C1名詞ラテン系

latencyの語源と意味

/ˈleɪtnsi/レイテンシー

潜伏、遅延(時間)

パーツに分けると

lat語根隠れているラテン語 latere
ency接尾辞〜の状態

隠れている+状態 → 表に出るまでの潜伏 → 潜伏・遅延時間

コアイメージ
隠れていて表に出ない時間

latency の語源ストーリー

latency は latent(隠れている)に、状態を表す -cy を付けた語です。もとのラテン語 latere は「隠れている」でした。表に出ずに隠れている状態が「潜伏」です。心理学では、フロイトが子どもの成長段階の一つを latency period(潜伏期)と呼びました。20世紀後半からは、通信やコンピューターの世界で「遅延時間」を指すようになります。命令を出してから反応が表に出るまで、隠れている時間というわけです。late(遅い)とは語源が別です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    latere
    隠れている
  2. 2
    ラテン語
    latens
    隠れている(現在分詞)
  3. 3
    英語
    latent
    潜在的な
  4. 4
    英語17世紀
    latency

例文

Engineers redesigned the network to reduce latency for users in remote regions.
技術者たちは、遠隔地のユーザーの遅延を減らすためにネットワークを再設計した。

よく使う形:reduce latency(遅延を減らす)

暗記フック

latent(潜在的な)の名詞形。隠れて表に出るまでの「時間差」

入試・使い方のポイント

IT分野では「遅延時間」、医学・心理学では「潜伏(期)」。low latency(低遅延)の形が技術系の文章で頻出。

受験ミニ情報 情報系の長文で delay への言い換えとして出ます。latent(潜在的な)の名詞形として覚えます。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(3語)

latent潜在的な
latently潜在的に
latent period潜伏期

ほかの言語の兄弟

フランス語latence潜伏・遅延
イタリア語latenza潜伏・遅延

よくある質問

latencyの語源は?

ラテン語 latere(隠れる)+ -ency(名詞語尾)→ 表に出ずに隠れている状態、そこから「反応までの遅れ」の意味に latency は latent(隠れている)に、状態を表す -cy を付けた語です。もとのラテン語 latere は「隠れている」でした。

latencyの意味は?

潜伏、遅延(時間)(名詞)。コアイメージは「隠れていて表に出ない時間」です。

latencyの覚え方は?

latent(潜在的な)の名詞形。隠れて表に出るまでの「時間差」 同じ語源の latent・latently・latent period とまとめて覚えると効率的です。

latencyの発音は?

/ˈleɪtnsi/(レイテンシー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。