TOEIC L&Rってどんなテスト?
TOEIC Listening & Reading Test(L&R)は、英語を「聞く」「読む」力を測るテストです。日本では国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施しています。
- 約2時間で200問に答えるマークシート方式
- リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問
- 問題はすべて英語で、和訳・英訳の問題はない
- 合否ではなく、10〜990点のスコアで結果が出る
合格・不合格がないので、今の実力を知るために気軽に受けられるのが魅力です。「まだ勉強が足りないから」と先延ばしにするより、まず1回受けて現在地を知るのも立派な作戦です。
なお、話す・書く力は、別のテストであるTOEIC Speaking & Writing Testsで測ります。このガイドはL&Rの公開テストについての内容です。
ポイント:TOEIC L&Rには合否がない。初回は「現在地の確認」と割り切って受けてOKです。
申込みの流れ
公開テストの申込みは、IIBCの公式サイトからインターネットで行います。2026年9月時点の公式案内では、申込みには会員登録が必要とされています。
大まかな流れ
- IIBCの公式サイトで会員登録をする
- 受験したい試験日を選び、申込みの締め切りを確認する
- 申込み手続きと受験料の支払いを行う
- 試験日の少し前に、受験票が届くのを待つ
押さえておきたいポイント
- 締め切りは試験日のかなり前:公式サイトでは、試験日のおよそ1か月以上前に申込み締め切りが設定されている回が見られます。「来月受けよう」と思ったときには締め切りが過ぎていることもあるので、早めに日程を確認しましょう
- 受験料:2026年9月時点の公式サイトでは7,810円(税込)と案内されています。変更される可能性があるので申込み時に確認を
- 午前・午後:試験は午前・午後の時間帯で実施されることがあります。申込み時の案内をよく読みましょう
受験票は、公式案内によると試験日の約1週間前に届くとされています。届いたら、試験会場と受付時間をすぐに確認しておきましょう。
当日の持ち物チェックリスト
IIBCの公式サイトに掲載されている当日の持ち物を、自分の言葉で整理します。最新の条件は必ず公式の「テスト当日のご案内」で確認してください。
必ず必要なもの
- 受験票
- 証明写真:規定を満たしたもの。裏面に氏名と受験番号を書く
- 本人確認書類:有効期限内・顔写真付きの原本(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、写真付きの学生証など、公式に認められたもの)。コピーやスマホで撮影したものは認められません
- 筆記用具:鉛筆(またはシャープペンシル)、消しゴム
- 腕時計:時計としての機能だけのもの
公式案内では、本人確認書類と証明写真がそろっていないと受験できないとされています。前日のうちに、写真の準備と身分証の有効期限を必ず確認しましょう。
時計の注意
公式案内によると、置き時計や、スマートウォッチ・ウェアラブル端末のように計時以外の機能をもつ機器は、時計として使えません。会場に時計があるとは限らないので、シンプルな腕時計を用意しておくと安心です。
当日の流れと試験中のルール
当日のタイムテーブル(例)
2026年9月時点の公式案内では、午前・午後それぞれ次のような流れになっています。
- 午前:受付 9:25〜9:55/説明・音テスト 9:55〜10:20/試験 10:20〜12:20
- 午後:受付 14:05〜14:35/説明・音テスト 14:35〜15:00/試験 15:00〜17:00
受付時間に間に合わないと受験できないとされているので、会場には余裕をもって到着しましょう。受付後は休憩がなく、試験中の途中退出もできないと案内されています。お手洗いは受付の前に済ませておくのが鉄則です。
試験中に気をつけたいこと
- 問題用紙への書き込みは認められていない
- リスニングの音声は1回だけ流れる
- 解答は解答用紙にマークする。マークのずれに注意
- 分からない問題も、何かしらマークしておく(空欄のままにしない)
初受験で起きがちなこと
- 音テスト中に周りの音が気になって集中が乱れる → 深呼吸して、Part 1の写真に目を向ける
- リーディングの時間が足りなくなる → 最後の数分で未解答の問題にマークだけはしておく
初受験までの1週間の準備メニュー
「申込みはしたけれど、何から準備すればいい?」という人向けの、試験前1週間のメニューです。
- 7日前:公式問題集などで、各パートの形式を確認する。問題の指示文(ディレクション)がどんな内容かを把握しておく
- 6日前:リスニングを通しで1回分解く(約45分)
- 5日前:リーディングを通しで1回分解く(75分)。時間が足りるかを体感する
- 4日前:間違えた問題をパート別に見直す
- 3日前:Part 2・Part 5など短い問題を中心に練習
- 2日前:持ち物をそろえる。証明写真を用意し、裏に氏名と受験番号を書く
- 前日:会場までの経路と所要時間を確認し、早めに寝る
- 当日:移動中に軽いリスニングで耳を英語に慣らす
初受験で大切なのは、形式に驚かないことです。どのパートで何をするかを知っているだけで、本番の落ち着き方がまったく違います。
初受験で知っておきたいパートの流れ
初めての受験で戸惑いやすいのが、試験の進み方です。大まかな流れを知っておくだけで、当日の落ち着き方が変わります。
リスニング(約45分)
音声の指示に従って、Part 1から Part 4まで自動的に進みます。自分のペースで止めたり戻ったりはできません。各パートの最初に、解き方を説明する指示文(ディレクション)が英語で流れます。
- Part 1:写真を見て、流れる説明文から選ぶ(6問)
- Part 2:質問に対する応答を選ぶ(25問)
- Part 3:会話を聞いて設問に答える(39問)
- Part 4:説明文を聞いて設問に答える(30問)
リーディング(75分)
リスニングが終わると、そのままリーディングに入ります。ここからは自分で時間を管理します。
- Part 5:短文の穴埋め(30問)
- Part 6:文書の穴埋め(16問)
- Part 7:文書を読んで答える(54問)
リーディングは75分で100問あるので、初受験では最後まで解き終わらないのが普通です。「全部解けなくても当たり前」と知っておくだけで、焦りが小さくなります。
スコアの確認とよくある失敗
スコアはいつ分かる?
2026年9月時点の公式サイトによると、インターネットでのスコア表示は試験日から17日後、デジタル公式認定証の発行は19日後と案内されています。紙の公式認定証は、申込み時に希望した人に試験日から30日以内に発送されるとされています。時期は変わる可能性があるので、公式サイトで確認しましょう。
初受験でよくある失敗
- 申込み締め切りを過ぎていた:受けたい日の1〜2か月前には日程を確認
- 証明写真を忘れた・規定に合わない:前々日までに準備
- スマートウォッチしか持っていない:シンプルな腕時計を用意
- リーディングを最後まで解けず空欄が残った:最後は全問にマーク
初めてのTOEICは、結果以上に「受けてみた」という経験が次の学習の原動力になります。今日はまず、IIBCの公式サイトで次の試験日と申込み締め切りを確認し、カレンダーに書き込んでみましょう。



