「自分は耳派」に合わせても成績は変わらなかった。学習スタイルの誤解

やることは、これだけ
耳派・目派で教材を選ばず、学ぶ中身に合わせて選ぶ
研究でわかったこと
Rogowsky、Calhoun、Tallal(2015)は、大学を出た大人について、まず質問紙で「耳派」か「目派」かを調べました。耳派・目派の好みは、実際の聞く力・読む力と関係しませんでした。さらに、同じ本の内容をくじ引きで音声の本か画面の文章で学ばせると、好みのタイプと教材の形が一致していてもいなくても、直後と2週間後のテストに差は出ませんでした。大人を対象にした1つの研究の結果です。
根拠の強さ ★★★★☆
Rogowsky, B. A., Calhoun, B. M., & Tallal, P. (2015). Matching learning style to instructional method: Effects on comprehension. Journal of Educational Psychology, 107(1), 64–78.出典を開く ↗今日からのやり方
- 発音やリスニングは音声で、つづりは文字でと、中身で選ぶ
- 1つの素材を、読む・聞くの両方で使ってみる
- どちらが合うかは好みではなく、翌日のテストで確かめる
動画とサイトで試す
「学習スタイル」は本当にある?Veritasium|The Biggest Myth In Education
使い方:学習スタイルの検証を英語字幕で見て、自分が「耳派」「目派」と思いこんでいたことを書き出します。教材は学ぶ中身に合わせて選び直します。
右脳派・左脳派って本当にあるの?TED-Ed|The left brain vs. right brain myth - Elizabeth Waters
使い方:右脳・左脳の俗説を検証する流れをメモします。そのうえで、つづりは文字で、発音は音声でと、学ぶ中身に合わせて教材を分けます。