原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り

ロールプレイ脚本(場面の台本を先に作る)

Role-Play Scripting

3秒でわかる本番の会話を台本にして、先に演じておく

旅行、面接、会議、レストランなど、これから本当に英語を使う場面を決めて、そこでの会話の台本を自分で書き、声に出して演じる方法です。相手が言いそうなことも予想して書いておきます。本番でまったく同じ会話になることはありませんが、言いたいことの多くを前もって口に出しておけるので、当日の緊張がぐっと減ります。

1回 20分アウトプット初級から上級まで。具体的な予定がある人ほど効果が大きい方法です。
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たとえるなら

劇の本番の前には何度もリハーサルをします。それでも本番で多少のアドリブは出ますが、流れが体に入っているので落ち着いて対応できます。ロールプレイ脚本は、英語を使う場面のリハーサルです。

目から鱗・知ってた?

同じ話を2回すると、2回目は上手になる?

その思い込み、実は…

カードをタップすると答えが出ます

台本どおりの会話なんて実際には起きない

そのとおり、まったく同じにはなりません。でも、あいさつ、自己紹介、お願いの仕方など、言いたいことの多くは前もって準備できます。準備した部分が多いほど、予想外の部分に頭を使えます。

準備して話すのは本当の会話力ではない

Bygate の研究などで、同じ課題を2回目に話したときは、言葉の幅や正確さが増すことが報告されています。準備して一度話した経験は、次の自由な会話の土台になります。

なぜ効く?

同じ課題をくり返すと話す力が伸びることは、Bygate(1996年)の研究以来「タスクの反復」として研究されてきました。1人の学習者が同じアニメの話を日をあけて2回話したところ、2回目は言葉の幅や正確さが増したと報告されています。台本を作って演じる方法そのものの検証は多くありませんが、方向は一致しています。

やり方

  1. 近いうちに英語を使う場面を1つ決める(例:ホテルのチェックイン、オンライン英会話の自己紹介)
  2. 自分のセリフと、相手が言いそうなセリフを、10往復くらいの台本に書く
  3. AI や辞書で、自然な表現か確かめて直す
  4. 台本を見ながら両方の役を声に出して演じ、次に自分のセリフだけ見ずに言う
  5. 相手のセリフを変えたパターン(「満室です」など)も作り、アドリブで答える練習をする

動画で見て、まねする

レストラン注文の基本をやさしくLearn English with Bob the Canadian|How to Order Food at a Restaurant in English

使い方:席に着いてから会計までの表現を聞き、自分が客になった台本を書きます。店員のセリフも予想して書き、声に出して1人2役で演じます。

店員に聞かれる質問に答える練習Adam’s English Lessons · engVid|Questions You Might Be Asked at a Restaurant (+ how to answer)

使い方:店員に聞かれそうな質問と答え方を台本に加えます。質問のセリフを録音しておき、再生して即答する練習をします。

ホテルでの英語はこれで安心Oxford Online English|Hotel English - Using Travel English at Hotels

使い方:ホテルでの依頼表現を使って、チェックインから要望を伝えるまでの台本を作ります。動画の会話例をまねしてから、自分の台本を3回演じます。

空港で困らない英語を一気に予習Oxford Online English|Airport English - At the Airport - Spoken English Lesson

使い方:空港での流れに沿って、チェックインから搭乗までの台本を書きます。場面ごとの型を写し、自分の名前や行き先に入れかえて演じます。

面接の質問にうまく答えるにはBBC Learning English|Answering interview questions - 02 - English at Work helps.

使い方:面接の場面のドラマを見て、聞かれそうな質問を書き出します。自分の答えを台本にまとめ、声に出して練習してから本番に臨みます。

レベル別のやり方

あいさつと自己紹介の場面で5往復の短い台本を書き、両方の役を声に出して何度か演じる

今日の5分チャレンジ

次に英語を使いそうな場面を1つ選び、自分と相手のセリフを5往復の台本に書きましょう。書けたら声に出して3回演じます。

できたかチェック

日本人の落とし穴

日本人は、話す前に頭の中で完璧な文を作ろうとして固まってしまうことが多いです。台本を作っておけば、本番で一から文を作る必要が減ります。「準備しすぎはずるい」と思う必要はありません。母語でも、面接や大事な電話の前には言うことを準備します。

よくある失敗

  • 台本を丸暗記して、相手が予想外のことを言うと止まってしまう
  • 自分のセリフだけ書き、相手の言うことを予想しない
  • 書いた台本を声に出さず、黙読で満足する

立場別メニュー

Rehearse the scene, and the real one feels familiar.場面を先に演じておけば、本番は見慣れた景色になる。