主語と動詞の一致・無生物主語・名詞構文動詞は「本当の主人」にだけ従う。モノが主語の文は「〜で」「〜のおかげで」と原因に訳せ

is か are か、has か have か。この単元の前半は、英語の動詞が「どの名詞の言うことを聞くのか」を見抜くトレーニングです。後半は、The news made her happy. のような「モノが主語の文(無生物主語)」と、his sudden arrival のような「名詞に文がギュッと詰まった表現(名詞構文)」。どちらも日本語に直訳すると不自然になるので、和訳問題と長文読解で差がつきます。
知ってた? 目から鱗
Q1news は s で終わるのに、なぜ単数扱い?
news は「新しいこと(new things)」から生まれた語で、昔は複数扱いされることもありました。今は「情報のかたまり」として数えられない名詞です。だから a news は✕。1件なら a piece of news、または an item of news と言います。
Q2police と cattle、s がないのになぜ複数扱い?
police は「警察官たち」という集団そのものを指すので常に複数扱い(The police are ...)。1人なら a police officer です。cattle も「牛たち」で、1頭なら a cow。形ではなく、何人・何頭を指しているかで決まります。
Q3ネイティブは There's two cats. と言わない?
会話ではよく聞きます。There's が「ほら、あるよ」という決まり文句のように使われ、後ろが複数でも縮めて言ってしまうのです。ただし書き言葉や試験では There are two cats. が正解。くだけた会話の特徴として区別しておけば十分です。
Q4性別のわからない1人を受ける they は、最近の新しい用法?
いいえ、何百年も前から使われています。シェイクスピアの作品にも、1人を they で受ける例があります。最近は性別を決めつけない言い方として、辞書や文体ガイドでも正式に認められるようになりました。動詞は1人でも they are と複数形です。
Q5英語の新聞に名詞構文が多いのはなぜ?
名詞に情報を詰めこむと文が短く引きしまるからです。He arrived suddenly, and everyone was surprised. より His sudden arrival surprised everyone. の方が1文で済みます。読むときは名詞を「主語+動詞」に戻すと、意味が一気に見えてきます。
01一致の基本—動詞は「中心の名詞」にだけ従う 基礎
英語の動詞は、主語が単数か複数か、何人称か(話し手 I が1人称、聞き手 you が2人称、それ以外の人・モノが3人称)で形を変えます。これを 主語と動詞の一致 と言います。中学で習った「3単現の -s」はその一番身近な例です。
| 主語 | be 動詞(現在) | be 動詞(過去) | 一般動詞(現在) |
|---|---|---|---|
| I | am | was | play |
| you / 複数 | are | were | play |
| he / she / it / 単数名詞 | is | was | plays |
一致の基本形。変化するのは現在形と be 動詞の過去形だけ
動詞が従うのは「中心の名詞」1語だけ
主語がどんなに長くても、動詞の形を決めるのは 主語の中心にある名詞1語 です。前置詞句・分詞・関係詞節などの飾り(修飾語。下の構造図では M と表示)は、数の決定に参加できません(例外は A and B、a number of 〜、most of 〜 などの部分表現。このあと順に扱います)。
The colorS (of these flowers)M isV beautifulC.
これらの花の色は美しい。主語の前置詞句を ( ) でくくり、残った名詞を1語で言ってみる。
The color (of these flowers) → color → 単数 → is
The students (in the gym) → students → 複数 → are
なぜ効く? 前置詞の後ろの名詞は「前置詞の目的語」なので、文の主語にはなれません。動詞の直前にある名詞ほど数を合わせたくなりますが、その名詞はたいてい前置詞の後ろにいる M の一部です(ただし most of the students のような部分表現は、of の後ろの名詞で数が決まります)。
- The key to these lockers is missing.
これらのロッカーのカギがなくなっている。(中心は key) - The girls in the photo are my classmates.
写真の女の子たちはクラスメートだ。(中心は girls) - One of my friends lives in Canada.
友だちの1人がカナダに住んでいる。(中心は one(1人))
✕ The price of these shoes are too high.
○ The price of these shoes is too high.
直前の shoes(複数)につられるのが典型的なミス。問題作成者はわざと動詞の直前に「逆の数の名詞」を置いてきます。
生徒そもそも、なんで英語は主語で動詞の形を変えるの? 日本語は「私は走る」「彼は走る」で同じなのに。
先生昔の英語は、もっとたくさん変化していたんだ。I / you / he で語尾が違って、複数形はまた別の形。
生徒え、今より大変じゃん。
先生それが長い時間をかけてすり減って、一般動詞では現在形の3人称単数の -s くらいしか残らなかった(be 動詞の am / are / is は別格)。だから -s は「化石」みたいなものなんだよ。
確認問題 The price of these shoes ( ) too high for me.
主語の中心は price(単数)。of these shoes は M なので数に関係しません。shoes につられて are にしないこと。
02A and B と「近い方ルール」—つなぎ方で主人が変わる 標準
主語が2つの名詞でできているとき、動詞はどちらに従うのか。答えは つなぎの言葉で決まります。大きく分けて3タイプです。
| タイプ | 形 | 動詞が従うのは | 例 |
|---|---|---|---|
| 足し算 | A and B / both A and B | A+B(複数) | Tom and Ken are friends. |
| 近い方(B) | A or B / either A or B / neither A nor B | B | Either you or he is wrong. |
| 意味の中心(B) | not only A but also B / not A but B | B | Not only I but also my sister likes it. |
| 意味の中心(A) | A as well as B / A with B / A along with B / A together with B | A | Ken, as well as his friends, is coming. |
2つの名詞をつなぐ言葉と、動詞が従う名詞
なぜ「近い方」に合わせるの?
either A or B は「A か B のどちらか一方」。両方ではないので、足して複数にはできません。かといって A と B のどちらかに決める根拠もない。そこで 動詞のすぐ隣にいる B に合わせる という実用的なルールになりました。neither A nor B も「A でも B でもない」なので同じ理屈です。
as well as は「おまけ付きの A」
A as well as B は「B だけでなく A も」。言いたいのは A で、B はおまけ情報です。だから主人は A。with / along with / together with も、「〜と一緒に」というおまけを A にくっつけているだけなので、主人は A のままです。書くときはカンマではさまれていることが多いので、カンマの中身は ( ) でくくって無視 できます。
KenS (as well as his friends)M isV excitedC about the tripM.
友だちだけでなくケンも旅行にわくわくしている。A as well as B の先頭の A を「A様」と呼んで、動詞は A様にだけ仕える、と覚えます。with / along with / together with も同じ「A様」扱い。一方、or / nor / but also は「後ろが主役」。
and でも単数扱いになるのは、2つが合わさって1つのもの・1人の人 になっているときです。bread and butter は「パンとバター」ではなく「バターを塗ったパン」という1品。人を表す名詞で a / the が最初の名詞にだけついていたら、1人の人を2つの肩書きで説明していることが多いです(the husband and wife のように2人を指すこともあるので、最後は意味で確認)。
- Bread and butter is my usual breakfast.
バターを塗ったパンがいつもの朝食だ。 - Curry and rice is popular in Japan.
カレーライスは日本で人気がある。 - The singer and actor was at the event.
その歌手兼俳優がイベントに来ていた。(the が1つ → 1人) - Slow and steady wins the race.
ゆっくりでも着実な者が勝つ(急がば回れ)。(ことわざ。「ゆっくり着実」を1つの生き方として単数扱い)
A and B の前に each / every がつくと、単数扱いです。Every boy and girl was given a present.(どの男の子にも女の子にも1人ずつプレゼントが渡された)。every は「1人ずつ見ていく」言葉なので、and で並べても視線は常に1人です。
実際の会話では、either A or B の B が単数でも、A が複数だと複数形の動詞が使われることがあります。話し手が迷って、文そのものを言いかえることもよくあります。Either you or he is wrong. は文法的に正しくても少しぎこちないと感じる人もいて、Either you're wrong or he is. のように言いかえられることもあります。入試では「近い方に一致」で解けば大丈夫です。
確認問題 Either my sister or my parents ( ) going to pick me up.
either A or B は近い方の B(my parents=複数)に一致するので are。sister につられて is にしないこと。
03数と量の表現—the number of と a number of、部分表現、each / every 標準
数や量を表す表現は、見た目がそっくりなのに単数・複数が逆になるものがたくさんあります。入試の一致問題で最も狙われるゾーンです。まずは王者の2つから。
「〜の数」。主人は number(数)そのもの。数は1つなので単数。
The number of cars is increasing.
「たくさんの〜」。a number of は many と同じ飾り。主人は cars。
A number of cars are parked outside.
the number of 〜 は「〜の数」、つまり数字が1個なので単数。a number of 〜 は many が変装した姿で、主人は後ろの名詞なので複数。the なら1個、a なら many、と冠詞で即決します。
some / most / all / half / part / the rest / 分数 / 〜 percent + of +名詞 は、of の後ろの名詞に一致させる。
Most of the students are 〜(students は複数)
Most of the money is 〜(money は数えられない)
なぜ効く? 「一部」を表す語は、それ自体に数の情報がありません。「生徒の大半」なら何人かの生徒、「お金の大半」ならお金の量。だから中身の名詞で数が決まります。
| 表現 | 単数・複数 | 例 |
|---|---|---|
| the number of 複数名詞 | 単数 | The number of students is 500. |
| a number of 複数名詞 | 複数 | A number of students are absent. |
| some / most / all / half of 名詞 | of の後ろに一致 | Half of the cake is gone. / Half of the students are here. |
| 分数 / percent of 名詞 | of の後ろに一致 | Two thirds of the land is forest. |
| each / every / everyone / everything | 単数 | Everyone has a smartphone. |
| each of 複数名詞 | 単数 | Each of the students has a locker. |
| one of the 複数名詞 | 単数 | One of my friends lives in Canada. |
| more than one 単数名詞 | 単数 | More than one student has complained. |
| many a 単数名詞(文語=かたい書き言葉) | 単数 | Many a student has tried. |
| none of 複数名詞 | 単数も複数も | None of them is / are here. |
数量表現と一致の一覧
More than one student has complained.(2人以上の生徒が苦情を言った)
意味は2人以上なのに、動詞は後ろの名詞 student(単数形)に合わせて単数。形に従う例外です。一方 more than two students なら複数。
none of は単数? 複数?
none of +複数名詞は、伝統的には「1つも〜ない(not one)」として単数扱いが正しいとされてきました。ただし現代英語では複数扱いも非常によく使われ、どちらも正しいとされています。入試で「どちらか一方だけが正解」として問われることは考えにくいです。問われるとしたら、「none of +数えられない名詞」は単数、という点です(None of the money was found.)。
each が主人なので単数。
Each of the students has a tablet.
主人は The students(複数)。each は「それぞれ」という副詞的なおまけ。
The students each have a tablet.
確認問題 A number of volunteers ( ) helping at the event today.
a number of +複数名詞は「たくさんの〜」で、主人は volunteers(複数)→ are。the number of なら「〜の数」で単数になります。
04無生物主語の基本—「モノが人に〜させる」英語、「人が〜する」日本語 標準
日本語は「人」を主語にして話すのが得意です。「雨が強かったので、私たちは外出できなかった」。一方、英語は モノや出来事を主語にして、それが人に何かをさせる という言い方をとても好みます。これが 無生物主語(物主構文) です。
人(we)が主語。原因は because で。
Because it rained heavily, we couldn't go out.
出来事(the heavy rain)が主語。人は目的語へ。
The heavy rain prevented us from going out.
- S(モノ・出来事)を「〜で/〜のせいで/〜のおかげで/〜すると」と原因・条件にする
- O(人)を「〜は/〜が」と主語にする
- V を、人が主語のときの自然な動詞に変える(prevent → できない、enable → できる)
| 動詞 | 型 | 自然な訳 |
|---|---|---|
| make | S make O C/S make O+動詞の原形 | S で O は C になる/〜する |
| enable / allow | S enable O to do | S のおかげで O は〜できる |
| prevent / keep / stop | S prevent O from -ing | S のせいで O は〜できない |
| cause | S cause O to do | S が原因で O は〜する |
| lead | S lead O to do | S がきっかけで O は〜する(気になる) |
| force / compel / oblige | S force O to do | S のせいで O はやむなく〜する |
無生物主語でよく使う動詞(基本編)
モノの主語には「で」をつけて原因に、人の目的語には「は」をつけて主語に。The news made her happy. → そのニュース「で」彼女「は」うれしくなった。この2文字だけで、直訳のぎこちなさが消えます。
This appS enablesV youO to study anywhereC.
このアプリのおかげで、どこでも勉強できる。- The heavy snow prevented the train from running on time.
大雪のせいで電車は時間どおりに運行できなかった。 - Her advice made me feel better.
彼女のアドバイスで気持ちが楽になった。 - The scholarship allowed Yuki to study abroad.
奨学金のおかげでユキは留学できた。 - The strange noise caused the dog to bark.
変な物音がして犬がほえた。 - What led you to choose this school?
どうしてこの学校を選んだのですか。
生徒「大雪が電車を時間どおりに走るのを妨げた」……訳せたけど、なんか変。
先生日本語では、雪は「電車を妨げる」みたいに人っぽく動かないからね。雪は原因にして「大雪のせいで」と言うと自然になる。
生徒じゃあ英作文で「大雪で電車が遅れた」は?
先生The train was late because of the heavy snow. でも正解。ただ、The heavy snow delayed the train. と言えると、一気に英語らしくなる。両方の向きに変換できるのが目標だよ。
確認問題 The heavy snow ( ) us from going to school.
S prevent O from -ing で「S のせいで O は〜できない」。from と組むのは prevent。make / let は O の後ろに動詞の原形、cause は to 不定詞をとり、どれも O from -ing の形にはなりません。
05名詞の正体で決まる一致—集合名詞・学問名・時間やお金・the+形容詞 応用
形は単数なのに複数扱い、形は複数なのに単数扱い。そんな「正体を隠した名詞」がいます。見分けるカギは、話し手がその名詞を「ひとまとまり」と見ているか、「中身のメンバー」と見ているか です。
家族という1つの単位。
My family is a large one.
家族の一人ひとり。
My family are all early risers.
集合名詞の考え方
family / team / class / audience / committee / staff などは「集まり」を表す名詞です。集まりを1つの箱として見るなら単数、中にいるメンバーを見るなら複数。ただしこの使い分けは イギリス英語で特に盛ん で、アメリカ英語では単数扱いが基本です(The team is winning.)。
family を段ボール箱にたとえます。箱そのもの(大家族だ、という単位)なら is。箱を開けて中の一人ひとり(みんな早起きだ)なら are。all / each / their などの「中身を見ている」サインがあれば複数扱いの合図です。
| グループ | 単語 | 扱い |
|---|---|---|
| 常に複数扱い | police, people(人々), cattle | The police are here.(✕ a police) |
| 数えられない(常に単数) | furniture, baggage, luggage, information, advice, news, equipment, homework | The news was surprising. |
| -ics の学問名 | economics, physics, mathematics, politics | Physics is difficult.(学問名のとき。His politics are 〜「政治的な考え」は複数) |
| 国名・組織名・作品名 | the United States, the United Nations, 複数形の題名 | The United States is large. |
| 2つで1組のもの(道具・衣類) | scissors, glasses, jeans | My glasses are new. / This pair of scissors is mine. |
名詞の正体で決まる一致
警察(police)は捜査員の群れ、牛(cattle)は牧場の群れ、人々(people)は人の群れ。どれも「群れ」なので常に複数扱い。a police や a people(人々の意味で)とは言いません(「民族」の意味の people は a people / peoples と数えられます)。
引っ越しの日:家具(furniture)と荷物(baggage / luggage)と装備(equipment)を運び、ネットで情報(information)を集め、先輩のアドバイス(advice)を聞き、ニュース(news)を見ながら宿題(homework)。全部「ひとかたまり」で数えないので、a も -s もつかず単数扱い。数えたいときは a piece of 〜。
時間・距離・金額は「1つのかたまり」
Ten years is a long time.(10年は長い)
Five kilometers is too far to walk.
Ten thousand yen is too much for this.
形は複数でも、話し手が見ているのは「10年という1つの期間」「5キロという1つの距離」。1年ずつ数えているわけではないので単数扱いです。
※Ten years have passed since 〜 のように「1年1年が過ぎていく」感じなら複数で受けることもあります。
動く図解グラフが伸びるアニメーションアプリで見るthe+形容詞は「〜な人々」で複数
The rich are not always happy.(金持ちが幸せとは限らない)
the rich=rich people。ほかに the young(若者)、the old / the elderly(高齢者)、the poor(貧しい人々)、the injured(けが人)。
ただし the unknown(未知のもの)や the impossible(不可能なこと)のように 抽象的な「〜なもの・こと」 を表すときは単数扱いです。
確認問題 Economics ( ) one of the most popular majors at this university.
-ics で終わる学問名は、形は複数でも「1つの学問」なので単数扱い → is。one of the most popular majors に引っぱられて are にしないこと。
06主語が後ろにいる文・関係詞の中の一致—There 構文・倒置・強調構文 応用
一致の問題で本当に怖いのは、主語が動詞より後ろにいる文 と、関係代名詞の後ろの動詞 です。どちらも「動詞の主人がどこにいるか」を探しに行く必要があります。
| 場面 | 動詞が従うのは | 例 |
|---|---|---|
| There 構文 | be の後ろの名詞 | There are two cats under the car. |
| 場所の倒置 | 後ろの主語 | On the hill stands an old castle. |
| C(補語)の倒置 | 後ろの主語 | Happy are those who can laugh. |
| 関係代名詞 who / which / that | 先行詞(関係代名詞が指す名詞。ふつうは直前の名詞) | a boy who speaks / boys who speak |
| 強調構文 It is 〜 who …(「…なのは〜だ」と〜を目立たせる形) | 強調される名詞 | It is you who are wrong. |
一致の隠れ場所
動く図解時間軸・変形・イメージ図がアニメーションで動きますアプリで見るwho / which / that の後ろの動詞の形は、関係代名詞が指す名詞(先行詞)で決まる。先行詞はふつう直前の名詞ですが、the girl in the photo who is smiling(先行詞は photo ではなく girl)のように離れていることもあります。関係代名詞そのものには数がないので、「あなたは単数?複数?」と先行詞に聞きに行く。
なぜ効く? 関係代名詞は先行詞の「代わり」として節の主語になっています。代わりをしている名詞の数をそのまま受け継ぐので、動詞は先行詞に一致します。
IS knowV a boyO (who speaks three languages)関係詞節.
私は3か国語を話す男の子を知っている。- Among the guests were two famous actors.
客の中に有名な俳優が2人いた。(主語は two famous actors) - On the wall hang two pictures painted by my grandfather.
壁には祖父が描いた絵が2枚かかっている。 - It is I who am to blame.
悪いのは私です。(堅い言い方。口語では It's me who's to blame. もよく使われる) - There remain a few problems to be solved.
解決すべき問題がまだいくつか残っている。
There is a pen and two notebooks. はアリ?
There 構文の後ろに A and B が来るとき、実際の英語では 最初の名詞(A)に合わせる ことがよくあります。There is a pen and two notebooks on the desk. は自然な英語です。また、くだけた会話では There's two 〜 のように複数でも There's を使う人が多いですが、書き言葉や入試では There are two 〜 が正解です。
It is you who are wrong.(間違っているのはあなただ)
✕ It is you who is wrong.
who は you の代わりなので、動詞は you に合わせて are(くだけた会話では It's you who's wrong. も聞かれますが、入試では are)。It is 〜 that / who の間にはさまれた名詞が、後ろの動詞の主人です。
確認問題 On the wall ( ) two pictures painted by my grandfather.
場所の倒置。On the wall は M で、主語は動詞の後ろの two pictures(複数)→ hang。文頭の wall(単数)につられて hangs にしないこと。
07無生物主語の動詞別パターン—bring / take / remind / deprive 応用
無生物主語の動詞は、グループごとに「決まった訳し方」があります。動詞を見た瞬間に訳の型が出てくるようにしておくと、長文の読むスピードが上がります。
| 動詞 | 例 | 自然な訳 |
|---|---|---|
| bring O to 場所 | A few minutes' walk brought us to the lake. | 数分歩くと湖に着いた |
| take O to 場所 | This bus will take you to the airport. | このバスに乗れば空港に行ける |
| show / tell O that 〜 | The data show that 〜/His face told me that 〜 | データによると〜/彼の顔を見て〜とわかった |
| remind O of 〜 | This song reminds me of my childhood. | この歌を聞くと子どものころを思い出す |
| cost O1 O2(O1 に O2 を失わせる) | The mistake cost him the game. | そのミスのせいで彼は試合に負けた |
| save O1 O2(O1 の O2 を省く) | The app saves me a lot of time. | そのアプリのおかげでかなり時間が省ける |
| deprive / rob O of 〜 | The noise deprived me of sleep. | 騒音のせいで眠れなかった |
| keep O from -ing | The rain kept us from playing. | 雨のせいでプレーできなかった |
無生物主語の動詞と訳し方(応用編)
A few minutes' walkS broughtV usO to the lakeM.
数分歩くと、私たちは湖に着いた。What brings you here?(どうしてここに?)
What made you think so?(どうしてそう思ったの?)
What led you to become a teacher?(どうして先生になったの?)
What が主語で make / bring / lead のような「〜させる・連れてくる」動詞が続き、you が O として来たら、ほぼ why の意味(What surprised you?「何に驚いたの?」のように、ふつうに「何が」と訳すものもある)。
なぜ効く? What(何が)+ make / bring / lead(〜させる)で「何があなたにそうさせたか」=「原因は何か」を尋ねているので、日本語では「なぜ」と訳すのが自然です。
from は「〜から離れて」。O をある行動から引きはがす=その行動をさせない、というイメージ。だから prevent / keep / stop は「O は〜できない」と訳せます。prohibit(〜するのを禁じる)、discourage(〜する気をなくさせる)も同じ from の仲間ですが、訳はそれぞれの意味に合わせます。
of はもともと off と同じ語で「分離」を表します。deprive 人 of 物(人から物を奪う)は、人から物を「はがし取る」イメージ。rob a bank of money、clear the road of snow(道路から雪を取り除く)も同じ形です。
奪われる「人・場所」が O。
Someone robbed him of his wallet.
盗まれる「物」が O。
Someone stole his wallet from him.
- What brings you to Japan?
日本へは何のご用で?(来日した人への定番の質問) - This road will take you to the station.
この道を行けば駅に出ます。 - His silence told me that something was wrong.
彼が黙っていたので、何かがおかしいとわかった。 - The smell of curry always reminds me of my grandmother's house.
カレーのにおいがすると、いつも祖母の家を思い出す。
確認問題 This song always reminds me ( ) my high school days.
remind O of 〜 で「O に〜を思い出させる」。無生物主語なので「この歌を聞くと、いつも高校時代を思い出す」と訳します。
08名詞構文の基本—名詞の中に文が折りたたまれている 応用
his sudden arrival を「彼の突然の到着」と訳しても意味は通じますが、日本語としては「彼が突然やって来たこと」のほうがずっと自然です。実はこの名詞の中には、he arrived suddenly という文が折りたたまれています。これが 名詞構文 です。
動く図解時間軸・変形・イメージ図がアニメーションで動きますアプリで見る解凍のルール
・名詞 → 動詞 に戻す(arrival → arrive)
・形容詞 → 副詞 に戻す(sudden → suddenly)
・所有格(his)や by 〜 → 主語 にする
・of 〜 → 主語か目的語 にする(次で判定)
| 名詞構文 | 文に戻すと | 自然な訳 |
|---|---|---|
| his sudden arrival | he arrived suddenly | 彼が突然やって来たこと |
| her beauty | she is beautiful | 彼女が美しいこと |
| my father's death | my father died | 父が亡くなったこと |
| the discovery of the planet | (someone) discovered the planet | その惑星が発見されたこと |
| his knowledge of history | he knows a lot about history | 彼が歴史に詳しいこと |
| Ken is a good swimmer. | Ken swims well. | ケンは泳ぎがうまい |
名詞構文を文に戻す
arrival / discovery / refusal のような動詞から来た名詞は、文を冷凍保存したもの。「誰が」「何を」「どのように」を取り出して SV に解凍すると、自然な日本語になります。
of は主格? 目的格?
主格の of:of の後ろが「〜が」(主語)。the arrival of the train → the train arrives(電車が到着する)
目的格の of:of の後ろが「〜を」(目的語)。the destruction of the city → destroy the city(都市を破壊する)
目安:元の動詞が 自動詞(目的語をとらない動詞)なら主格、他動詞(目的語をとる動詞)なら目的格 になることが多い。
a mother loves her child(母が愛する)
the love of a mother for her child
love nature(自然を愛する)
the love of nature
名詞を動詞に戻し、of の後ろの名詞に「が」をつけた文と「を」をつけた文を作って、意味が通るほうを選ぶ。
the education of children → 子ども「が」教育する ✕/子ども「を」教育する ○ → 目的格
なぜ効く? 名詞構文の of は、元の文の主語と目的語のどちらを引き継いでも同じ形になります。形では区別できないので、意味で試すのが最も確実です。
- His sudden arrival surprised everyone.
彼が突然やって来たので、みんな驚いた。(名詞構文+無生物主語の合わせ技) - The destruction of the forest is a serious problem.
森林が破壊されていることは深刻な問題だ。 - The arrival of the typhoon forced the school to close.
台風が来たので、学校は休校になった。(主格の of(the typhoon arrived)+無生物主語)
確認問題 She is a careful driver. とほぼ同じ意味の英文を選べ。
a careful driver は「慎重な運転手」= she drives carefully(慎重に運転する)。形容詞 careful を副詞 carefully に、名詞 driver を動詞 drive に戻すのが名詞構文の読み方です。
09無生物主語の和訳と英作文—S が表すのは「原因・条件・時・譲歩」 難関
無生物主語の S は、日本語にすると「〜ので(原因)」だけでなく、「〜すれば(条件)」「〜すると(時)」「〜を使えば(手段)」「〜しても(譲歩)」にもなります。どれを選ぶかは、動詞の時制と文脈で決まります。
| S が表す意味 | 例 | 自然な訳 |
|---|---|---|
| 原因 | The news made her cry. | その知らせを聞いて彼女は泣いた |
| 条件(未来・will) | A few minutes' walk will bring you to the park. | 数分歩けば公園に着きますよ |
| 時 | A glance at the map told us that we were lost. | 地図をちらっと見ると、道に迷ったとわかった |
| 手段 | This key opens every door in the building. | このカギを使えば建物のどのドアも開く |
| 譲歩 | All his efforts could not save the company. | あらゆる努力をしたが、彼は会社を救えなかった |
無生物主語の S が表す意味
動く図解時間軸・変形・イメージ図がアニメーションで動きますアプリで見る無生物主語の文に will があれば、S は「〜すれば」と条件で訳すことが多い。過去形なら「〜したので」「〜すると」と原因・時で訳すことが多い。ただし Nothing will make me 〜 や could not のように否定がからむと「〜しても」(譲歩)になることもあるので、最後は文脈で決めます。
なぜ効く? will は「これから起こること」を表すので、S は「もしそうすれば」という仮の条件として働きます。過去形は実際に起きたことなので、S は現実の原因やきっかけになります。
- A careful reading of the report will show you the problem.
報告書を注意深く読めば、問題がわかるだろう。 - The sight of the police made him run away.
警察を見て、彼は逃げ出した。 - Nothing will make me change my mind.
何があっても私は考えを変えない。(Nothing が S → 「何が〜しても…ない」) - Illness forced her to give up the trip.
病気のため、彼女は旅行をあきらめざるをえなかった。
英作文では逆向きに使う
「このアプリを使えば英語が気軽に学べる」→ This app lets you learn English easily.
「なぜ留学しようと思ったの?」→ What made you decide to study abroad?
「その写真を見ると夏休みを思い出す」→ The photo reminds me of my summer vacation.
日本語の「〜すれば」「なぜ」「〜を見ると」は、無生物主語で書くチャンスです。
✕「ちらっと見ることが私たちに道に迷ったことを告げた」
○「地図をちらっと見ると、道に迷ったことがわかった」
和訳問題では、直訳は「意味を取れていない」と判断されることがあります。S を副詞的に、O を主語に、を徹底しましょう。
生徒Nothing will make me change my mind. って、「何も私の心を変えさせない」でしょ?
先生意味は合ってる。でも日本語として自然にするなら?
生徒……「何があっても考えは変えない」?
先生完璧。Nothing が主語のときは「何が〜しても…ない」と、否定を後ろに回すと一気に自然になるよ。
確認問題 次の英文の意味として最も適切なものを選べ。 Ten minutes' walk will bring you to the station.
無生物主語+will なので S は「条件」。Ten minutes' walk を「10分歩けば」、you を主語にして「あなたは駅に着く」と訳します。
10一致の難関ポイント—one of the 〜 who、more than one、a series of 難関
ここからは難関大の一致問題です。どれも「意味で考えるとこっち、形で考えるとあっち」という引っぱり合いがあるものばかり。どちらが勝つか をルールとして持っておきましょう。
who の先行詞は students(その賞を取った生徒たち)。Emma はその中の1人。
Emma is one of the students who have won the prize.
the only one がつくと、先行詞は one(ただ1人)。
Emma is the only one of the students who has won the prize.
EmmaS isV oneC of the studentsM (who have won the prize)関係詞節.
エマはその賞を取った生徒たちの1人だ。ネイティブの文章でも one of the students who has 〜 のように単数にする例はよく見かけます。ただし規範的な文法(入試の基準)では、先行詞は students なので 複数が正解。正誤問題では単数を誤りとするのが基本です。
| 表現 | 一致 | 理由 |
|---|---|---|
| more than one 単数名詞 | 単数 | 直後の名詞(単数形)に形で合わせる |
| many a 単数名詞 | 単数 | a+単数名詞に合わせる(文語) |
| a series of 複数名詞 | 単数(が基本) | series(一続き)が主人 |
| every A and every B/every A and B | 単数 | every は1つずつ見る |
| the majority of 複数名詞 | 複数 | 中身の名詞に合わせる |
| the+形容詞(抽象) | 単数 | the unknown=未知のもの |
| a pair of 〜 | 単数 | pair(1組)が主人 |
難関大で狙われる一致
- More than one student has complained about the rule.
2人以上の生徒がその規則に不満を言った。 - A series of accidents has led to a new safety law.
一連の事故をきっかけに、新しい安全法ができた。 - Every boy and girl was given a present.
男の子にも女の子にも1人ずつプレゼントが渡された。 - The unknown is always frightening.
未知のものはいつも恐ろしい。 - This pair of scissors is mine.
このはさみは私のだ。
The number of people who _ abroad _ increasing. のような2空所問題は、節ごとに主人を探す。
① who の後ろ → 先行詞 people(複数)→ travel
② 文の V → 主語の中心 number(単数)→ is
なぜ効く? 関係詞節の中と外では、動詞の主人が別人です。1つの文に「主人が2人」いることを意識しないと、片方の数に引っぱられます。
What 節の主語は単数、でも……
What 節(〜すること・もの)が文の主語になると、基本的に単数扱いです。What I want is a new phone.
ただし補語(is の後ろで主語の正体を説明する語)が複数のときは、What we need are more volunteers. のように複数で受けることもあります。入試で問われるのはほぼ単数のパターンです。
確認問題 Ken is the only one of the players who ( ) scored a goal this season.
the only one of 〜 who の先行詞は one(ただ1人)なので単数 has。the only がない one of the students who なら先行詞は students で have になります。
11名詞構文の応用—a heavy sleeper からノミナル・スタイルまで 難関
名詞構文は「形容詞+動作を表す名詞」になると、日本語話者が最も誤訳しやすくなります。a heavy sleeper は「重い眠る人」ではなく「ぐっすり眠る人」。形容詞を副詞に戻す技が威力を発揮します。
| 名詞構文 | 文に戻す | 自然な訳 |
|---|---|---|
| a heavy sleeper | sleeps heavily (soundly) | 眠りが深い人 |
| a light sleeper | wakes up easily | 眠りが浅い人 |
| an early riser | gets up early | 早起きの人 |
| a poor cook | cooks poorly | 料理が下手な人 |
| a good listener | listens well | 聞き上手 |
| a fast learner | learns fast | 覚えが早い人 |
| a heavy smoker | smokes a lot | ヘビースモーカー |
形容詞+〜er の名詞構文
a ___ + 動詞-er(人)を見たら、形容詞を副詞に、-er を動詞に戻して「〜するのが〇〇だ」と訳す。I'm a poor cook. → 料理するのが下手なんです。
なぜ効く? -er の名詞は「その動作をする人」を表すので、a heavy sleeper のような組み合わせでは、形容詞が人の性格ではなく「動作のしかた」を説明しています。副詞に戻すとそれがはっきりします(ただし a tall runner の tall のように人そのものを説明する形容詞もあるので、文脈で判断)。
| 名詞構文 | 文に戻す | 自然な訳 |
|---|---|---|
| his failure to arrive on time | he failed to arrive on time | 彼が時間どおりに着かなかったこと |
| her refusal to help | she refused to help | 彼女が手伝いを断ったこと |
| his insistence on paying | he insisted on paying | 彼がどうしても払うと言い張ったこと |
| the ease with which she solved it | she solved it easily | 彼女がそれをいとも簡単に解いたこと |
| the importance of sleep | sleep is important | 睡眠が大切であること |
動詞・形容詞から来た名詞の名詞構文
The easeS (with which she solved the problem)M amazedV usO.
彼女がいとも簡単にその問題を解いたので、私たちは驚いた。名詞構文×無生物主語は最強コンボ
Her refusal to help surprised us.
① 名詞構文を解凍:her refusal to help → 彼女が手伝いを断った
② 無生物主語を原因に:→ 〜ので、私たちは驚いた
→ 彼女が手伝いを断ったので、私たちは驚いた。
このように出来事を名詞にまとめて主語に置く書き方を ノミナル・スタイル(名詞中心の文体) と言います。難関大の和訳問題は、この2段階変換ができるかを見ています。
- My inability to speak French made the trip difficult.
フランス語が話せなかったので、旅行は大変だった。 - A moment's reflection will show you that it is impossible.
ちょっと考えれば、それが不可能だとわかるだろう。 - Ken is a good speaker of English.
ケンは英語を話すのが上手だ。
a good cook は「腕のいいコック」の意味にもなりますが、家庭の話なら「料理上手」。a fast runner も「陸上選手」とは限りません。-er は「その動作をする人」一般を表し、職業とは限らないので、文脈で判断します。
確認問題 次の英文の意味として最も適切なものを選べ。 My brother is a heavy sleeper.
a heavy sleeper=sleeps heavily(ぐっすり眠る)。「眠りが深い人」のことです。heavy を体重と結びつけるのは直訳の罠。反対は a light sleeper(眠りが浅い人)。
12超上級:ネイティブの感覚—単数の they、米英差、名詞で考える英語 超難関
最後は、入試の正解・不正解だけでは語れない「現実の英語」の話です。一致のルールは、実際の英語では話し手の「見方」で揺れます。その揺れ方を知っておくと、長文や英作文で迷わなくなります。
単数の they
Someone left their umbrella.(誰かが傘を忘れていった)
Everyone has their own opinion.(みんなそれぞれ意見がある)
性別がわからない・特定しない1人を they / their で受ける用法です。昔は his や his or her が正しいとされましたが、現代英語では広く使われ、書き言葉でも標準になりつつあります。英作文で使っても問題ありません。
Someone called. They were very polite.(誰かから電話があった。その人はとても丁寧だった)
✕ They was polite.
they は意味が単数でも、動詞は複数形(are / were)で受けます。you が1人でも are なのと同じです。
集合名詞は基本的に単数扱い。
The team is playing well this season.
メンバーに注目して複数扱いもよく使う。
The team are playing well this season.
イギリスのスポーツ報道では、国名がチームを指すとき England are winning. のように複数で受けるのが普通です。「イングランド代表の選手たち」を思い浮かべているからです。government / committee / staff も同じで、イギリス英語では The government have decided 〜 という形もよく見られます。
data は単数? 複数?
data はもともとラテン語の datum(1つのデータ)の複数形です。そのため学術的な文章では The data show 〜 と複数で受けることが多く、日常語やIT分野では The data is 〜 と数えられない名詞のように単数で受けることも一般的です。media(medium の複数形)も似た揺れ方をします。
英語は「名詞で考える」
英語の書き言葉、特に論文やニュースでは、出来事を名詞にまとめて主語に置く 名詞中心の文体(ノミナル・スタイル) がよく使われます。
The rapid rise in temperatures has led to the melting of glaciers.
(気温が急速に上がったことで、氷河がとけるようになった)
日本語なら「気温が上がった」「氷河がとけた」と動詞で言うところを、英語は rise / melting と名詞にまとめ、無生物主語で因果関係を示します。この単元の3つのテーマ(一致・無生物主語・名詞構文)は、実は1つの「英語の考え方」につながっているのです。
The rapid riseS (in temperatures)M has ledV to the melting of glaciersM.
気温が急速に上がったことで、氷河がとけるようになった。- Failure to pay by the deadline will result in cancellation.
期限までに支払わない場合は、キャンセルとなります。(契約書・案内文の典型的な名詞中心の文体) - Lack of sleep can cause serious health problems.
睡眠が足りないと、深刻な健康問題が起こることがある。
生徒The team is と The team are、英作文ではどっちで書けばいいの?
先生迷ったら is。アメリカでもイギリスでも通じるし、採点でも減点されにくい。ただし all や their で一人ひとりを見ている文は別だよ。
生徒じゃあ単数の they は? 前に his or her を使えって教わったけど。
先生今は they が自然。ただ、どうしても気になるなら、主語を複数にして Students should bring their own lunch. と書けば、誰にも文句は言われないよ。
確認問題 Someone left ( ) phone on the desk. It's still ringing.
性別を特定しない someone は、現代英語では単数の they / their で受けるのが自然です。there(そこに)と they're(they are)は発音が同じなので注意。them は目的格(〜を・〜に)なので、phone の前に置いて「〜の」の意味にはできません。his or her も可能ですが、選択肢の中では their が正解。
瞬間英作文チャレンジ
日本語を見て、3秒で英語にして声に出す。カードをタップすると答えが出ます。
超絶テク
主語の前置詞句・分詞・関係詞節を ( ) でくくり、残った名詞を1語で言ってから動詞を選ぶ。
なぜ効く? 前置詞の後ろの名詞や修飾部分の名詞は、文の主語ではないので数の決定に参加しません。1語に絞ることで、動詞の直前の名詞に引っぱられるミスを物理的に防げます(例外は most of 〜 などの部分表現と a number of 〜。これらは of の後ろの名詞で数が決まります)。
The key (to these lockers) ___ missing. → key → is
or / either A or B(A か B)、neither A nor B(A も B も〜ない)、not only A but also B(A だけでなく B も)、not A but B(A じゃなくて B)は、後ろの B に動詞を合わせる。テク名の「か・も・じゃなくて」は、この訳語の頭をとったもの。
なぜ効く? or / nor は「どちらか一方」なので足し算できず、動詞に近い B に合わせるルールになっています。not only A but also B と not A but B は、話の中心が B にあるからです。
Not only the students but also the teacher ___ excited. → teacher(単数)→ is / was
A, as well as B, … / A, together with B, … / A, along with B, … のように、カンマではさまれた部分は ( ) でくくり、前の A だけを見て動詞を決める。
なぜ効く? as well as / with / along with / together with は、A にくっついた「おまけ情報」を表す前置詞的な表現です。おまけは主語の数に影響しません。
Ken, as well as his friends, ___ coming. → Ken → is
the number of 〜 は単数、a number of 〜 は複数。冠詞だけ見て即決する。
なぜ効く? the number of は「〜の数」で、主人は number(数値1つ)。a number of は「たくさんの」という数量の飾りで、主人は後ろの複数名詞だからです。
___ number of tourists is growing. → The
some / most / all / half / part / the rest / 分数 / 〜 percent of 名詞 は、of の後ろの名詞で数を決める。
なぜ効く? 「〜の一部」を表す語は、それ自体に数がありません。一部を取り出した元の名詞が数えられる複数名詞なら複数、数えられない名詞なら単数になります。
Half of the water _ gone. → water → is/Half of the students _ here. → are
時間・距離・金額・学問名(-ics)・作品名・国名は、形が複数でも「ひとまとまり」なら単数。
なぜ効く? 話し手が1年ずつ・1キロずつ数えているのではなく、1つの期間・1つの距離として見ているからです。一致は形ではなく「話し手の見方」で決まることがある、という典型です。
Five kilometers ___ too far. → is
the rich / the young / the elderly / the injured は「〜な人々」で複数。the unknown / the impossible は「〜なもの・こと」で単数。
なぜ効く? the+形容詞は後ろの名詞(people / thing)が省略された形です。省略されたのが people なら複数、抽象的な「もの・こと」なら単数になります。
The young ___ often more open to change. → are
who / which / that の後ろの動詞は、先行詞の数に合わせる。one of the 複数名詞 who → 複数、the only one of 〜 who → 単数。
なぜ効く? 関係代名詞は先行詞の代わりに節の主語になっているので、先行詞の数をそのまま引き継ぎます。the only one がつくと「ただ1人」が先行詞になるので単数です。
It is you who ___ wrong. → are
S(モノ・出来事)に「で・のせいで・のおかげで・すれば」をつけて原因・条件に、O(人)に「は」をつけて主語にする。will があれば条件、過去形なら原因が目安(否定がからむと「〜しても」の譲歩になることもある)。
なぜ効く? 日本語はモノを主語にして「〜させる」と言うのが苦手な言語です。英語の因果関係(S が原因で O が〜する)を、日本語の得意な「原因+人が主語の文」に組みかえると自然になります。
The scholarship enabled her to study abroad. → 奨学金のおかげで、彼女は留学できた
What makes / made / brings / brought / led you 〜? は「なぜ〜?」と訳す。英作文で「なぜ」を書くときにも使える。
なぜ効く? What(何が)が原因を表す主語になっているので、「何があなたを〜させたのか」=「なぜあなたは〜したのか」と同じ意味になります。
What made you angry? → どうして怒ったの?
動作の名詞 → 動詞、形容詞 → 副詞、所有格・by 〜 → 主語、of 〜 → 主語か目的語。「が」と「を」を両方入れて通るほうを選ぶ。
なぜ効く? arrival / refusal / discovery のような名詞には、元の文(誰が・何を・どう)の情報がすべて残っています。文に戻すと、日本語の得意な動詞中心の形になり、自然な訳になります。
the discovery of gold → 金が発見されたこと(discover gold:目的格)
a good swimmer / a heavy sleeper / a poor cook / an early riser は、形容詞を副詞に、-er を動詞に戻して「〜するのが上手・下手・早い」と訳す。
なぜ効く? -er は「その動作をする人」なので、good / heavy / early のような形容詞は、人の性質ではなく動作のしかたを説明していることが多いのです(a tall runner の tall は人そのものの説明なので、文脈で判断)。heavy を「重い」と訳すのは直訳の罠です。
She is a fast learner. → 彼女は覚えが早い
語呂・暗記フック
the number of 〜 は「〜の数」で数字1個 → 単数。a number of 〜 は many が a number of という衣装を着ているだけ → 後ろの複数名詞が主人で複数。冠詞 the / a を見た瞬間に決めます。
as well as の前の A は「A様」。動詞は A様にだけ仕えます。with / along with / together with も同じく A様優先。逆に or / nor / but also は「後ろが主役」とセットで。
or / nor でつながれた2人のうち、動詞はすぐ隣にいる B に恋をする、と覚えます。Either you or he is 〜 の is は、隣の he に合わせた形。
家族を段ボール箱にたとえて、箱(1つの単位)として見るなら is、箱を開けて中の一人ひとりを見るなら are。all / their などがあれば中身を見ているサイン。アメリカ英語はほぼいつも「箱」。
警察は捜査員の群れ、牛(cattle)は牧場の群れ、people(人々)は人の群れ。群れなので常に複数(「民族」の意味の people は a people / peoples と数えられる)。a police / a cattle とは言いません(1人の警官は a police officer)。
-ics の学問名は、大学の建物にかかった看板のようなもの。看板は1枚なので単数。Economics is 〜。ただし His politics are 〜(政治的な考え)のように学問以外の意味なら複数もあります。news(ニュース)も -s がついているのに単数の仲間です。
モノの主語に「で」、人の目的語に「は」。The news made her happy. → そのニュース「で」彼女「は」うれしくなった。この2文字の入れかえで、直訳が一気に自然な日本語になります。
from は「〜から離れて」。O をその行動から引きはがす=させない。だから prevent / keep / stop は「S のせいで O は〜できない」。prohibit は「〜するのを禁じる」、discourage は「〜する気をなくさせる」と訳します。
of はもともと off と同じ語で「分離」。人から物をはがし取るイメージで、deprive 人 of 物、rob 人 of 物。steal は逆に steal 物 from 人。
his sudden arrival は he arrived suddenly を冷凍したもの。所有格→主語、名詞→動詞、形容詞→副詞 と解凍して「彼が突然やって来たこと」。
ひっかけ図鑑
主語の中心と逆の数の名詞を、前置詞句に入れて動詞の直前に置いてくる。中心の名詞を1語で言ってから選ぶ。
✕ The quality of these products are excellent.
○ The quality of these products is excellent.
後ろの複数名詞(students / cars)に目を奪わせる。主人は number。
✕ The number of students are increasing.
○ The number of students is increasing.
A as well as B を A and B と同じだと思わせて複数にさせる。主人は A だけ。
✕ The teacher, as well as the students, were surprised.
○ The teacher, as well as the students, was surprised.
意味は「全員」なので複数にしたくなるが、each / every / everyone は「1人ずつ」見る言葉なので単数。
✕ Everyone in my class have a smartphone.
○ Everyone in my class has a smartphone.
the rich は rich people(複数)。形が単数に見えるので is を選ばせる。
✕ The rich is not always happy.
○ The rich are not always happy.
information / advice / furniture / news などは数えられないので、a lot of などがついても単数扱い。複数形 -s もつかない。
✕ The informations he gave me were useful.
○ The information he gave me was useful.
cause / allow / enable と同じ to 不定詞の形にさせる。prevent / keep / stop は from -ing。
✕ The storm prevented us to leave.
○ The storm prevented us from leaving.
「〜から奪う」の日本語につられて from を入れさせる。deprive / rob は of。
✕ The illness deprived him from his freedom.
○ The illness deprived him of his freedom.
one(単数)に引っぱらせる。先行詞は複数名詞なので、規範的には複数。the only one of 〜 who なら単数。
✕ She is one of the students who has studied abroad.
○ She is one of the students who have studied abroad.
生徒のギモン
3単現の -s って、なんで3人称単数だけにつくの?
昔の英語は、主語が I / you / he / 複数などで動詞の語尾がそれぞれ違いました。その変化が何百年もかけてすり減っていき、一般動詞では現在形の3人称単数の語尾だけが生き残ったのです(しかもその語尾は、もとは he loveth のような -th で、のちに北部の方言から広まった -s に置きかわりました)。規則として意味があるというより、歴史の「生き残り」だと考えるとすっきりします。
either A or B で、A と B の数がちがうと気持ち悪いんだけど……
その感覚はネイティブにもあります。Either you or he is 〜 のような文は文法的には正しくても、ぎこちないと感じる人がいます。そのため実際には Either you are wrong or he is. のように言いかえることも多いです。入試の4択では「近い方に一致」で解きましょう。
family が is になったり are になったりするなら、テストではどっちを書けばいいの?
英作文なら単数(is)が安全です。アメリカ英語では単数が基本で、イギリス英語でも単数は正しいからです。4択で複数が正解になるのは、all / their など「メンバー一人ひとり」を見ているサインがあるときです(My family are all early risers.)。
無生物主語って、英語を話す人は本当にそんなに使うの?
日常会話でも What brings you here?(どうしてここに?)や This bus will take you to the station.(このバスで駅に行けるよ)のように自然に使われます。特にニュースや論文、説明文では、原因と結果をはっきり示すために非常によく使われます。長文読解で出会う確率が高いのはそのためです。
名詞構文をわざわざ使うのはなぜ? 普通に文で言えばよくない?
名詞にまとめると、その出来事を主語や目的語として「1つのモノ」のように扱えるからです。His sudden arrival surprised us. のように、出来事そのものを主語にして因果関係をコンパクトに言えます。書き言葉、特にニュースや論文で多いのはこのためです。
none of the students は is と are のどっちが正しいの?
どちらも正しいとされています。伝統的には「1人も〜ない(not one)」として単数が正しいとされてきましたが、現代英語では複数も非常によく使われます。入試で片方だけを正解にする問題は考えにくいので、見かけたら「どちらもあり」と覚えておけば十分です。
Someone left their umbrella. の their は文法的に間違いじゃないの?
間違いではありません。性別を特定しない1人を they / their で受ける「単数の they」は、昔の文学作品にも使われてきた用法で、現代では書き言葉でも広く受け入れられています。動詞は複数形で受け(They are / They were)、再帰代名詞(himself のような「〜自身」の形)は themselves のほか themself も見られます。
超絶おもしろコラム
ズボンはなぜ複数形なのか ― jeans・scissors・glasses と動詞の一致1本しかはいていないのに、英語では My jeans are too tight. と複数で受けます。
「このジーンズ、きつい」は英語で My jeans are too tight. 1本しかはいていなくても are です。はさみなら These scissors are sharp.、メガネを探すなら Where are my glasses? 英語には、こうした「ふつう複数形で使う名詞」のグループがあります。
■ 2つのパーツでできた道具
仲間を並べると共通点が見えてきます。jeans、trousers、shorts は脚の筒が2本。scissors は刃が2枚。glasses は左右にレンズ、binoculars(双眼鏡)は左右に筒。どれも「左右対称の2つのパーツが1つにつながった物」です。英語はこれを「2つの組」ととらえて複数形にしている、と説明されます。
■ 数えるときは pair の出番
1つ、2つと数えるときは a pair of を使います。a pair of jeans(ジーンズ1本)、two pairs of scissors(はさみ2丁)。このとき主語の中心は pair なので、動詞は単数です。
・My new jeans are comfortable.(新しいジーンズははき心地がいい)
・This pair of jeans is on sale.(このジーンズはセール中だ)
同じジーンズなのに、主語の中心が jeans か pair かで are と is が入れ替わります。日本語が「本」「丁」という助数詞で数えるところを、英語は pair で数えている、と考えればすっきりします。
■ 名詞の前では -s が落ちやすい
「ズボンのポケット」は trouser pocket(英)、「ズボンの脚の部分」は pant leg(米)のように、別の名詞の前に置くと -s が落ちることがよくあります。名詞を形容詞のように前に置くときは単数形にする、という英語の大きな傾向に従っているのです(ただし glasses case(メガネケース)のように -s を残す言い方もあります)。
■ 旅行で困る pants
pants はアメリカ英語ではズボンですが、イギリス英語ではふつう下着のパンツを指します。イギリスで I like your pants! とほめると、相手を困らせてしまうかもしれません。イギリスでズボンは trousers です。
■ 入試では
・jeans、scissors、glasses などは複数扱い:These glasses are mine.
・a pair of ~ が主語なら pair に合わせて単数:A pair of shoes is a nice present.
・glass(ガラス・コップ)と glasses(メガネ)の意味の違い(two glasses of water のように「コップ」の複数形のこともある)
一致の問題は「主語の中心はどの語か」を見抜く問題。見た目は1つ、形は複数のズボンは、その練習にうってつけです。
England are winning!—形で一致する英語、意味で一致する英語イギリスのサッカー中継では、国名なのに England are winning. と are で受けます。
サッカーのワールドカップの時期にイギリスのニュースを聞くと、England are winning.(イングランドがリードしています)という言い方が普通に出てきます。England は国名、形は単数。それでも are。アメリカのスポーツ報道ならふつう単数で受けるところです。いったい何が起きているのでしょうか。
■ 2種類の一致
言語学では、一致には2つの種類があると考えます。1つは「形による一致」。主語の形が単数なら単数、複数なら複数。もう1つは「意味による一致」。形がどうであれ、話し手の頭の中でそれが1つなのか複数なのかで決まる一致です。
England are winning. は、意味による一致の例です。話し手が思い浮かべているのは「イングランドという国」ではなく、「ピッチの上で走っている11人の選手たち」。だから複数で受けるのです。
■ 実はこの単元の大半は「意味による一致」
この考え方で見直すと、この単元で学んだルールの多くがすっきり説明できます。
・Ten years is a long time.(形は複数、意味は「1つの期間」→単数)
・A number of students are absent.(形の中心は number、意味は「たくさんの生徒」→複数)
・The rich are not always happy.(形は単数に見える、意味は「金持ちの人々」→複数)
・My family are all early risers.(形は単数、意味は「家族の一人ひとり」→複数)
逆に、形による一致が勝つ例もあります。More than one student has complained. は、意味は「2人以上」なのに、形(student が単数)に合わせて単数。一致のルールは、この2つの力の綱引きで決まっているのです。
■ 英米で綱引きの強さが違う
イギリス英語は、意味による一致がかなり強い言語です。The government have decided 〜、The committee are meeting today. のような文がよく見られます。アメリカ英語は形による一致が強く、同じ内容を The government has decided 〜 と単数で言うのがふつうです。どちらが正しいということではなく、綱引きの強さの違いなのです。
■ 入試での使い方
入試の4択は、たいてい「形」と「意味」のどちらか一方がはっきり勝つ文で作られています。迷ったら「話し手はそれを1つとして見ているか、複数として見ているか」を考えてみてください。a number of と the number of の違いも、「たくさんの生徒」と「生徒の数」という意味の違いから、自然に答えが出てきます。
What brings you here?—「する」英語と「なる」日本語英語は「何があなたをここに連れてきた?」と聞き、日本語は「どうしてここに?」と聞く。この差には理由があります。
旅先で知り合った人に What brings you here? と聞かれることがあります。直訳すると「何があなたをここに連れてきたのですか」。日本語話者にはずいぶん大げさに聞こえますが、英語ではごくふつうの、ややていねいな「どうしてこちらに?」です。
■ 「する」言語と「なる」言語
言語学には、英語は「誰が(何が)何をしたか」をはっきり言う「する」型の言語、日本語は「状況がどうなったか」を言う「なる」型の言語だ、という有名な考え方があります。
英語:The heavy rain delayed the train.(大雨が電車を遅らせた)
日本語:大雨で電車が遅れた。
英語は、雨を「行為者」のように主語に立て、電車に何かを「した」と表現します。日本語は、電車を主語にして「遅れた」という結果の状態を述べ、雨は「で」をつけて背景に回します。無生物主語を訳すときに「S を原因に、O を主語に」と組みかえるのは、まさにこの「する」から「なる」への変換なのです。
■ 会話でもよく使う無生物主語
・What brings you here?(どうしてここに?)
・This bus will take you to the station.(このバスで駅に行けますよ)
・What made you choose this school?(どうしてこの学校を選んだの?)
・The smell reminds me of my grandma's kitchen.(このにおいをかぐと、おばあちゃんの台所を思い出す)
どれも日本語にすると「人」が主語になります。逆に言えば、英作文で「どうして〜したの?」「〜すれば…に行ける」「〜すると…を思い出す」という日本語を見たら、無生物主語で書くチャンスです。
■ 名詞構文も「する」の仲間
His sudden arrival surprised us. のような名詞構文+無生物主語の文も、「彼が突然来たこと」という出来事を1つの「行為者」にして、私たちを驚かせた、と表現しています。英語は出来事を名詞にまとめて主語に置き、そこから矢印を伸ばして「誰に何をしたか」を言う。この単元の後半2テーマは、実は同じ英語の考え方の表と裏なのです。
■ 読解での効き目
長文では、1文目に The rise of social media has changed 〜 のような文が出てきたら、「SNS が広まったことで〜が変わった」と、名詞構文を解凍し、無生物主語を原因に変える。この2段変換が素早くできると、英文を日本語の感覚で理解できるようになります。「する」の英語を「なる」の日本語に、自由に行き来できるようになれば、読解も英作文もぐっと楽になります。
最終まとめ(暗記カード)
- 動詞は主語の「中心の名詞」1語に一致。前置詞句は ( ) でくくる
- A and B は複数。ただし bread and butter など1つのもの・1人の人は単数
- either A or B / neither A nor B / not only A but also B / not A but B → B に一致
- A as well as B / A with B / A together with B → A に一致
- the number of 〜 は単数、a number of 〜(=many)は複数
- some / most / all / half / 分数 / percent of 〜 は of の後ろの名詞に一致
- each / every / everyone / each of 〜 / one of 〜 / more than one 〜 は単数
- police / people / cattle は複数。information / advice / news / furniture は単数
- 時間・距離・金額(ひとまとまりで見るとき)・-ics の学問名は単数。the rich(人々)は複数、the unknown(もの)は単数
- 関係代名詞の後ろの動詞は先行詞に一致。one of the 〜 who は複数、the only one は単数
- 無生物主語:S は「〜で/せいで/おかげで/すれば」、O を主語に訳す
- prevent / keep / stop O from -ing=できない、enable / allow O to do=できる
- remind O of 〜=O に〜を思い出させる/deprive・rob O of 〜=O から〜を奪う/What brings you here?=どうしてここに?
- 名詞構文:名詞→動詞、形容詞→副詞、所有格→主語、of→主語か目的語(「が」「を」を入れて判定。元が自動詞なら主格が多い)
- a heavy sleeper=ぐっすり眠る人。単数の they は動詞を複数形で受ける
ACTION
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