説もっと知りたい人へ

地球の中は「マグマの海」…ではない!

地下はどこもドロドロのマグマ、と思っている人が多いのですが、じつは地面の下の「マントル」という部分も、ほとんどは固い岩です。マグマができるのは、特別な条件がそろった場所だけ。日本のように、海のプレートが地球の中へしずみこむ所では、プレートが運んだ水のはたらきで岩がとけやすくなり、マグマが生まれます。ハワイのように、地球の深い所から熱い岩がわき上がってくる場所でもマグマができます。マグマの温度は、およそ900〜1200度。鉄がまっ赤に光るくらいの熱さです。

炭酸ジュースのふたをあけると…

炭酸ジュースのペットボトルは、ふたをしめているうちは泡が見えませんが、あけたとたんにシュワッと泡が出ます。おさえる力(圧力)が下がると、とけていたガスが泡になるのです。マグマも同じで、上がってきておさえる力が弱まると、中の水蒸気などが泡になって一気にふくらみます。このときマグマがさらさらだと、ガスはぬけやすく、ハワイのように溶岩が川のように流れる噴火になります。ねばりの強いマグマだとガスがぬけにくく、たまりにたまって大ばく発を起こすことがあります。マグマのねばりで、火山の形もドームのように丸くなったり、すそ野の広い山になったりします。

日本は火山の国

日本には、気象庁が定める「活火山」が111あります。世界の活火山の約7%が、この小さな国に集まっているのです。そのうち50の火山は、24時間休まず観測されています。富士山、浅間山、桜島、阿蘇山など、日本の有名な山の多くが火山です。火山はこわいだけではありません。温泉、地熱発電、美しい山や湖、作物がよく育つ土など、たくさんのめぐみも運んでくれます。

麦畑から生まれた火山

1943年の終わりから1945年にかけて、北海道の有珠山のふもとで、麦畑がむくむくともり上がり、ついには新しい山ができました。これが昭和新山で、今では高さ約398メートルです。地元の郵便局長だった三松正夫さんは、山が育つ様子を毎日のように記録し、その図は「ミマツダイヤグラム」として世界の火山学者に知られています。宇宙にも火山はあり、火星のオリンポス山は高さが20キロをこえる、太陽系最大級の火山です。

みんなが驚く豆知識

  1. 日本の活火山は111。世界の活火山の約7%が日本に集まっています。富士山も、最後の噴火は1707年(宝永噴火)で、今も活火山のひとつとして観測が続けられています。

  2. 木星の月「イオ」は、太陽系でいちばん火山活動がさかんな天体です。何百もの火山があり、ふき上がる噴煙は宇宙に向かって数百キロの高さにまで達することがあります。

  3. 英語の volcano(火山)は、ローマ神話の火とかじの神ウルカヌス(Vulcan)から来ています。イタリアには、その名をとった Vulcano(ヴルカーノ)という火山の島もあります。

おうちでやってみよう

炭酸水のペットボトルを、ふらずにテーブルに置いておこう。ふたがしまっているときと、おうちの人にゆっくりふたをあけてもらったときで、泡の出方をよく見てくらべよう。おさえる力が下がると泡が出るのは、マグマと同じしくみです。

英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。

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