記憶フック:make up =「無い状態から作り上げる」。顔・話・埋め合わせ・仲直り・構成——全部この一言で。
なぜこの意味になるのか
make は「作る」、up は「完成の方へ・すっかり」。up は「上へ」だけでなく「〜し切る」の完成のマーカーでもあります(eat up=食べ切る、fill up=満たし切る)。だから make up は「作り切って一つの形にする」。顔を仕上げるのが化粧、話を仕上げるのがでっち上げ、欠損を仕上げるのが埋め合わせ——芯は動いていないのです。
使うときの注意・使い分け
意味が5つ以上あるように見えますが、「無いところに作り上げる」という一本の芯で全部つながっています。①顔を作る、②話を作る、③欠けた分を作る、④壊れた関係を作り直す、⑤全体を作っている。入試では make up for(〜を埋め合わせる)と be made up of(〜で構成されている)が二大頻出です。
例文で確かめる
I'll make up for the time I missed by working this weekend.
休んだ時間は今週末働いて埋め合わせます。
Women make up nearly half of the workforce in this company.
この会社の従業員のほぼ半分は女性が占めている。
発音・リズム
make UP と up に強勢。ただし名詞の makeup(化粧・構成)は前寄りに MAKE-up。動詞は後ろ・名詞は前という英語のアクセント規則の代表例です。
こぼれ話
make-up class は「補講」——授業を1回休んだぶんを「作り足す」授業。海外の大学のシラバスに頻出する語なので、留学準備で覚えておくと得。ちなみに「メイクアップした顔」の意味で makeup を数えられる名詞のように a makeup とは言えません。無冠詞・不可算です。
似た表現・反対の表現
- 似た意味
- compensate forinventreconcileconstitute
- 反対の意味
- break up