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📝 試験対策

🎧 IELTS リスニング 対策|先読みとつづりミスを防ぐコツ

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
IELTSのリスニングは約30分・40問。音声は1回しか流れず、会話から講義までテンポよく進みます。「聞こえたのに書けなかった」「つづりを間違えて落とした」という失点が多いのもこのセクションの特徴です。この記事では、4つのパートの性格をつかんだうえで、先読み・言い換えの聞き取り・答えの書き方という3つの柱で、点につながる練習法をまとめます。

まず全体像:4パート×10問、音声は1回だけ

IELTSのリスニングは4つのパートで構成され、各パート10問、合計40問です。所要時間は約30分。公式の案内でも、音声は1回だけ流れると明記されています。聞き逃した箇所を取り戻すチャンスはないので、「全部を聞き取る」より「聞くべき場所で確実に拾う」発想が大切です。

各パートのおおまかな性格は次のとおりです。

  • Part 1:日常的な場面の2人の会話(申し込み、問い合わせなど)
  • Part 2:日常的な場面の1人の話(施設の案内、イベントの説明など)
  • Part 3:教育・研修の場面での複数人の話し合い(課題の相談など)
  • Part 4:学術的なテーマの講義(1人が話す)

後半に進むほど語彙が抽象的になり、話のスピード感も増していきます。また、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、北米など、さまざまな英語のアクセントが使われる点もIELTSらしいところです。

設問形式は、多肢選択、組み合わせ、地図・図の名称記入、フォームやメモ・表の穴埋め、文の完成、短答問題などさまざまです。形式ごとに「何を先に見ておくか」が変わるので、次の章から具体的に見ていきましょう。

ポイント:Part 1〜2は「取りこぼさない」、Part 3〜4は「流れを見失わない」。パートごとに目標を変えると、演習の質が上がります。

先読みのやり方:設問から「何が来るか」を予測する

IELTSでは各パートの音声が始まる前に、設問に目を通す時間があります。この時間を「なんとなく眺める」で終わらせるか、「答えの形を予測する」に使うかで、正答率が大きく変わります。

先読みでやる3つのこと

  1. 空欄に入る品詞と種類を予測する:数字か、名前か、名詞か、動詞か。例えば「Cost: £____」なら数字、「Bring a ____」なら名詞が来ると分かります。
  2. キーワードに印をつける:コンピューター版では画面上の語句をハイライトできます。聞き取りの目印になる語(日付、固有名詞、比較の語など)を押さえます。
  3. 言い換えを予想する:設問の語がそのまま聞こえるとは限りません。「cheap」とあれば「doesn't cost much」「affordable」など別の言い方で出てくる可能性を頭に置きます。

自作の例

設問:The library is closed on ______.

予測:曜日か祝日が入る。音声では「open every day except...」のように、closed を使わずに言われるかもしれない。

このように「どんな言い方で来そうか」まで準備しておくと、言い換えに気づけるようになります。

ポイント:先読みは「答えの型」と「言い換え候補」を持っておく作業。単語を訳すだけでは足りません。

ひっかけの定番:言い直し・訂正・候補の列挙

IELTSのリスニングで多い失点パターンは、最初に聞こえた情報をそのまま書いてしまうことです。会話では、話し手が情報を訂正したり、いくつかの候補を挙げてから1つに決めたりします。

例1:言い直し

"The meeting is on Tuesday... oh no, sorry, they moved it to Thursday."

最初に出た Tuesday ではなく、訂正後の Thursday が答えです。sorry、actually、I mean、wait などは「この後に訂正が来る」サインです。

例2:候補の列挙

"We thought about the museum and the park, but in the end we chose the aquarium."

選択肢に museum、park、aquarium が全部並んでいたら、but や in the end の後が本命です。

例3:数字と名前のつづり

Part 1では、名前や住所を1文字ずつ読み上げる場面がよく出ます。アルファベットの聞き分け(B と V、M と N、G と J など)や、「double L」のような言い方にも慣れておきましょう。数字では fifteen と fifty のような聞き分けも要注意です。

ポイント:「but」「actually」「sorry」が聞こえたら要注意。答えを書きかけても、次の一言まで耳を離さないことです。

答えの書き方:語数制限とつづりで落とさない

穴埋め問題には「NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBER」のような語数制限がつきます。公式の説明では、語数制限を超えて書くとその問題は得点になりません。内容が合っていても、書き方で失点するのは本当にもったいないですよね。

押さえておきたい書き方のルール

  • 指示文の語数制限を毎回確認する(設問ごとに変わることがあります)
  • ハイフンでつながった語は1語として数えると公式に説明されています
  • 設問文にすでにある語を、答えの中でくり返さない
  • 単数・複数を文脈で判断する(「two ____」なら複数形の -s を忘れない)

つづりミスを減らす練習

リスニングの穴埋めは、正しいつづりで書けてはじめて得点になります。日ごろから、よく出る語を「書いて覚える」練習をしておきましょう。例えば、次のような語は日常場面でよく使われるのに、つづりを間違えやすい語です。

  • accommodation(c と m が2つずつ)
  • necessary(c が1つ、s が2つ)
  • environment(n を落としやすい)
  • Wednesday / February(発音しない文字がある)

ポイント:演習の丸つけでは「聞き取れたか」と「正しく書けたか」を分けて記録しましょう。後者のミスは練習でほぼゼロにできます。

コンピューター版で気をつけたいこと

日本英語検定協会の案内では、IELTSのペーパー版は終了し、現在はコンピューター版での受験となっています。リスニングもヘッドホンで聞き、答えはキーボードで入力します。

公式の練習コンテンツでは、コンピューター版のリスニングは最後に2分間の見直し時間があると案内されています。紙の試験のように答えを書き写す時間はない前提で、聞きながら直接入力していくイメージを持っておきましょう。

練習しておきたい操作

  • 聞きながら短い単語をすばやく打つ(名前・数字・日付など)
  • 画面のスクロールと設問の移動
  • ハイライト機能で先読みのキーワードに印をつける

また、タイピングに慣れていないと「聞き取れたのに打つのが間に合わない」ことが起こります。公式サイトにはコンピューター版の練習問題があるので、本番前に一度は画面の操作感を体験しておくと安心です。

ポイント:紙の問題集で練習するときも、答えはパソコンに打ち込む。これだけで本番のギャップがぐっと減ります。

独学向け1週間メニューとよくある失敗

リスニングは「問題を解く」だけではなかなか伸びません。解いた後の復習で、聞き取れなかった理由を突き止めることが大切です。

1週間メニュー(1日30〜40分)

  1. 月:Part 1を1セット解く→つづりと数字のミスを確認
  2. 火:月曜の音声をスクリプトを見ながら聞き、聞き取れなかった箇所に印をつける
  3. 水:Part 2を1セット→地図・図の問題で位置表現(opposite, next to, at the end of)を確認
  4. 木:Part 3を1セット→誰が何を言ったかを整理し、意見の変化を追う
  5. 金:Part 4を1セット→講義の構成(導入・例・まとめ)をメモしながら聞く
  6. 土:今週の音声から好きな部分をシャドーイング(5分×2回)
  7. 日:間違えた問題だけを解き直し、言い換えのペアをノートにまとめる

よくある失敗

  • 答え合わせだけで終わる:なぜ間違えたか(聞き取り・言い換え・つづり・語数)を分類しましょう。
  • Part 4ばかり練習する:Part 1〜2の取りこぼしを減らすほうが、スコアへの近道になることも多いです。
  • スクリプトを最初から見る:まず自力で聞き、あとで答え合わせする順番を守りましょう。

今日はまず、Part 1を1セット解いて、ミスを「聞き取り」「つづり」「語数」の3つに分けてみてください。自分の弱点の形が見えてきますよ。

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よくある質問

IELTSのリスニングは何回聞けますか?
音声は1回だけ流れます。聞き直しはできないので、設問の先読みで聞くべきポイントを絞り込んでおくことが大切です。
アメリカ英語しか聞き慣れていなくても大丈夫ですか?
IELTSではイギリスやオーストラリアなど、さまざまなアクセントが使われます。公式問題集や各国の学習者向け音声を使い、いろいろな英語に耳を慣らしておくと安心です。
つづりを間違えたら部分点はありますか?
穴埋め問題では正しいつづりで書くことが求められます。部分点を期待するより、頻出語を書いて覚える練習で確実に得点できるようにしましょう。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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