B2名詞ラテン系

conscienceの語源と意味

/ˈkɑːnʃəns/コンシェンス

良心

絵で分かる語源

conscience の語源のイメージ:自分の中でひそかに知る善悪
自分の中でひそかに知る善悪
con接頭辞共に・すっかりラテン語 com-
sci語根知るラテン語 scire
ence接尾辞〜の状態ラテン語 -entia

共に+知る+こと → 内に知っていること → 良心

conscience の語源ストーリー

ラテン語の conscientia は、もとは「誰かと秘密を共に知っていること」でした。そこから「自分の行いを自分自身が知っていること」に変わります。悪いことをすれば、ほかの誰も知らなくても自分は知っています。その内なる目撃者が「良心」です。中英語には inwit という英語らしい語もありました。1340年の宗教書の題名 Ayenbite of Inwyt は「良心の呵責」、文字どおり「内なる知恵がかみ返すこと」です。しかし結局、フランス語経由の conscience が残りました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    scire
    知る
  2. 2
    ラテン語
    conscire
    共に知る、内心で知る
  3. 3
    ラテン語
    conscientia
    共に知ること、自覚、良心
  4. 4
    古フランス語
    conscience
    良心
  5. 5
    英語13世紀
    conscience

例文

His conscience would not let him copy his friend's homework, even under time pressure.
時間に追われていても、彼の良心は友人の宿題を写すことを許さなかった。

よく使う形:a guilty conscience(良心の呵責)

暗記フック

science(知ること→科学)と同じsci=知る。「心の中でひそかに善悪を知っている」→良心。consciousとの混同に注意

入試・使い方のポイント

have a guilty / clear conscience(良心がとがめる・やましくない)。on one's conscience(気がとがめて)も出る。

受験ミニ情報 sci は「シ」と発音する。conscientious は -EN- にアクセント。conscious(意識している)とのつづり・意味の区別が頻出。

派生語・言い換え受験で問われる形

conscientious形容詞 良心的な・入念な
conscientiously副詞 良心的に・まじめに

言い換え(同じような意味)

moral sense道徳心
scruples良心のためらい
principles信条

同じ語源の仲間(5語)

science科学(知ること)
conscious意識している
conscientious良心的な・まじめな
omniscient全知の(すべてを知る)
prescient先見の明がある(前もって知る)

語根 sci(知る)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語conscience良心・意識
スペイン語conciencia良心・意識
イタリア語coscienza良心・意識

よくある質問

conscienceの語源は?

con(共に、完全に)+science(知ること ← scire)→ 自分の善悪を自分で知っていること → 良心 ラテン語の conscientia は、もとは「誰かと秘密を共に知っていること」でした。そこから「自分の行いを自分自身が知っていること」に変わります。

conscienceの意味は?

良心(名詞)。コアイメージは「自分の中でひそかに知る善悪」です。

conscienceの覚え方は?

science(知ること→科学)と同じsci=知る。「心の中でひそかに善悪を知っている」→良心。consciousとの混同に注意 同じ語源の science・conscious・conscientious とまとめて覚えると効率的です。

conscienceの発音は?

/ˈkɑːnʃəns/(コンシェンス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。