A2形容詞ラテン系

commonの語源と意味

/ˈkɑːmən/カモン

共通の、よくある

パーツに分けると

com接頭辞共にラテン語 com-
mon語根務めラテン語 munis

共に+務め → 務めを共に負う → 共通の・ありふれた

コアイメージ
みんなで分け合う

common の語源ストーリー

common sense は「常識」ですが、元は哲学の言葉でした。アリストテレスは、五感をまとめて判断する心の働きを考えました。それがラテン語で sensus communis と訳され、英語の common sense になります。「みんなが持っている分別」の意味は、のちに広まったものです。common は、ラテン語 communis「みんなで分け合う」から来ています。com-「共に」と munis「務めを果たす」で、務めを共に負うことを表しました。イギリス議会の下院 House of Commons も「平民の院」という意味です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    munus
    務め・贈り物
  2. 2
    ラテン語
    communis
    共通の・公共の
  3. 3
    古フランス語
    comun
    共通の
  4. 4
    英語13世紀
    common

例文

Sato is one of the most common family names in Japan.
佐藤は日本で最もよくある名字の一つだ。

よく使う形:have a lot in common(共通点が多い)

暗記フック

have 〜 in common(〜という共通点がある)は会話問題の定番表現

入試・使い方のポイント

have A in common(Aという共通点がある)。common to 〜(〜に共通の)。「ありふれた」の意味もあり、uncommon は「珍しい」。

受験ミニ情報 have nothing in common(共通点がない)が会話・空所補充の定番。比較級は more common / commoner の両方がある。

派生語・言い換え受験で問われる形

commonly副詞 一般に
commonplace形容詞 ありふれた

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(6語)

語根 mun(義務・贈り物・共有)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語commun共通の
スペイン語común共通の
イタリア語comune共通の・市町村

語源で推理!ミニクイズ

common と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

commonの語源は?

com(共に)+mun(義務・務め)→みんなで分け合う→共通の common sense は「常識」ですが、元は哲学の言葉でした。アリストテレスは、五感をまとめて判断する心の働きを考えました。

commonの意味は?

共通の、よくある(形容詞)。コアイメージは「みんなで分け合う」です。

commonの覚え方は?

have 〜 in common(〜という共通点がある)は会話問題の定番表現 同じ語源の community・communicate・commune とまとめて覚えると効率的です。

commonの発音は?

/ˈkɑːmən/(カモン)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。