sinecure の語源ストーリー
sinecure はラテン語の sine cura「世話なしで」を1語にしたものです。cura は教会では「魂の世話」、つまり信徒を導く務めを指しました。中世の教会には、収入だけがあって信徒の世話がいらない聖職がありました。これを beneficium sine cura と呼んだのです。17世紀の英語に入り、やがて教会の外でも「楽なのに給料の出る役職」を指すようになりました。cura は cure「治療」や curate「助任司祭」にも残っています。
(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)
