英検(2級・準1級・1級)No.375確認問題集あり

英検S-CBT(2級)超絶チートシート:従来型との違いと攻略

問題の形式・難易度は従来型と同じ。違うのは「順番・画面・録音・持ち物」。そこを知っていれば、当日の想定外がなくなる。

英検S-CBT(2級)超絶チートシート:従来型との違いと攻略 の1ページ目

印刷用PDFA4 3枚・474KB・□チェック欄つき

まずはこの3つ

  1. 順番は S→L→R→W。いきなり「話す」から始まる
  2. R・Wは同じタイマー。残り45分でライティングへ
  3. 持ち物は印刷した受験票と顔写真付き身分証。筆記用具は会場で貸与

従来型との違い(2級)

従来型S-CBT
日程一次と二次で2日(二次は一次合格者のみ)1日で4技能。原則毎週土日(一部の地域は平日も)
順番R・W → L、後日に面接スピーキング → リスニング → リーディング → ライティング
時間R・W 85分/L 約25分/面接 約7分S 15分/L 25分/R・W 85分(合計約125分は目安)
判定一次に合格した人が二次(面接)へR・L・Wで一次を判定し、一次合格者のみSで二次を判定
スピーキング面接委員と対面ヘッドセットで聞き、マイクに吹き込む録音式
L・R の答え方解答用紙にマーク画面の選択肢をマウスでクリック
ライティング解答用紙に手書き申込時に選んだ筆記型(解答用紙)かタイピング型(キーボード)
メモ問題冊子に書ける。冊子は持ち帰る配られたメモ用紙に書く。試験後に回収
筆記用具HBの黒鉛筆かシャープペンシルを持参会場で貸与。持参した物は持ち込めない・使えない
受験回数年3回の検定日同じ級を同一検定回で3回まで(欠席・棄権も回数に入る)

図で一発:S-CBT 当日の流れと R・W の時間

二次の判定 一次の判定(R・L・W) ① S 15分 ② L 25分 ③ R・W 85分 タイマーは1つ(残り時間を画面右上に表示) R・W の内訳 下の数字=残り時間 10分 10分 20分 15分 20分 10分 大問1 大問2 大問3 要約 英作文 見直し 85 75 65 45 35 30 10 0 W=要約15分+英作文20分 遅くとも残り35分で W へ(R の途中でも)
横幅=時間。R・W は85分で共通のタイマー
変わらないこと

問題形式・難易度・級の認定・合格証明書・CSEスコアの尺度は従来型と同じ(公式)。合格基準も一次1520・二次460で共通。つまり勉強の中身は変えなくていい。変えるのは画面と録音への慣れだけ。

持ち物(ここで失格にならない)

①印刷した受験票(受験者マイページからダウンロードしA4で印刷。モノクロ可。スマホの画面は無効)②顔写真付き身分証明書(有効期限内の原本で、受験票の氏名と一致。コピー・スマホ画面・電子学生証は不可)。身分証を忘れても受験票があれば受けられるが、試験の翌々日 午前9時30分までに画像をアップロードしないと認証失格(成績無効)。両方とも無いと受験できない。筆記用具は会場で貸与されるので持って行かなくてよい。

当日の流れ6

  1. 1
    受付・本人確認受験票と身分証を出す。受付時刻は時間帯ごとに決まっているので受験票で確認。
  2. 2
    荷物を預けて着席置き場所・机に出せる物は会場の指示どおり。携帯電話などは電源を切る。
  3. 3
    ヘッドセット・マイクの確認音が聞こえるか、声を拾うか。おかしければ、この時点で手を挙げて係員へ。
  4. 4
    スピーキング(15分)画面の指示に従って録音。時間が来ると自動で次へ進む。
  5. 5
    リスニング(25分)ヘッドセットで聞き、画面でクリック。最後の問題の解答時間が終わると終了。
  6. 6
    リーディング・ライティング(85分)残り時間は画面右上にまとめて表示。時間内なら見直し・訂正ができる。

録音スピーキングの鉄則7

問題の形は面接と同じ(音読→No.1〜No.4)。違うのは相手が画面とマイクであること。

  1. 1録音中の表示を見てから話す
    マイクのアイコンが録音中のしるし。早く話し始めると最初の語が残らないおそれがある。
  2. 2結論を最初の1文で
    時間が来ると自動で次へ進み、途中でも切れる。Yes. / I agree. と理由の1文目を先に言っておけば、答えの核は残る。
  3. 3沈黙もそのまま録音される
    考える間も Let me see. / Well, と声を出す。無音が続くと、話す意欲が伝わらない。
  4. 4ふだんより少し大きく、はっきり
    録音には声しか残らない。表情やジェスチャーは伝わらないので、語尾まではっきり言い切る。
  5. 5Yes / No の質問は即答
    答えないと面接委員の動画が再生し直されるが、回数に限りがある(体験版の案内)。考えるより先に Yes. か No. を言う。
  6. 6周りの声は気にしない
    同じ部屋のほかの受験者の声が聞こえることもある。ヘッドセットを耳に当て直し、自分の画面だけに集中。
  7. 7終わった問題は忘れる
    途中で切れても戻れない。深呼吸1回で次の問題に切り替える。失敗を引きずる方が失点が大きい。

R・Wの時間配分(残り時間の表示で見る)

R・Wは85分で共通。表示がこの数字になったら次へ進む。

パート使う時間次へ進む残り時間
大問1 短文の語句空所補充(17問)10分残り75分
大問2 長文の語句空所補充(6問)10分残り65分
大問3 長文の内容一致選択(8問)20分残り45分
4 英文要約(45〜55語)15分残り30分
5 英作文(80〜100語)20分残り10分
見直し10分終了

画面で解くコツ5

  1. 1迷ったら仮クリックで先へ
    時間内なら見直し・訂正ができる(公式)。空欄で進まず、仮の答えを選んでから次へ。
  2. 2メモ用紙を使い切る
    画面には書き込めない。大問3の設問の要点、要約の段落メモ、英作文の理由2つはメモ用紙に。持ち帰れないので書き写しは不要。
  3. 3長文は指で追えない分、段落で区切る
    画面の長文は今どこを読んでいるか見失いやすい。段落ごとに「一言の要点」をメモしてから設問へ。
  4. 4残り45分でWへ
    Rに使いすぎると、そのぶんWの時間が消える。残り45分(遅くとも35分)の表示が見えたら、Rの途中でも仮クリックしてWへ。
  5. 5画面の行き来は体験版で確認
    RとWの画面をどう移動するかは公式FAQに書かれていない。体験版で操作を確かめ、解く順番を決めておく。

ライティング:筆記型かタイピング型か

申込時に選ぶ(申込期間中なら変更できる)。受験票に表示される。

筆記型タイピング型
書き方画面の問題を読み、解答用紙に手書き画面の問題を読み、キーボードで入力
向いている人手書きで練習してきた人英文を打ち慣れていて、書き直しを多くする人
目安ふだんの手書きのペース公式FAQは1分間に30文字打てれば支障なしとしている
注意画面と用紙を目が往復する。写し間違い・行の飛ばしに注意キーボードの持込み・配列設定の変更は不可。記号の位置を最初に確かめる

S-CBTならではの失敗6

  • ✕受験票をスマホの画面で見せる
    ○A4で印刷して持って行く
    スマホの画面での提示は無効(公式)
  • ✕使い慣れたシャープペンシルを机に出す
    ○会場で貸与される筆記用具を使う
    持参した筆記用具は持ち込めない・使えない
  • ✕マイクテストを小声で済ませる
    ○本番と同じ声の大きさで確かめる
    小声だと本番の声量とのずれに気づけない
  • ✕自動のつづり修正を当てにする
    ○自信のない語は確実に書ける語に言い換える
    スペルミスは語彙・文法の減点になる
  • ✕タイピングで don't を気軽に打つ
    ○do not のように短縮しない形で書く
    短縮形も誤りではないが、改まった答案では短縮しない形が無難
  • ✕キーボードの不調を自分で直そうとする
    ○手を挙げて係員を呼ぶ
    入力・配列設定の変更はできない

知っておくと得する決まり3

  1. 1一次免除が従来型でも使える
    S-CBTで一次に合格すると一次試験免除の資格が付き、従来型・S-Interviewにも使える。期限は取得した検定回から翌年度の同一検定回まで。使うには申込時に免除申請が必要。
  2. 2回数は同一検定回で3回まで
    同じ級は同一検定回で3回まで申し込める。欠席・棄権も回数に数えられるので、日程はよく考えて入れる。
  3. 3証明書に顔写真が入る
    S-CBTの証明書には顔写真が載る(従来型には無い)。どちらも英検の証明書として使える(公式FAQ)。
体験版は「操作の確認用」

公式の体験版(eiken.or.jp/s-cbt/demo/)は、スピーキングが3級、L・R・Wが準2級レベル。スピーキングは録音に対応しておらず、画面・機能も本番と一部異なる。問題の練習ではなく、クリック・画面の移動・残り時間の見え方・タイピング画面を確かめるために使う。パソコン(Chrome)とイヤホンを用意する。

なぜ操作に慣れると点が上がる?

頭が一度に処理できる量には限りがある(Baddeley & Hitch 1974)。画面の操作に迷うと、その分だけ英語に使う余裕が減る(認知負荷理論:Sweller 1988)。操作を先に体で覚えておけば、本番は英語だけに頭を使える。

確認テスト

  1. 1
    S-CBTの試験の順番は?
  2. 2
    2026年4月以降、S-CBTの筆記用具は?
  3. 3
    このシートの配分では、2級S-CBTで「残り45分」と表示されたら取りかかるのは?
  4. 4
    受験票の正しい持って行き方は?
  5. 5
    S-CBTのスピーキングが採点されて二次の判定に使われるのは?

参考にした資料

S-CBT 2級を一覧にまとめ、A4 3枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。

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