C2形容詞ゲルマン系

wilyの語源と意味

/ˈwaɪli/ワイリー

ずる賢い、狡猾な

パーツに分けると

wil元の語策略中英語 wile
y接尾辞〜の多い

策略+〜の多い → 策略だらけ → ずる賢い

コアイメージ
策略だらけ

wily の語源ストーリー

wily の元になった wile は「人をだます策略」という意味の名詞です。古英語の終わりごろの wil にさかのぼりますが、それより前の起源ははっきりしません。古ノルド語の vél「仕掛け・策略」と結びつける説があります。また、同じ意味の guile と関係があるとする見方もあります。wile は今も the wiles of a con man(詐欺師の手管)のように、複数形 wiles で使われます。そこに -y が付いて「策略だらけの」、つまり「ずる賢い」となりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    古英語
    wil
    策略、たくらみ(後期の形)
  2. 2
    中英語
    wile
    策略
  3. 3
    中英語
    wily
    策略に富んだ
  4. 4
    英語14世紀ごろ
    wily

例文

The wily negotiator leaked a false deadline to pressure the other side into concessions.
その狡猾な交渉人は、偽の期限をリークして相手側に譲歩を迫った。

よく使う形:a wily politician(狡猾な政治家)

暗記フック

wile(策略)+y(〜だらけ)=ずる賢い。cunning・crafty と同じグループで覚える。名前のもじりで有名なのはアニメの Wile E. Coyote

入試・使い方のポイント

wily は「経験から来る悪知恵」で、ほめ言葉にもなる(a wily politician=老練な政治家)。sly はこそこそした印象が強い。

受験ミニ情報 難関大の長文で cunning・crafty・shrewd の言い換えとして出る。発音は [ˈwaɪli](ワイリー)で、i は「アイ」と読む。

派生語・言い換え受験で問われる形

wiliness名詞 ずる賢さ

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

wile策略・たくらみ
wiles手管・だましの手口
wilinessずる賢さ

よくある質問

wilyの語源は?

中英語 wile(策略)+ -y。wile の起源は古英語または古ノルド語とされるが確定していない wily の元になった wile は「人をだます策略」という意味の名詞です。古英語の終わりごろの wil にさかのぼりますが、それより前の起源ははっきりしません。

wilyの意味は?

ずる賢い、狡猾な(形容詞)。コアイメージは「策略だらけ」です。

wilyの覚え方は?

wile(策略)+y(〜だらけ)=ずる賢い。cunning・crafty と同じグループで覚える。名前のもじりで有名なのはアニメの Wile E. Coyote 同じ語源の wile・wiles・wiliness とまとめて覚えると効率的です。

wilyの発音は?

/ˈwaɪli/(ワイリー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。