聞き取れないのは難しい単語より「to・of・and」の小さな語だった

やることは、これだけ
書き取りで抜けやすい機能語を、弱い発音ごと練習する
研究でわかったこと
Field(2008)は、中級の第二言語の聞き手を調べ、前置詞や冠詞などの機能語の聞き取りが、名詞や動詞などの内容語よりはっきり劣っていることを示しました。この傾向は、学習者の母語や英語力のちがいを越えて安定していました。機能語はよく出てくるのに、ふだんは弱く短く発音されるため、聞き逃されやすいのです。聞き取りの練習では、知らない単語より先に、知っているはずの小さな語に目を向ける価値があります。
根拠の強さ ★★★☆☆
Field, J. (2008). Bricks or mortar: Which parts of the input does a second language listener rely on? TESOL Quarterly, 42(3), 411–432.出典を開く ↗今日からのやり方
- 短い英文を書き取り、抜けた語に印をつける
- 抜けた to・of・can などが、どれだけ弱く短く読まれているか聞く
- その文をお手本に合わせ、機能語を弱く読みながらまねする
動画とサイトで試す
シュワを単語から文まで完全解説Pronunciation with Emma|The Schwa Sound: How to Pronounce the Schwa in Words and Sentences (The Complete Guide)
使い方:文の中の弱形の説明で止め、to・of・can などがどれだけ弱く短いかを聞きます。その例文をお手本に合わせ、機能語を弱く読みながらまねします。
短縮と弱形でネイティブに近づくPronunciation with Emma|Reductions & Contractions in English | Speak Faster and Understand Natives
使い方:短縮形や弱く読まれる語の例文を、先に書き取ってから答え合わせをします。抜けた語に印をつけ、その文を弱形のまま3回まねします。
小さな単語atの弱い発音Rachel's English|Reduction: the word AT -- American English Pronunciation
使い方:at が弱く短くなる例を聞いたら、自分の書き取りで at が抜けていないか確かめます。抜けていた文は、お手本に合わせて読みます。
