
地球 ・ 203/300
化石はどうしてできるの?
How are fossils made?

死んだ生きものがすぐに泥や砂にうもれ、長い長い時間をかけて、骨や貝がらが石のようにかたくなって残ったものだよ。
やさしい英語でEasy English ・ 英検5〜4級くらい
Long ago, an animal died. Mud and sand quickly covered its body. The soft parts went away, but bones or shells sometimes stayed. Over a long time, the mud became rock. Minerals filled tiny spaces in the hard parts or replaced some of them. A fossil can form this way.
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ずっとむかし、ある動物が死にました。泥や砂がすぐにその体をおおいました。やわらかいところはなくなりましたが、骨や貝がらが残ることがあります。長い時間がたつと、泥は岩になりました。鉱物がかたい部分の小さなすき間をうめたり、もとの物質の一部と入れかわったりしました。化石はこのようにしてできることがあります。
ふつうの英語でStandard English ・ 英検3〜準2級くらい
Fossils are remains or signs of living things from long ago. Many are found in rock, but some are preserved in amber, ice, or natural asphalt. One common kind forms when mud or sand quickly covers a dead animal or plant, often at the bottom of a lake or sea. Soft parts usually rot away, but bones, teeth, and shells may remain. As more layers pile up, the mud or sand can harden into rock. Water underground may carry minerals into tiny spaces in the hard parts. Minerals may also replace some of the original material. Fossils can form in other ways, too. Footprints, eggs, and even poop can become fossils. Fossilization is rare, so each fossil is a valuable message from the past.
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化石とは、ずっとむかしの生きものの体や、生きていたしるしが残ったものです。多くは岩の中で見つかりますが、こはく、こおり、天然のアスファルトの中に残るものもあります。よくあるでき方の一つは、死んだ動物や植物が、湖や海の底などですぐに泥や砂におおわれることから始まります。やわらかい部分はたいていくさってなくなりますが、骨、歯、貝がらは残ることがあります。上にさらに層が積もると、泥や砂がかたまって岩になることがあります。地下の水が、かたい部分の小さなすき間へ鉱物を運びます。鉱物が、もとの物質の一部と入れかわることもあります。化石には、ほかのでき方もあります。足あと、卵、うんちまで化石になることがあります。化石になるのはめずらしいため、一つ一つがむかしから届いた大切なメッセージなのです。
この質問の英単語
- fossils化石
- mud泥
- bones骨
- minerals鉱物
- layers層
- stone石
- footprints足あと
超絶解説もっと知りたい人へ
化石になれるのは、超ラッキーな生きものだけ
ほとんどの生きものは、死ぬと他の動物に食べられたり、小さな生きもの(微生物)に分解されたりして、あとかたもなく消えてしまいます。化石として残るには、死んですぐに泥や砂にうもれて、空気からさえぎられることが大切です。だから、海や湖の底でうまった貝や魚は化石になりやすく、森や草原でくらしていた動物の化石は、ずっと少ないのです。これまで地球に生きてきた生きもののうち、化石として見つかるのはほんのわずかだと考えられています。
骨が石に変身するしくみ
うもれた骨の上に、何百万年もかけて泥や砂の層が積み重なります。重さでおし固められた泥は、やがて岩になります。そのあいだ、地下水にとけていた鉱物が、骨や貝がらの小さなすき間に入りこんで固まっていきます。こうして化石は、もとの形をのこしたまま、石のように重く、かたくなるのです。骨がとけてなくなったあと、その形の「型」だけが岩に残ることもあります。化石が見つかるのは、そうした岩の層が、長い年月のうちに地面のもり上がりや川・波のけずる力で、地表に顔を出したときです。
足あと、うんち、こはくの中の虫
化石になるのは体だけではありません。足あと、巣あな、かじったあと、うんちのように、生きもののくらしのあとが残ったものを「生痕化石」といいます。足あとの大きさや間かくからは、恐竜が歩いた速さを見つもることができます。同じ向きへ進む足あとがいくつも見つかれば、何頭かがいっしょに移動した可能性も考えられます。ただし、それだけでいつも群れでくらしていたと決めることはできません。木のやにが固まった「こはく」の中には、何千万年も前の虫が、羽の模様まで残っていることがあります。シベリアのこおった土からは、毛や皮が残ったマンモスも見つかっています。
少女と高校生の大発見
イギリスのメアリー・アニングは、1811〜1812年ごろ、兄といっしょに海岸のがけで魚竜(イクチオサウルス)の化石を掘り出しました。メアリーはまだ12歳ほど。その後も首長竜などを次々に見つけ、古生物学の発展に大きく役立ちました。日本では1968年、福島県いわき市で高校生の鈴木直さんが首長竜の化石を発見しました。この化石は「フタバスズキリュウ」とよばれ、2006年に新しい種類として正式な名前がつきました。化石の発見に、年れいは関係ないのです。
みんなが驚く豆知識
1990年にアメリカで見つかったティラノサウルスの化石「スー」は、1997年のオークションで約836万ドル(当時のお金で約10億円)で落札されました。今はシカゴのフィールド博物館で見ることができます。
北海道むかわ町で見つかった恐竜は、2019年に「カムイサウルス・ジャポニクス(日本の竜の神)」と名づけられました。全長約8メートルで、全身の骨の8割以上が見つかった、日本でとても貴重な恐竜化石です。
英語の fossil は、ラテン語で「掘り出されたもの」という意味の言葉から来ています。むかしは鉱物など、地面から掘り出したものを何でも fossil とよんでいました。英語で an old fossil というと、「考えがとても古い人」というからかいの言葉になります。

おうちでやってみよう
ねんどを平らにのばして、貝がらや葉っぱ、おもちゃの恐竜の足をぎゅっとおしつけてから、そっとはがしてみよう。形がくっきり残るよね。これは足あとの化石や、型の化石ができるしくみとそっくりなんだよ。
英文と解説は、このコーナーのために子ども向けに書き下ろしたものです(AIと人が作成。Codex で英語・和訳・事実をチェックし、人の目でも順次確認しています)。100年以上前の原文をそのまま載せている「おはなし」のページとは分けています。






