TED-Ed✓ 視聴済4:59🎓 1日20分の動画練習を、入試の長文・リスニング・英作文につなげる
予想する・区切る・メモする・まねる・書く。毎日の5ステップが、本番のどこで効くかを表で
30秒でわかる
- できるようになること
- 動画で毎日やる5ステップが、入試のどの力につながるかが分かります。過去問の時間は削らずに、動画を補助として足せるようになります。
- 入試ではここに効く
- 共通テストのリーディング(話の流れ・要点)とリスニング(まとまった音声)、二次・私大の長文読解・要約・自由英作文の土台に効きます。特定の大学・年度の対策ではなく、どの大学にも共通する力を支えるものです。
- こんな人に
- 受験生で、動画の練習が入試に役立つのか不安な人に。
今日やること20分
TED-Ed✓ 視聴済4:59約5分で、入試でも扱われやすい環境・エネルギーの話題の入口になります。図とナレーションで進むので、理系の話でも映像が助けてくれます。
▶ この動画でミッションやってみた例:ミッション5ステップ × 入試のどこに効くか
サイトの基本「ミッション(5ステップ)」は、そのまま入試の力に対応しています。毎日のどの作業が、本番のどこで使えるのかを表にしました。
| ミッションのステップ | そこで鍛えている力 | 入試で使う場面(一般的な形式) |
|---|---|---|
| ① 観る前に予想する | 題名から内容を予想する力・背景知識を呼び出す力 | 共通テストのリスニングで設問や図を先に見る/長文の第1段落から全体を予想する |
| ② 日本語字幕で観る(話を区切る) | 話の流れをつかみ、段落ごとの要旨を一言にする力 | 共通テストのリーディングの話の流れ・要点の問題/二次・私大の内容一致・要約 |
| ③ 英語字幕で観て、使える表現を3つメモ | 話題の単語と、話の流れを示す表現(however, for example など) | 長文の空所補充・文整序/英作文で使える表現のストック |
| ④ 好きな30秒を声に出してまねる | 音のつながり・速さに慣れる力 | 共通テストのリスニング全般(速さへの慣れ、聞き取れる語が増える) |
| ⑤ 英語で1〜3文書く | 主張を短くまとめる力・意見を理由つきで書く力 | 二次・私大の英文要約・自由英作文の下書き力 |
1日約20分の実例(受験生・平日・約5分のTED-Ed)
- 予想(①)1分
題名「ソーラーパネルの仕組み」から、予想した語 sun / electricity / energy をメモ。
- 日本語字幕で観て3コマ(②)6分
「問い→仕組み→まとめ」のように3つに区切り、10字以内の見出しをつける。
- 英語字幕で5つ(③)5分
話題の単語3つ+流れの表現2つ。フレーズ帳に自分の例文つきで。
- 好きな30秒をまねる(④)4分
仕組みを説明している30秒を選び、英語字幕を見ながら3回まねる。
- 英語で3文(⑤)5分
主張1文+意見1文+理由1文。下の見本を参考に、自分の言葉で。
⑤で書いた3文の見本(原田英語のオリジナル)
④(好きな30秒を声に出してまねる)は、リスニングが苦手な人に特に効きます。②と③を少し短くすれば、5ステップ全部で約20分に収まります。時間がない日は①②だけにして、③〜⑤は次の日に同じ動画で。やり方はシャドーイングへ。
よくあるつまずき
動画を観れば、入試英語は大丈夫ですか?
観た動画の内容が入試に出ますか?
受験勉強が忙しくて時間がありません。
TED(長い)とTED-Ed(短い)、どちらを優先?
どのテーマから始めればいいですか?
特定の大学の対策になりますか?
もっとくわしく
気になる所だけ開けばOK。
動画と入試の相性がいい3つの理由初級
最初に大事なお断り。動画を観れば受かる、という話ではありません。 言いたいのは、入試英語で問われやすい力と、動画の練習で自然に鍛えられる力が近い、ということです。近さは3つあります。
理由1:話題が「現代的なテーマ」と重なる
入試の長文やリスニングでは、環境・科学技術・医療・教育・言語・心理といった現代的で論説的なテーマが扱われやすい、と一般に言われます。TEDとTED-Edは、まさにそうした話題を専門家が一般向けに話す場です。観るだけで背景知識の貯金ができます。知っている話題なら、分からない単語があっても文脈で補えて、読む速さも安心感も変わります。
理由2:「主張→根拠→反論への目配り」に慣れる
入試の論説文や英作文の課題文には、たいてい筆者の主張があり、それを支える根拠(例・データ・理由)があり、ときに「こう考える人もいる」という反論への目配りがあります。TEDの話し手は、これを10〜20分で実演してくれます。読むのではなく耳と目で体験するので、論の運びが感覚として身につきます。TED-Edの5分アニメは、それを短く縮めた見本です。
理由3:まとまった音声に慣れる
リスニングで疲れる理由の1つは、長く続く1つの話を聞き続ける負担です。短い会話は聞けるのに、説明や講義になると頭が真っ白になる人は少なくありません。TED-Edは約5分、1人が1つのテーマを順序立てて説明する音声で、まとまった説明を聞く入門に向いています。
| 段階 | 教材 | 長さ | ねらい |
|---|---|---|---|
| 入門 | TED-Ed | 約4〜6分 | 1つの話を最後まで聞き切る |
| ふつう | TEDx・短めのTED | 約10〜15分 | 話の展開を見失わない |
| 挑戦 | TED | 約15〜20分 | 語彙と論の運びに慣れる |
「この動画が出る」と考えて動画を選ぶのはやめましょう。入試について言えるのは「この話題は出やすい」「慣れておくと有利」まで。動画で見た内容がそのまま出題される、という期待はしないでください。
長文読解につなげる:話題の知識と論の型を先に入れる中級
長文がスラスラ読める人は、単語や文法だけでなく、話の展開を予想しながら読んでいます。動画でその予想力を鍛えるのが、ミッション②で話を区切る作業です。
- 観る前に論点を予想1分
題名から「賛成・反対どちらの立場か」「問題を出すのか、解決策を出すのか」を予想。長文の第1段落から全体を予想する練習になります。
- 日本語字幕で観て、3〜5コマに区切る動画の長さ+3分
「始まり→問題→答え→理由→最後のひとこと」などで区切り、日本語で一言。段落ごとの要旨を作るのと同じ作業です。
- 英語字幕で、論理をつなぐ表現に印8分
however / for example / as a result のように、向きを変える・例を出す・結論に向かう合図を見つけます。空所補充や文整序で、その感覚が使えます。
- 話題の単語を5つフレーズ帳へ3分
入試テーマ別の語彙と照らし合わせ、新しく出会った語を5つ。単語帳と重なったら、自分で例文を作って定着させます。
論の運びを示す、よくある表現(読む目印にも、書く部品にも)
長い話で論の運びに慣れる3本(教育・言語・脳)
TED✓ 視聴済20:04学校は、創造性を殺しているのか?
TED✓ 視聴済14:13話す言葉が変わると、世界の見え方も変わる?
TED✓ 視聴済11:05大人になっても、脳の細胞は増やせる?
上の3本は10〜20分のTEDです。時間のある週末などに、③を最初の5分だけにして使います。全部を理解しようとせず、主張はどこで出たか、それを何で支えたかの2点だけを追います。慣れてから挑戦してください。
リスニングにつなげる:まとまった音声を最後まで聞く中級
共通テストのリスニングには、ある程度まとまった長さの説明や講義を聞いて要点をつかむ問題があります。TED-Ed(約5分)は、導入から結論まで整理して話す構成なので、「今どの部分を聞いているか」を意識する練習にちょうどいい入門です。
- 1回目: 何の話か、主張が1文で言えるかだけ確認。
- 2回目: 字幕なしで、キーワードだけメモしながら聞く。全部聞き取ろうとしない。
- 3回目: 聞き取れなかった30〜60秒を、0.75倍→ふつうの速さで。1〜2文を書き取る。
- 仕上げ: 「話し手が言いたかったこと」を日本語で1行、英語で1文。
ミッション①で予想してから観ると、「何を聞き取るか」を決めて聞く習慣がつきます。入試のリスニングでも、設問に先に目を通すことが役立つとよく言われます。動画でも同じ練習ができます。
耳と単語を鍛える、約5分の入門2本(言語・考える力)
TED-Ed✓ 視聴済5:042つの言葉を話す脳は、なにがすごい?
TED-Ed✓ 視聴済4:30批判的思考力を高める5つのコツ
要約・自由英作文につなげる:意見の型をためる中級
自由英作文が苦手な人の多くは、英語が出ないというより、何をどの順で書くかで止まっています。TEDの話し手は「主張→理由→具体例→まとめ」を自然に話してくれます。この型を自分の意見に転用します。
| 立場 | 型(一般的な運び) | 書き出しの例 |
|---|---|---|
| 賛成 | 主張→理由→具体例→まとめ | I agree that ... because ... For example, ... |
| 反対 | 主張→理由→反対意見への一言→まとめ | I disagree with ... First, ... Some people say ..., but ... |
| 条件つき賛成 | 賛成の理由→ただし条件→まとめ | I support ... as long as ... However, ... |
自由英作文で使える、意見の運びの表現
動画を観たら「賛成/反対/条件つき賛成」のどれで答えるかを決め、理由を1つ書きます。慣れたら「反対意見を1つ想像して、それに答える」まで足します。これがそのまま自由英作文の骨組みです。毎日続けると、書き出しで止まる時間が少しずつ短くなります。
要約の練習は要約道場に、オリジナル英文と模範要約つきの問題があります。動画から自由英作文を書く具体的な手順は観た動画を材料に自由英作文を書くへ。書いたものは学校や塾の先生に見てもらうか、AI採点ツール「かんたん採点くん」で確かめられます。
15の入試テーマと、観るときの切り口中級
入試テーマ一覧には、15のテーマごとに背景知識・論点・よく使われる語彙・関連動画をまとめています。下の表は、各テーマを観るときの切り口です(特定の出題を示すものではなく、原田英語の見立てです)。
| テーマ | 入試で扱われやすい形(一般論) | 観るときの切り口 |
|---|---|---|
| 環境・気候・エネルギー | 原因と対策、便利さと負担の比較 | 対策に賛成か、負担は誰が持つかを意見にする |
| AI・テクノロジー | 技術の利点と心配、生活・仕事への影響 | 便利さと危うさを1文ずつ書く |
| 医療・健康・生命科学 | 研究結果の読み取り、生活習慣と健康 | 原因と結果をつなぐ表現をメモする |
| 脳・心理・行動 | 記憶・習慣・やる気の仕組み | 「実験→結果→分かること」の運びに注目 |
| 教育・学習・子ども | 学び方、学校のあり方、子どもの成長 | 自分の経験を具体例にして意見を書く |
| 言語・コミュニケーション | 言語と思考、バイリンガル、伝え方 | 言葉と考え方の関係を自分の言葉で説明 |
| 科学・宇宙・数理 | 仮説と検証、理系の説明文 | 「なぜ?」に答える説明の型を見つける |
| 経済・格差・働き方 | 格差・労働・消費の課題 | データを使う議論の表現に注目 |
| ジェンダー・多様性・人権 | 多様性と公平さ、人権 | 立場の違う意見を紹介する表現をメモする |
| 文化・歴史・異文化理解 | 文化の違い、グローバル化、歴史の見方 | 「1つの見方だけでは足りない」という展開 |
| 哲学・倫理・思考 | 倫理のジレンマ、批判的思考 | 賛否を整理する型をまねる |
| 食・農業・水資源 | 食料・水・持続可能性 | 現状→課題→解決策の運びを追う |
| 都市・交通・災害 | 都市問題、防災、インフラ | 対策と、その限界を一緒に書く |
| アート・創造性・メディア | 創造性、メディアと社会 | 抽象的な話を具体例に落とす練習 |
| 生物・進化・生態系 | 進化・生態系・動物の行動 | 説明文の構成(現象→仕組み→意味)を見る |
テーマの選び方の目安は、入試予想の解説も参考にしてください。これは原田英語の予想で、実際の出題を保証するものではありません。観る前にそのテーマの語彙を5個眺めておくと、耳に入る量がぐっと増えます。
過去問との時間配分:時期別・1週間の例中級
受験生にとって時間はいちばん貴重です。動画のために過去問の時間を削ってはいけません。 以下は、過去問・単語・文法を主役に、動画を補助として足す例です。学校や塾の計画に合わせて調整してください。
| 時期 | 主役(過去問・単語・文法) | 動画の使い方 | ねらい |
|---|---|---|---|
| 基礎固め期 | 単語・文法・精読を中心に | TED-Edを1日1本。忙しい日は①②だけ(約10分)でよく、③〜⑤は翌日に同じ動画で | 英語を好きなまま続ける。日本語字幕で楽しむ中心 |
| 演習期 | 長文・リスニング演習を増やす | 1日1本・約20分。1週間同じテーマで、週末は10分以上のTEDを1本(約30分) | 話題の知識と耳の底上げ。英語字幕中心 |
| 過去問期 | 過去問演習と復習が中心 | 1日1本。苦手テーマを選ぶ。忙しい日は①②だけ(③〜⑤は翌日)でよい | 苦手テーマの背景知識と意見の型を補う |
| 直前期 | 過去問の見直し・弱点補強 | 1日10分、好きな1本を字幕なしで流す | 耳のウォームアップ。気持ちを落ち着かせる |
1週間の例(演習期・動画は1日1本。平日約20分、土曜約30分)
| 曜日 | 過去問・単語・文法 | 動画(1日1本) |
|---|---|---|
| 月 | 長文演習 | テーマを決めて語彙を5個眺める。TED-Ed 1本で5ステップ |
| 火 | 文法・単語 | 同じテーマのTED-Ed 1本で5ステップ。③の表現をフレーズ帳へ |
| 水 | リスニング演習 | TED-Ed 1本で5ステップ。余裕があれば30〜60秒を書き取る |
| 木 | 長文演習 | 同じテーマのTED-Ed 1本で5ステップ |
| 金 | 英作文・弱点補強 | TED-Ed 1本で5ステップ。⑤は「主張1文+意見と理由」 |
| 土 | 過去問1セット | TED(10〜20分)を1本、約30分。③は最初の5分だけでよい。話を3〜5コマに区切る |
| 日 | 復習・休み | 動画は休み。フレーズ帳の見直し10分と、週のふり返り |
毎日のメニューを決めるのが面倒なら、入試コース30日のミッションに乗るのがいちばん簡単です。計画づくりには学習プランナーも使えます。受験全体の進め方は大学受験生向けガイドへ。
過去問と動画を組み合わせる小技
- 過去問のテーマを先取り: 演習の前日に、同じテーマの動画を日本語字幕で観ておく。背景知識として効きます。
- 読めなかった長文を補う: 内容が分からなかった長文は、同じテーマのTED-Edでイメージを作ってから読み直す。
- リスニングの復習に: 過去問でつまずいたら、同じくらいの速さのTED-Edで、0.75倍→ふつうの速さで短く声に出してまねる。
- 英作文の下書きを毎日: 意見と理由を1文ずつ毎日書く。過去問の英作文のテーマが来たら、その型を組み合わせる。
- やらない日を作る: 模試の前日や体調の悪い日は休む。無理して続けるより、寝るほうが大事です。
英検・TOEIC・IELTSへの活かし方上級
動画は試験対策の教材ではありません。ただ、資格試験で問われる「聞く・読む・話す・書く」を、生きた英語で支えることはできます。形式や採点は変わることがあるので、最新の情報は必ず各試験の公式サイトで確認してください。
| 試験 | 動画が役立つ場面 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| 英検 | まとまった英文のリスニング、面接で意見を言う練習、意見を書くライティング | TED-Edで単語と要旨をつかむ。⑤の「意見1文+理由」を面接の練習にも使う |
| TOEIC L&R | 音の速さに慣れる、語彙の幅を広げる | 話し方・仕事系のTEDを10〜15分。試験は日常・ビジネス寄りなので専用教材との併用が前提 |
| IELTS | 講義形式のリスニング、話し慣れ、意見文の型 | TEDで話の運びをまね、1〜2分の話を録音して聞き直す。意見文の型はフレーズ帳で |
| 留学・ゼミ発表 | 自分の意見を根拠つきで話す力 | プレゼンの視点で観て、1分→3分→5分の「自分のスピーチ」を作る |
試験対策には公式の問題集や模試が欠かせません。動画はその合間に、楽しみながら聞く・読む・話す力と、話題の知識・語彙の幅を広げるものです。スコアを保証するものではありません。