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🌍 英語学習

🔧 英語が苦手な中学生の立て直し方|どこから戻るかの見極めと3週間プラン

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
「英語の授業が何を言っているかわからない」「テストの点数がずっと低いまま」。英語が苦手になってしまった中学生は、決して少なくありません。でも、英語は積み上げの教科だからこそ、つまずいた場所まで戻れば、必ず立て直せます。この記事では、苦手な英語を立て直すための具体的な手順を紹介します。

英語が苦手になる原因は「どこかの段差」

英語が苦手な人の多くは、「英語の才能がない」のではなく、どこかの段差でつまずいたまま進んでしまっただけです。

英語は、前に習ったことの上に新しいことを積み上げていく教科です。たとえば、

  • be動詞と一般動詞の区別があいまい

→ 疑問文・否定文がわからない

→ 過去形・進行形がわからない

→ 受け身・現在完了がわからない

というように、1つの段差が、その後の単元すべてに影響します。今の単元がわからないのは、今の単元のせいではなく、もっと前の段差が原因であることが多いのです。

ポイント:苦手の立て直しは「今の単元をがんばる」ではなく「つまずいた段差まで戻る」ことから始まります。

戻ることは、遠回りのように感じるかもしれません。でも、段差を直さずに今の単元の問題を解き続けるより、ずっと早く追いつけます。

どこまで戻るかを見極める「3つのチェック」

まずは、自分がどこでつまずいているかを確かめましょう。次の3つのチェックを順番にやってみてください。

チェック1:be動詞と一般動詞

次の文を、正しい形に直せますか?

  • × She is like music. → ○ She likes music.
  • × Do you are a student? → ○ Are you a student?

ここで迷ったら、中1の最初から戻りましょう。

チェック2:過去形

次の日本語を英語にできますか?

  • 私は昨日、友だちとサッカーをした。→ I played soccer with my friends yesterday.
  • 彼はその本を読まなかった。→ He didn't read the book.

ここで迷ったら、中1の後半(過去形)から戻りましょう。

チェック3:中2の文法

次の文の意味がわかりますか?

  • I want to be a doctor in the future.
  • This bag is bigger than that one.
  • This song is loved by many people.

ここで迷ったら、中2の該当単元から戻りましょう。

3つとも大丈夫なら、今の単元の基本問題から取り組んで問題ありません。

戻る順番:中1文法を「最短ルート」で

戻る場所が決まったら、次の順番で進めます。全部を完璧にしようとせず、各単元の基本文が1つ言える・書けることを目標にしましょう。

中1文法の最短ルート

  1. be動詞の文(I am / You are / He is)
  2. 一般動詞の文(I play / He plays)
  3. 疑問文と否定文(Are you 〜? / Do you 〜? / I don't 〜.)
  4. 疑問詞(What / Where / When / Who)
  5. 現在進行形(I am playing 〜.)
  6. 過去形(played / went / was)

各単元の基本文の例

  • I am a member of the art club.
  • My brother plays basketball.
  • Do you have any pets?
  • Where do you live?
  • I am studying English now.
  • We went to the zoo last Sunday.

1つの単元につき、基本文を1つ覚え、簡単な問題を5問解けたら次へ進みます。1日1〜2単元のペースなら、中1の文法は1〜2週間で一通り見直せます。

ポイント:「わかる」より「言える・書ける」をゴールに。基本文が言えれば、その単元の骨組みはつかめています。

単語と音読の「最低ライン」

英語が苦手な人は、文法だけでなく単語や読み方でもつまずいていることが多いです。文法の立て直しと並行して、毎日の「最低ライン」を決めておきましょう。

単語:1日5語でいい

苦手なうちは、1日10語や20語は多すぎます。まずは1日5語を確実に覚えることから始めましょう。

  1. 音声を聞いて、発音を確認
  2. 3回声に出して言う
  3. 日本語を見て、英語を書く
  4. 次の日、もう一度テスト

1日5語でも、1か月続ければ約150語。中1の教科書の基本的な単語は、かなりカバーできます。

音読:教科書を1日1ページ

教科書を読めない単語があると、授業にもついていけなくなります。音声に合わせて、1日1ページだけ音読しましょう。

  • 最初は音声を1文ずつ止めて、まねして読む
  • 読めない単語には、小さくカタカナで読み方をメモしてもOK(慣れたら消す)

「読める」ようになるだけで、授業の聞こえ方が大きく変わります。英語への苦手意識は、「読めない」ことから始まっていることも多いのです。

3週間の立て直しプラン

ここまでの内容を、3週間のプランにまとめました。1日20〜30分を目安にしています。

1週目:中1の前半を固める

  • 毎日:単語5語+教科書1ページ音読
  • 月〜水:be動詞・一般動詞・疑問文と否定文
  • 木・金:疑問詞、三単現のs
  • 土:1週間の単元の基本文を全部言えるか確認
  • 日:休み

2週目:中1の後半を固める

  • 毎日:単語5語+教科書1ページ音読
  • 月・火:現在進行形、can
  • 水〜金:過去形(規則動詞・不規則動詞、be動詞の過去形)
  • 土:2週間分の基本文を全部言えるか確認
  • 日:休み

3週目:中2につなげる

  • 毎日:単語5語+教科書1ページ音読
  • 月・火:未来の表現(will / be going to)
  • 水・木:不定詞の基本(I want to 〜.)
  • 金:比較の基本(taller than)
  • 土:今の授業の単元の基本問題にチャレンジ
  • 日:3週間を振り返り、次の目標を決める

3週間たつと、「前よりわかる」という感覚が必ず出てきます。その感覚を大切にしてください。

やる気が続くコツと、保護者の方へ

やる気を続けるコツ

  1. できたことを記録する:カレンダーに、やった日に丸をつける。丸が続くと、やめたくなくなります。
  2. 小さな目標にする:「英語を得意にする」ではなく、「今週は be動詞の文が言えるようになる」。
  3. 好きなものと結びつける:好きなスポーツ選手や音楽、ゲームの英語を調べてみる。たとえば、I like this song because it makes me happy. のように、好きなものについて1文書くのも立派な練習です。
  4. わからないことを聞く:学校の先生は、質問に来る生徒を歓迎してくれることがほとんどです。

よくある失敗

  • いきなり分厚い問題集を買って、最初の数ページで止まる
  • 苦手な単元を避けて、得意な単元ばかりやる
  • 1日に何時間もやって、次の日から続かない

保護者の方へ

英語が苦手な子に「もっと勉強しなさい」と言っても、何をすればいいかわからず、かえって苦しくなってしまうことがあります。「今日はどの単元をやったの?」「基本文を1つ読んでみて」と、具体的に聞いてあげると、子どもは話しやすくなります。

苦手からの立て直しは、最初の一歩が一番重いものです。今日は3つのチェックをやって、自分が戻る場所を見つけるところから始めましょう。

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✅ 今日からやること

よくある質問

中2・中3でも中1の内容に戻って大丈夫ですか?
大丈夫です。むしろ、つまずいた場所まで戻るのが一番の近道です。基本文と簡単な問題に絞れば、中1の内容は1〜2週間で一通り見直せます。
英語が苦手でも使いやすい教材はありますか?
まずは学校の教科書と、教科書に合わせた薄めの問題集がおすすめです。解説が多く、1単元が見開き程度で終わるものを選ぶと、続けやすくなります。
英語が嫌いになってしまった子にどう声をかければいいですか?
結果よりも取り組んだことをほめるのが効果的です。「今日も音読したね」など、小さな行動を認めてあげると、子どもは続けやすくなります。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

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